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食人族|情け容赦ない残酷描写の連続で見る者を無限地獄に突き落とす映画史上最も悪名高い禁断のバイオレンス・レジェンド

食人族
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食人族は、1980年公開のイタリア映画。人肉を食べる〈食人族〉が生棲するという南米ブラジルとペルーの国境、アマゾンの上流の未開発地に探険に赴いたアメリカ人四人グループが残したショッキングなフィルムと、新たに撮影された原地人の非文明的な行動で構成したという設定のドキュメンタリー調のフィクション。モラルも、常識も、人間性さえも完全無視、情け容赦ない残酷描写の連続で見る者を無限地獄に突き落とす映画史上最も悪名高い禁断のバイオレンス・レジェンド。『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』をはじめとする“ファウンド・フッテージ・モキュメンタリー”映画のルーツにして、イーライ・ロス監督の『グリーン・インフェルノ』の原点。日本では1983年1月に公開され、インパクトの強いCMの影響もあり、大ヒットを記録した。

食人族 映画批評・評価・考察


食人族(原題:Cannibal Holocaust)

脚本:35点
演技・演出:11点
撮影・美術:17点
編集:8点
音響・音楽:6点
合計77点

モラルも、常識も、人間性さえも完全無視、情け容赦ない残酷描写の連続で見る者を無限地獄に突き落とす映画史上最も悪名高い禁断のバイオレンス・レジェンド。『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』をはじめとする“ファウンド・フッテージ・モキュメンタリー”映画のルーツにして、イーライ・ロス監督の『グリーン・インフェルノ』の原点。 鮮烈な映像に痛烈な文明批判を込め、全世界でカルト的人気を誇る鬼才ルッジェロ・デオダートが、持てる狂気のすべてを爆発させて創り上げたイタリア残酷映画の最高傑作!世界各国で上映禁止&フィルム没収、ビデオの発売中止騒動など、40年以上に渡りトラブルと訴訟の数々を巻き起こし、常にセンセーショナルでスキャンダラスな論争を呼び続ける映画史上最大の呪われた問題作が4Kリマスターのクリアな映像と無修正完全版の衝撃とともに奇跡のリバイバル!あなたは今も全く色褪せない衝撃の地獄絵図を正視できるか!?

ちょーちょーちょー胸糞映画。。。。

子供の頃になんとなく見た記憶があったんですが、この度U-NEXT で配信されるということで、しっかり観ました。4K映像になって胸糞具合が増してますね。グリーン・インフェルノの方がまだモラルを感じますしあれはエンタメですね。

 

食人族は相当きつい映画です。ファウンドフッテージの手法としては、今の作品と比べても相当良く出来ています。技術面や構成はすごい才能を感じます。ただ、やってはいけない事をかなりやっている映画なのでよく完全無修正版を公開できたなと。(U-NEXT 恐るべし)
終始、顔をしかめっ面にしながら観てました。気分も悪くなりました。心の底から胸糞だと感じた映画です。

 

 

今作品はU-NEXT で見ました。

 

食人族 あらすじ(ネタバレ)

文明から遠く隔てられた地、南米ブラジルとペルーの国境、アマゾンの上流地域の“グリーン・インフェルノ”(緑の地獄)と呼ばれた土地に、アメリカから女性を含めた四人のグループが探険に向かった。その土地に住むといわれている〈食人族〉の取材が目的だ。ところが四人の消息が途絶え、ニューヨーク大学の人類学者ハロルド・モンロー教授をはじめとする捜査隊が送り出された。

カメラはこのモンロー教授たちの捜査の旅を捉える。アマゾンの奥ヘ進むに従って危険な出来事が頻発する。毒矢を発つヤクモ族。このヤクモ族の男が姦通した妻に復讐するSEX秘儀。そして、“グリーン・インフェルノ”で激しく勢力争いする二つの種族、トリー・ピープル(木族)とスワンプ・ピープル(沼族)。サルの頭蓋骨を割り脳ミソを食べる原住民。部族の少女が白人の男性にレイプされたため、その男をヤリで串刺し、風雨にさらす残忍な死刑現場。モンローたちは、ヤマモモ族の酋長に頼み四人グループが残したフィルムとテープを返してもらった。それを持ち返った教授は、そこに撮されているものを見て改めて戦慄した。

探険隊は、あの食人族に食われてしまったのだ。その恐しいシーンがまざまざとフィルムに収められているのだ。ヤマモモ族の少女をレイプしたことが彼らを怒らすこととなったようだ。集団で白人を捕えると、全裸にし、人肉を切りきざみ、群れをなしてその肉を奪い合い口にする。女性も同様だ。集団でレイプされた後、首を切断され肉を切り切ざまれ無残にも骨を残すだけの姿となってしまった。この残酷なフィルムにモンロー教授は呆然とするばかりだった。

試写を終えた教授は激怒し、フィルムを焼却しろと訴える。……そしてふと呟いた。

「真の野蛮人はどっちなんだ」

食人族 スタッフ

監督:ルッジェロ・デオダート
脚本:ジャンフランコ・クレリチ
製作:ジョヴァンニ・マッシーニ,F・D・チネマトグラフィカ
音楽:リズ・オルトラーニ
撮影:セルジオ・ドフィッツィ
配給:ユナイテッド・アーティスツ,20世紀フォックス

食人族 キャスト

ハロルド・モンロー教授:ロバート・カーマン
行方不明になった4人を調べるため仲間と共に現地に飛び、ヤマモモ族と接触をはたす。そしてガイドのはからいにより、ヤマモモ族や樹族の村人たちと友好関係的に親しくなる。その後、ヤマモモ族の案内により行方不明の4人の白骨死体とカメラを発見する。

フェイ・ダニエルズ:フランチェスカ・チアルディ
ヤマモモ族に直接手出しはしなかったが、アランやジャックのとばっちりによりヤマモモ族の男性にレイプされ、首を切断された後に食い殺されるという悲惨な最期を遂げる。

アラン・イエーツ:ガブリエル・ヨーク
ヤマモモ族の家を燃やし、少女をレイプするなどの悪逆を働くが、最後にヤマモモ族に食い殺されるという末路をたどる。

ジャック・アンダース:ペリー・ピルカネン
アランと同じく、ヤマモモ族の家を燃やし少女をレイプするなどの悪逆を働くが、最後にヤマモモ族に食い殺されるという末路をたどる。

マーク・トマソ:ルカ・ジョルジオ・バルバレスキー
カメラマン。4人の中では最後まで生き残るも、最終的にはヤマモモ族に殺害された。

フェリペ・オカーニャ:ギレルモ
ガイド。ヤマモモ族の村に着く直前、毒蛇に噛まれたためアランに片足を切断されるが、毒が全身に回って死亡する。

チャコ:サルヴァトーレ・ベイジル
モンロー教授に同行している現地ガイドの一人。皮肉屋だが危機回避能力に長ける。

ミゲル:リカルド・フエンテス
モンロー教授に同行している現地ガイドの一人。原住民の習慣に詳しく勇敢な男性。

TVレポーター:エンリコ・パパ

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