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ジュラシック・ワールド|映画予告編・ポスター・キャスト・あらすじ(ネタバレ)批評・考察

ジュラシック・ワールド
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2015年公開のアメリカ合衆国の映画。太古の昔に絶滅した恐竜たちを蘇らせたテーマパークを舞台にしたSFアドベンチャーシリーズ第4弾。新たにオープンしたテーマパーク“ジュラシック・ワールド”で巻き起こる事件を描く。「ジュラシック・パーク」シリーズの第4作目であり、「ジュラシック・ワールド」三部作の第1作目である。

ジュラシック・ワールド 映画批評・備忘録


ジュラシック・ワールド(原題:Jurassic World)

脚本:29点
演技・演出:15点
撮影・美術:20点
編集:9点
音響・音楽:9点
合計82点

旧シリーズの映像技術も凄いものでしたが、今作はさらに進化した素晴らしい映像技術により躍動感・臨場感ある恐竜たちが見られます。ただ、脚本に深みが無く、基本的に1作目の内容を踏襲しているものになります。グロいシーンは無いものの、映像技術とカメラワークのみで怖いと思える臨場感が演出できています。俳優の演技については、このタイプのストーリーや演出だとどうしても大味になってしまうのはやむを得ない感じがします。野性味があって包容力のあるクリス・プラットの演技は個人的に好きです。吹替については、落第とは思いませんが、経験不足を感じ今一つです。


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ジュラシック・ワールド あらすじ(ネタバレ)

イスラ・ヌブラル島で起こった「ジュラシック・パーク」の惨劇から22年後、インジェン社はマスラニ・グローバル社(マスラニ社)に買収され、島はサイモン・マスラニ社長の所有に渡る。マスラニ社は、亡くなったジョン・ハモンドが夢見た恐竜のテーマパークを新たに「ジュラシック・ワールド」として実現させ、今や世界中から毎日二万人の旅行者が訪れる人気の観光施設として成功を収めていた。

パークの運営責任者のクレア・ディアリングは、訪ねてきた甥のザックとグレイに構う間もないほど多忙な日々を送っていた。クレアは二人をアシスタントのザラ・ヤングに任せ、オーナーのサイモンと遺伝子操作によって生み出された新種のハイブリッド恐竜「インドミナス・レックス」について話し合う。サイモンは、インドミナスを飼育するための防壁が適当かどうか、ヴェロキラプトル(ラプトル)の調教師であるオーウェン・グレイディに評価させるよう命じた。

インジェン社の警備部門長であるヴィック・ホスキンスはオーウェンに対して、ラプトルを兵器として軍事利用する話を持ちかけるも一蹴される。その直後、アクシデントにより飼育員の一人が4頭のラプトル(ブルー、デルタ、エコー、チャーリー)が暮らす飼育エリアに落下してしまう。オーウェンは自ら飼育エリアに入ってラプトル達を制し、辛くも飼育員を救い出す。その光景を目の当たりにしたホスキンスは、改めてラプトルを人間の支配下に置くことは現実的であると確信したのであった。

クレアはオーウェンのバンガローを訪れ、マスラニからの要請を伝える。それを受けたオーウェンはクレアと共にインドミナスの飼育エリアに到着したものの、餌が吊るされても何故かインドミナスは姿を現さなかった。不審に思ったクレアが確認するとインドミナスの生体反応が見当たらず、さらにオーウェンの指摘で内部の防壁に真新しい爪痕が残されているのを発見する。クレアは直ちに恐竜が脱走したとの報をパークのコントロール・ルームに連絡。オーウェンと二人の職員も防壁の爪痕を調べるため飼育エリア内に入った。しかし、全てはインドミナス自身が仕掛けた罠であり、最初からインドミナスは外へ逃げ出してはおらず、自らの生体反応を隠蔽し脱走したように見せかけて待ち伏せしていたのであった。クレアはコントロール・ルームからインドミナスが飼育エリア内にいたままだったことを報されるも時すでに遅く、インドミナスは飼育エリア内にいたオーウェンらを襲撃し、職員二人を食い殺して本当に飼育エリア外へ脱走してしまう。

管理棟に戻ったクレアはACU(Asset Containment Unit – 資産管理部隊)を出動させインドミナスの追跡・捕獲作戦を開始。今後のジュラシック・ワールドの目玉ともなろう恐竜を、犠牲者が既に出ているにも関わらず生かして捕獲しようと画策していた。だがインドミナスは自ら剥ぎ取った追跡装置を使った罠と保護色によるカモフラージュで部隊を撹乱し、返り討ちにした。最早インドミナスの捕獲は不可能。この事態を受け、サイモンがインドミナスのDNAを設計したヘンリー・ウー博士を問い詰めた結果、様々な生物のDNAを組み込んだことで、インドミナスには体のカモフラージュや、体表からの赤外線放射を抑制し赤外線カメラを欺く能力など、本来観光客向けではない能力が備わった怪物であることが判明する。

