2012年制作のアメリカ合衆国・スペイン合作のスリラー映画。30年間の沈黙を破り突如姿を現した伝説の超能力者と、超常現象を暴こうとする科学者たちの息詰まる攻防戦を描く。監督はロドリゴ・コルテス、出演はキリアン・マーフィー、シガニー・ウィーバー、ロバート・デ・ニーロなど。
レッド・ライト 映画批評・備忘録
レッド・ライト(原題:Red Lights)
脚本:28点
演技・演出:16点
撮影・美術:15点
編集:8点
音響・音楽:7点
合計74点
ラストに大どんでん返し?があるものの、その結末が途中で分かってしまう脚本と演出のさじ加減が微妙だったように思います。作品全体としては、途中で結末が読めていたとしても面白い作品でした。傑作に持って行けたかもしれないので、すごくもったいないなぁ~と思います。監督がスペインの鬼才よりも、マーティン・スコセッシだったら。。。どうだったかな?最近のシガニー・ウィーバーってSFやホラーにちょいちょい出てはあっさり死ぬ役が多いんですが、ちゃんと印象残していくのはさすがです。キリアン・マーフィーもロバート・デニーロもいい味だしてるのに、なんでこんな中途半端な作品になってしまったのか。。。海外ドラマ『フルハウス』のミシェル役だったオルセン姉妹の妹であるエリザベス・オルセンも出演しているのも見所です。
レッド・ライト あらすじ
大学で物理学を教えるマーガレット・マシスンと助手のトム・バックリーは、超能力の存在を疑問視する立場からその科学的な解明を行ない、巷で“超能力者”と呼ばれる者たちの嘘を次々と暴いていた。
ある日、40年前に一世を風靡し、その後表舞台から姿を消していた伝説の超能力者、サイモン・シルバーが活動再開を宣言した。トムはマーガレットにサイモンの調査を進言するが、彼女はかつてサイモンと対決して敗れた苦い過去から、トムに自制を求める。しかし、トムは忠告を振り切って、単独でサイモンの調査を始める。
すると、それを境にトムやマーガレットの周囲で不可解な現象が次々と起こり始める。
レッド・ライト スタッフ
監督:ロドリゴ・コルテス
脚本:ロドリゴ・コルテス
製作:ロドリゴ・コルテス,アドリアン・グエラ
製作総指揮:リサ・ウィルソン,シンディ・コーワン
音楽:ビクトル・レイエス
撮影:シャビ・ヒメネス
編集:ロドリゴ・コルテス
製作会社:Nostromo Pictures
配給:ミレニアム・エンターテインメント
レッド・ライト キャスト
トム・バックリー博士:キリアン・マーフィー
マーガレット・マシスン博士:シガニー・ウィーバー
サイモン・シルバー:ロバート・デ・ニーロ
サリー・オーウェン:エリザベス・オルセン
ベン:クレイグ・ロバーツ
ポール・シャクルトン博士:トビー・ジョーンズ
モニカ・ハンセン:ジョエリー・リチャードソン
レオナルド・パラディーノ:レオナルド・スバラグリア
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