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血と砂|アンダルシア地方を舞台に、スペインの人々が対峙する“光と影”を、闘牛を通して鮮やかに映し出したドラマ

映画 血と砂
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血と砂(ちとすな)は、1989年公開のスペイン映画。アンダルシア地方を舞台に、スペインの人々が対峙する“光と影”を、闘牛を通して鮮やかに映し出したドラマ。シャロン・ストーンの大胆なSEXシーンが注目を集め、後の作品である『氷の微笑』に抜擢されます。ヴィセンテ・ブラスコ・イバニェスの小説『血と砂』を’1922年、’1941年に続く3度目の映画化。

血と砂 映画批評・評価・考察


血と砂(英題:BLOOD AND SAND)

脚本:15点
演技・演出:11点
撮影・美術:12点
編集:6点
音響・音楽:6点
合計50点

いわゆるリメイク作でもある今作だけど、過去の作品と違いエロスに特化したものとなっていて、日活ロマンポルノみたいな映画になっています。シャロン・ストーンが出演している映画で一番エロいのがこの作品だと個人的には思います。シャロン・ストーンが大好きな人には至高の作品です。野外プレイとか相当エロいです!やばいです!英雄色を好むで暇さえあれば、セックスしている感じです。さすがエロリエッタ監督です。

この頃のシャロン・ストーンは、スペインやイタリアといったヨーロッパの映画に出演していて、露出も多めです。デビュー時にはなかった魔性のような魅力はこの頃に培ったような変化が見えます。

血と砂 あらすじ(ネタバレ)

ホアン・ガイヤルド(クリストファー・ライデル)の人生の目的は、闘牛士になること。母親の反対を押し切って家を飛び出したホアンは、自分の無謀な行為のために、親友のチリパを死なせてしまう。放浪するうちに、ホアンは、貴族のドンナ・ソル(シャロン・ストーン)に出会う。美しく傲慢なドンナは、ホアンを挑発したあげくに冷たく放り出した。ドンナの仕打ちにホアンは決心を固め、正式に闘牛を学ぶために、恋人のカルメン(アナ・トレント)を残して故郷を後にする。ヘレスの闘牛士ナシオナル(アルベルト・ヴィダール)は、ホアンの才能と勇気を見込んで、闘牛を教えるだけでなく、代理人ドン・ホセ(ホセ・ルイ・ド・ビラロンガ)まで見つけてくれた。ついにホアンは、セビリアで輝かしいデビューを飾り、一気に成功への階段を駆け上って行く。名声と富を手にして故郷に帰ったホアンは、カルメンと結婚した。ある日ホアンはドンナと再会し、人々の忠告にもかかわらず、彼女にのめり込んでいった。2人の関係はやがて知れ渡り、カルメンはホアンの元を去る。罪悪感に苛まれるホアンは酒に溺れ、失敗を繰り返す。友人たちも彼を見捨て、ドンナは、新人の若い闘牛士と浮気を始めた。ついにホアンは酔い潰れて闘牛場に現れ、罵声と嘲笑を浴びる。だが、客席にカルメンの姿を認めた彼は、一瞬生気を取り戻し、猛牛に立ち向かう。が、最後に倒れたのは、牛ではなくホアンだった。カルメンに看取られながら、ホアンは最期の時を迎える。闘牛場では、また新たなヒーローが生まれ、民衆の歓喜の声に応えていた。

血と砂 スタッフ

監督:ザビエル・エロリエッタ
製作:ホセ・フレード
原作:ヴィセンテ・ブラスコ・イバニェス
脚本:ラファエル・アスコナ ,リカルド・フランコ,トマス・フッチ
撮影:アントニオ・リオス
音楽:ヘスス・グルック
製作会社:ホセ・フラデ・プロ
配給:ウエスト・ケープ・コーポレーション

血と砂 キャスト

ホアン・ガヤルド:クリストファー・ライデル
ドンナ・ソル:シャロン・ストーン
カルメン:アナ・トレント
チリッパ:アントニオ・フローレス
Grabato:ギジェルモ・モンテシノス
ナシオナル:アルベルト・ヴィダル
アントニオ:サイモン・アンドリュー
ドン・ホセ:ホセ・ルイス・デ・ヴィラロンガ
マルガリータ・カラホラ

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