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屋敷女|鮮血と絶叫のクリスマス・イブ!妊婦を襲った突然の恐怖を描いたショッキングホラー!!

屋敷女
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屋敷女は、2007年公開のフランス映画。夫を亡くした妊婦と、彼女に襲いかかる謎の女の決死の攻防を描くサイコホラー。元映画記者のアレクサンドル・バスティロが脚本を手掛け、新鋭ジュリアン・モーリーと共同で監督。2021年公開のノーカット完全版は日本公開時は修正、カットされたおぞましい暴力と美しき狂気が描かれる。公開当時、画面が真っ黒になる程の修正を加えられたショッキングな描写は、ホラー映画ファンの間でも長年語り継がれてきた。2016年にはハリウッド・リメイクもされるなど、もはや“伝説”ともいうべき悪名高き傑作の真の姿を見逃すな!

屋敷女 映画批評・評価・考察


屋敷女(原題:À l’intérieur、英題:Inside)

脚本:34点
演技・演出:18点
撮影・美術:19点
編集:8点
音響・音楽:8点
合計87点

映画通のホラー好きの中でも”評判高い”作品です。
僕は観て、これはやばい、やばすぎると思いながら作品に引き込まれました。ただ、スプラッター映画の中でも特にエグい描写なので、耐性のない人は、失神するかトラウマでしばらくうなされるようになるでしょうね。あああ、もう観ない、二度と観ない・・・

2007年に製作・公開され、凄絶な恐怖と戦慄を描いて話題となったフレンチホラー「屋敷女」。日本公開時には修正やカットを余儀なくされました。なぜそうなってしまったのか?ノーカット完全版を観れば理解できます。事前情報なく、耐性のない人がこの映画を観てしまうと後遺症が残るかもしれません。それほどの衝撃のある映画です。

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屋敷女 あらすじ(ネタバレ)

妊娠中のフォト・ジャーナリスト、サラ(アリソン・パラディ)は、その日、自らハンドルを握って車を運転していた。突然衝撃が彼女を襲い車は大破、サラはフロントガラスに頭をぶつけて意識を失う。助手席に乗っていた夫のマチューは即死であった。

4ヶ月後のクリスマス・イブ。サラは一命を取りとめ、奇跡的にお腹の子供も無事で、すでに臨月を迎えていた。産婦人科で検診を終えたサラはひとりで帰宅。心配して電話をかけてきた両親や編集長のジャン・ピエールには強がって気丈に振る舞うが、サラは愛する夫を失った淋しさと悲しみを懸命に耐えていた。

夜も更けた頃、家のドアを何者かがノックする。サラは、電話を貸してほしいという暗い女の声を不審に思い、彼女を追い返そうとするが、女(ベアトリス・ダル)はドアの前から動こうとしない。しかも、女はサラが事故に遭い、夫を亡くしたことまで知っていた。女は裏口に回り、庭の窓を破って侵入しようとする。危険を感じたサラは警察に通報、しかし警察が到着すると女は姿を消していた。警察は家の周囲を調べたが、犯人の証拠は見つからず、夜中にもパトロール担当者が様子を見にくることを告げて帰って行った。サラは家中を施錠、重苦しい不安を抱えながら床につく。

寝入ってしばらくした頃、突然サラに激痛が襲った。サラが目を開けるとベッドの横に女がいる。髪が長く、黒い服を着たその女は大きなハサミを手に、サラに襲いかかってきた。サラは間一髪で攻撃をかわし、全身に傷を負いながら、バスルームへ逃げ込む。理不尽な恐怖に包まれたサラをさらに陣痛が襲った。女はバスルームの扉をハサミで叩き続ける。女はサラの子供を自分のものにするつもりであることを明らかにした。

ジャン・ピエールが到着するが、サラの母親がどのようなものか知らず、サラが母親だという女性の言葉を鵜呑みにする。間もなく、彼女の実母ルイーズが到着し、彼の疑惑を引き起こした。ルイーズは娘の様子を確認するために二階へ向かう。サラはドアを開けるのが犯人だと信じて、ルイーズの首に針を刺して誤って殺害してしまう。その後、ジャン・ピエールは女に残酷に刺されて死亡した。警察が囚人を連れて彼女の様子を調べるために到着する。サラの容姿が分からない警察は、彼女はサラであり、何も問題はないという女の言葉を鵜呑みにする。彼らが立ち去ろうとしたとき、警察はドアに出た女性が妊娠していないことに気づき、家に戻る。警察官の一人は女を逮捕しようとして編み針で刺殺された。2人目はサラを助けようとして後頭部を撃たれた。女は3人目が入ってくるとブレーカーの電源を切り、再び電源を入れるまで待ってから警官を撃ち、囚人の頭を刺した。

サラは女と対峙し、両者はさまざまな家電製品でお互いに怪我を負わせた。サラはエアゾール容器とタバコで女の顔の半分を焼き切ることに成功した。女は逃走し、サラに追い詰められた後、自動車事故のもう一人の運転手は自分であり、胎児を死なせたことを明かす。彼女はサラの赤ちゃんを代わりとして望んでいたのだ。

他に何かが起こる前に、あるいは何かが言われる前に、二人の会話は三人目の警察官の復活によって中断される。警察官は女性に銃で至近距離から撃たれ、一命を取り留めたが、方向感覚を失い、失明していた。彼はサラを襲撃者と混同し、こん棒で彼女の腹を殴り、破水させた。女はサラを助けに来て警官を惨殺する。しかし、サラは階段に横たわり、出産を始めており、赤ちゃんは動けなくなっていた。

サラは子供を救いたい一心で、今は乗り気ではない彼女に当初の意図通りにしてほしいと懇願する。女性は嘆願を黙認し、涙ながらにハサミでサラを帝王切開し、乳児は救われたが、その過程でサラは死亡した。その後、女性は椅子に座って赤ん坊を揺すり始め、赤ん坊は階段で死んでいるサラを魂のこもった目で見つめながら短く泣くのだった。

屋敷女 スタッフ

監督:アレクサンドル・バスティロ,ジュリアン・モーリー
脚本:アレクサンドル・バスティロ
製作:ヴェラーヌ・フレディアニ,フランク・リビエール
音楽:フランソワ・ウード
撮影:ローラン・バレ
編集:バクスター
製作会社:ラ・ファブリック・デ・フィルムズ
配給:ラ・ファブリック・デ・フィルムズ,ディメンション・エクストリーム,トルネード・フィルム,エクストリーム(完全版)

屋敷女 キャスト

サラ:アリソン・パラディ
マチュー:ジャン=バプティスト・タブーラン
医師:クロード・ルーレ
看護師:ドミニク・フロ
ルイーズ:ナタリー・ルーセル
ジャン=ピエール:フランソワ=レジス・マルシャソン
女(侵入者):ベアトリス・ダル
女性警察官:ハイアム・ゼイツウン
警察官1:タハール・ラヒム
警察官2:エマニュエル・グエス
パトロール中の警察官1:リュドヴィック・ベルティロ
パトロール中の警察官2:エマニュエル・ランジ
パトロール中の警察官3:ニコラ・デュヴォシェル
アブデル:エマン・サイディ

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