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激流|休暇は終わった・・・ 荒れ狂う急流を舞台にしたサスペンス・スリラーの傑作!!

映画 激流
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激流(げきりゅう)は、1994年公開のアメリカ合衆国の映画。逃走中の凶悪犯に同道させられ、怒濤さかまく急流下りに挑む一家の危難を描いたアクション・アドベンチャー。ほぼ全編が本物の川でロケーション撮影され、そのダイナミックな自然描写が見どころ。監督はサミュエル・フラーの「ホワイト・ドッグ」などの脚本家を経て、「窓 ベッドルームの女」「バッド・インフルエンス 悪影響」「ゆりかごを揺らす手」と、サスペンスものを得意とする監督となったカーティス・ハンソン。

激流 映画批評・評価・考察


激流(原題:The River Wild)

脚本:34点
演技・演出:19点
撮影・美術:19点
編集:8点
音響・音楽:8点
合計88点

メリル・ストリープのチャレンジ精神が半端ない作品で、これまでの彼女の作品の中では異質であり特別なものでした。これまでアクションを演じてこなかったのが勿体ないと思える素晴らしい演技です。一方、悪役を演じたケヴィン・ベーコンなのですが、今作の悪役っぷりは他の作品よりも上手いし、味があります。CG多様のアクション映画にはないリアルな映像と困難な作業が伴ったであろうカメラワーク凄み。名作です。


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激流 あらすじ(ネタバレ)

ボストンに住むゲイル(メリル・ストリープ)は、息子のローク(ジョセフ・マゼロ)の誕生日のお祝いで、故郷で休暇を過ごすことにした。仕事一途で家庭をかえりみない建築家の夫トム(デイヴィッド・ストラザーン)にゲイルの心は冷えていて離婚を考えている。出迎えた彼女の両親(エリザベス・ホフマン、ヴィクター・H・ギャロウェイ)に幼い娘ウィラ(ステファニー・ソーヤー)を預けて、2人は川下りの準備にかかり、そこで人なつこい青年ウェイド(ケヴィン・ベーコン)に出会う。そこへ仕事を投げ打ってトムが到着するが、父親に反発しているロークは喜ばない。

以前急流下りのガイドをしていたゲイルの先導で、愛犬マギーも加わりブライダル・クリークへの川下りが始まった。ウェイドたちの一行も下り始めた。翌日、ウェイドと友人テリー(ジョン・C・ライリー)が途中の岸で待っており、ガイドのフランクに逃げられて困っていると言うので、ゲイルが案内を引き受ける。途中でボートから落ちて溺れたウェイドをトムが助ける。ウェイドはトムに命の恩人だと礼を言いながら、しがみついた彼をトムが殴ってひき離したことを根に持っていた。

同行するうちにウェイドはその凶暴な正体を現した。彼らは牛の競売場から売上金を強奪して逃走中の身で、フランクも彼らに殺されていた。ボートに不慣れなウェイドは銃でゲイルを脅し、ブライダル・クリークの先までボートで行くことを強要した。そこは“ガントレット”と呼ばれる激流で、18歳の彼女は幸運にも渡ることに成功したが、危険すぎるため現在はボートで行くことは禁止されていた。しかし夫と息子の命には代えられず、ゲイルは承諾する。

途中、岸で一泊した際、トムが銃を奪おうとして失敗し、ウェイドに銃撃される。必死に逃げ延びたトムはマギーと共に陸路を急ぎ、ガントレットに先回りする。目的地を目前にしたゲイルたちのボートに監視員のジョニーが近づくが、ウェイドにあえなく殺された。

落差2km、幅90mの大激流に挑んだゲイルたちは必死にボートを漕ぎ、なんとか抜け出す。そこへ待ち伏せしていたトムの仕掛けた罠でボートが転覆し、ゲイルはオールを振り上げてウェイドを川に突き落とす。彼女は夫の危険を救うため、奪った銃でウェイドを倒した。事件は終わり、一家の絆は強くなった。

