タイムコップ 82点

タイムコップ

1994年公開のアメリカ合衆国の映画。マイク・リチャードソンによる同名小説を原作としたタイムトラベルSFアクション映画。近未来(2004年)のワシントンD.C.を舞台に、タイムトラベルを悪用し、過去に戻り世界を支配しようともくろむ集団と時間の秩序を守る“タイムコップ”との戦いを描く。『2010年』のP・ハイアムズが、ビジュアル・コンサルタントに『ブレードランナー』のシド・ミードを招き、当時、最新のCGを駆使して描いた作品のひとつである。

タイムコップ 映画批評・備忘録



タイムコップ(原題:Timecop)

脚本:34点
演技・演出:16点
撮影・美術:16点
編集:8点
音響・音楽:8点
合計82点


 公開当時、今作でヌードを披露し、第21回サターン助演女優賞を受賞したミア・サラとヴァン・ダムとの濡れ場シーンは絶賛されました。どっちも肉体が美しいんで芸術的だと思いました。今作は『ユニバーサル・ソルジャー』に続くヴァン・ダムの知名度を世界的に押し上げた作品で、彼の代表作の一つとなりました。『2001年』の続編『2010年』で賛否の評価があった監督のピーター・ハイアムズにとっても今作がキャリアハイの作品となっています。
 タイムスリップが題材でヴァン・ダムが演じるのは時空警察官という役どころは、漫画的だし特撮ヒーロー系の匂いがプンプンしてきますが、娯楽作品なので細かいSF設定は気にせず、突っ込まず楽しみたいものです。
 SF設定が重視された今作品の結末と全く異なったタイムスリップ(トラベル)が題材の『タイムマシン』を思い出しました。僕は今作のラストの方が好きかな。


タイムコップ あらすじ


2004年、人類は“過去にだけ戻れるタイムマシン”の開発に成功した。しかし同時に、その成功は金塊を運ぶルートを知って待ち伏せしたり、未来に上昇する株を買い占めたりと株価の操作が出来てしまうなど、悪人による時空を越えた犯罪の発生をも意味していた。そこで政府や議会は、マッコム上院議員率いる極秘組織としてTEC(時空管理委員会)を結成し、その下部組織として時空犯罪捜査官タイムコップを捜査機関とし大きな予算をあてがった。

捜査官の一人であるマックス・ウォーカーは、妻のメリッサと公私ともに幸せな生活を送っていたが、ある夜、欠員の代理勤務として緊急の呼び出しを受けた。マックスが出勤のため家を出た直後、謎の暴漢に襲われ一時的に気絶、覚めるまでに妻もろとも自宅が爆破されてしまった。マックスはなぜ襲われたのか、かつて自分が逮捕した時空犯罪人やその背後の黒幕の関係性を疑い、必ず捕まえてみせると誓う。

その黒幕は、善人の顔から凶暴な人格を兼ねそろえた驚くべき人物であり、壮大な目標を持ち、犯罪組織は個人では太刀打ちできそうにもない程に幅広く強大であった。負けそうになりつつも踏みとどまるマックスは、事件解決と共に殺害された妻を含めた全てが好転し変わる筈だと期待して、タイムマシンを駆使し知恵を使って戦う。ただ私欲では使用していけないタイムマシンゆえ、彼自身が犯罪者として追われることにもなった。

タイムコップ スタッフ


監督:ピーター・ハイアムズ
脚本:マーク・ヴァーヘイデン
原案:マイク・リチャードソン,マーク・ヴァーヘイデン
原作:マイク・リチャードソン,マーク・ヴァーヘイデン
製作:サム・ライミ,モシュ・ディアマント,ロバート・タパート
製作総指揮:マイク・リチャードソン
音楽:マーク・アイシャム
主題歌:スミザリーンズ「タイム・ウォント・レット・ミー」
撮影:ピーター・ハイアムズ
編集:スティーヴン・ケンパー
配給:パラマウント映画,UIP

タイムコップ キャスト


ジャン=クロード・ヴァン・ダム
ロン・シルヴァー
ミア・サラ
グロリア・ルーベン
ブルース・マッギル
スコット・ベリス
ジェイソン・ションビング
スコット・ローレンス
ショーン・オバーン
ケネス・ウェルシュ
マルコム・スチュワート

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