激流 スタッフ

監督:カーティス・ハンソン
脚本:デニス・オニール
製作:デヴィッド・フォスター,ローレンス・ターマン
製作総指揮:レイモンド・ハートウィック,イロナ・ハーツバーグ
音楽:ジェリー・ゴールドスミス
撮影:ロバート・エルスウィット
編集:デヴィッド・ブレナー,ジョー・ハッシング
配給:ユニバーサル・ピクチャーズ,UIP

激流 キャスト

ゲイル・ハートマンメリル・ストリープ
主人公。夫婦離婚の危機にある。冷め切った夫婦愛と家庭をなんとかしようと、休暇を計画する。しかし完全に冷め切った家庭に実は疲れ切っていた。凄腕のカヌー乗り。過去にガントレット(大試練)と呼ばれる難所に挑んで仲間を負傷させた辛い経験がトラウマになっている。2児の母である。子供には優しいが芯の強い大人の女性。待ち受ける試練がもとで芯の強さを見せつける。父親と対立するが、やがて夫が自分に冷めていたように見えたのは、自分を愛するがあまりのことからきていたと悟り、和解する。

ウェイドケヴィン・ベーコン
売上金を奪い逃走していた若い青年。ゲイルたちを利用しようと近づいて川を降ろうとする。川を下ることを条件に、ロークたちを人質にとった。優しい人物に見えたが、その凶悪な真の性格をあらわにする。トムに川に溺れたとき殴られた。銃を所持しており、ロークに見せたりよからぬことでロークの心を惹く。ゲイルとトムは、ロークの誕生日のときにロークに大金の金をあっさり渡すところなどを不快に感じるようになり、信用はしなくなった。銃を持っているときは凶悪そのものだったが、銃をゲイルに取られた瞬間、弱気な態度に一変する。ゲイルを尾行したりとストーカーじみた行動がやがて狂気の本性へと変貌していく。

テリージョン・C・ライリー
ウェイドの悪友。腕には刺青をしている。

トム・ハートマンデヴィッド・ストラザーン
いわゆる典型的なサラリーマン。厳格な人物のように見えるが、実は家庭的で家族思い。性格はどちらかというとおだやかで根は優しいが仕事のことになると周囲が見えなくなるタイプ。仕事が忙しく、家族サービスをできていないのが玉に瑕。家族から疎まれており、飼い犬(雌犬のマギー)からも無下にされている。物語の中盤で犬はトムに心を開き、懐くようになる。

ローク・ハートマンジョゼフ・マゼロ
小学生くらいの長男。性格はしっかりしている。家庭を顧みない父に反感を抱いている。ロークに近づいたウェイドに騙される。妹がいる。

ウィラ・ハートマンステファニー・ソーヤー
ロークの妹。妹は祖父母のところにとどまり、川下りには同行はしなかった。

森林監視員 ジョニーベンジャミン・ブラット
かつてゲイルたちが下ろうとしている川を取り締まっていた森林監視員。危険なガントレットの川下りを禁止している。ゲイルたちにガントレットの川下りを見逃して欲しいと言われるが、拒否したためにウェイドによって命を奪われる。

フランクウィリアム・ラッキング
トムの知人。ガイドを務めている。

ゲイルの母エリザベス・ホフマン
家庭が冷め切っていることに疲れきったゲイルを心配している。悩みを打ち明けるゲイルに優しくする一方で、「お前の悩みなんて……そうやって離婚に逃げ込むのかい?」と厳しい言葉で咎めた。

ゲイルの父ヴィクター・ギャロウェイ
言葉を話すことができず、手話をする。

レンジャー:ダイアン・デラーノ
レンジャー:トーマス・F・ダフィ
警官:グレン・モーシャワー
バイオリニスト:ポール・カンテロン

激流 予告編・無料動画


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