その頃、何も知らないザックとグレイは監視役であるザラの目を盗み彼女の元を離れ、二人きりでパークを満喫していた。インドミナス脱走を受けたクレアの指示によりパークの北半分を閉鎖、来場客全員をパーク中央のメインエリアに避難させる中、「ジャイロスフィア」と呼ばれる操縦式のカプセルで恐竜たちを間近で見るアトラクションに参加していた二人は避難指示とクレアからの電話にも構わず散策を続け、立ち入り禁止の森林エリアでインドミナスの襲撃を受ける。兄弟は滝壺に飛び込んで危機を逃れ、旧ジュラシック・パークのビジターセンターに放置されていた古いジープを修理し、パーク中央への帰還を図る。一方、インドミナスを抹殺する作戦でサイモンは兵士らを同乗させて自らヘリコプターを操縦。発見したインドミナスに空中から攻撃を仕掛けさせる。逃げるインドミナスはそのまま翼竜園のドームへ突進し、ガラス壁を突き破りドーム内部へと侵入する。その結果ドーム内にいた多くのプテラノドンやディモルフォドンなどの翼竜が次々と外へ逃げ出していき、サイモンらの乗るヘリコプターはその翼竜達の襲撃を受けて同乗していた兵士らを殺された挙句、同様にドームのガラス壁を破壊しながら墜落。サイモンもそのヘリコプターと運命を共にする。そしてその事態により、ドーム内の翼竜達が一斉に脱走し始めてしまう。

脱走した翼竜の群れはそのままパークのメインエリアに飛来し、そこに避難していた多くの来場者達やスタッフらを襲い始めたことでパークは大パニックに陥る。ジープでの帰還を果たしたザックとグレイはザラと再び合流したが、ザラはプテラノドンに捕らえられてモササウルスがいる湖に落とされ、二人の目の前でプテラノドン諸共モササウルスに一呑みにされてしまう。そこへ、ザックとグレイを探しに行き同様にインドミナスの襲撃を受けながらも生き延びたオーウェンとクレアが戻って兄弟と再会を果たし、翼竜の群れを掻い潜って管理棟を目指す。管理棟では、パークの実質的指揮権を握ったホスキンスがこの混乱を好機と捉えてインジェン社の兵士を呼び寄せ、ラプトルを兵器として利用する実地テストを兼ね、インドミナスを追う作戦を立てていた。不本意ながらもその作戦に協力することにしたオーウェンは、ラプトル達の頭にカメラを付けて放ち、援軍のインジェン社兵士のチームとともにバイクで後を追う。

そしてオーウェンらはインドミナスを発見するが、ラプトルのDNAをも有していたインドミナスは追ってきたラプトル達と意思疎通して懐柔し追跡部隊を襲うよう仕向けた。兵士が次々とラプトル達に襲われ殺されていく中、インドミナスはジャングルの中へと逃げ一旦は姿を消す。直後にラプトルの一頭チャーリーは隊員の反撃によりロケットランチャーで爆殺され、残りのラプトル三頭の内ブルーがオーウェンと攻防し、デルタとエコーが脱出を図るクレアと兄弟を乗せて走るトラックを襲撃する。追いかけてくるラプトルをどうにか撃退した三人はオーウェンと合流、パークのメインエリアへ戻りインジェン社の遺伝子研究所へ入った。そこで四人は証拠隠滅と逃走を図るホスキンスと鉢合わせする。彼は既に遺伝学者のウーをはじめ、残りの人員全てをインドミナスの受精卵とともに島から脱出させていたのだ。そこで彼は恐竜の兵器転用に使えるのはラプトルだけではなく、インドミナスこそまさに軍隊に変わる新たな生物兵器として利用が可能だと開き直る。しかし突然そこへ侵入してきたデルタがホスキンスを襲い殺害。四人はその隙に研究所から抜け出すもとうとうその出入口でブルーら三頭のラプトルに囲まれてしまう。だがオーウェンはラプトル達に語りかけ、三頭はオーウェンとの絆を思い出し再び彼の味方に付く。そこへインドミナスが現れラプトル達を再び懐柔しようとするがブルーに拒否され、反旗を翻されたと知るやブルーを壁に叩き付ける。オーウェンは銃を手に、残るエコーとデルタ二頭のラプトルと共にインドミナスに立ち向かうが、その圧倒的な強さにデルタとエコーは殺され、オーウェンもザック、グレイと共にインドミナスに追い詰められてしまう。

クレアはインドミナスに対する最後の対抗策として、22年前にパークで暴れたあのティラノサウルス・レックスを飼育エリアから解放、発煙筒でインドミナスの下へ誘導する。相見えた二頭の肉食恐竜は激突し死闘を展開するが、インドミナスの力はティラノサウルスをも凌駕しておりそのまま圧倒。手負いのティラノサウルスにインドミナスがとどめを刺そうとした刹那、意識を回復したブルーが現れインドミナスに飛びかかった。その隙にティラノサウルスは反撃に転じ、ブルーと共にインドミナスに猛攻を仕掛け湖エリアの縁へと追い詰めた。重傷を負いながら尚も二頭に対して闘志を剝き出しにするインドミナスだったが、騒ぎと血の匂いを嗅ぎつけて湖から跳び出してきたモササウルスに喰らい付かれ、水中へと引きずり込まれていったことで戦いは決着。直後にティラノサウルスは目の前のブルーを一瞥したものの襲うことなくその場を後にし、ブルーもまた、オーウェンとの別れを惜しむかのように去っていった。

そしてオーウェンら四人は無事、コスタリカの避難所に到着。ザックとグレイは両親と再会し、オーウェンとクレアの仲も戻る。そして朝を迎えたイスラ・ヌブラル島では、死闘を終え再び自由を取り戻したティラノサウルスが、崩壊し無人となったパークを見下ろしながら王者の如く咆哮を轟かせていた。

ジュラシック・ワールド スタッフ

監督:コリン・トレヴォロウ
脚本:リック・ジャッファ,アマンダ・シルヴァー,デレク・コノリー,コリン・トレヴォロウ
原案:リック・ジャッファ,アマンダ・シルヴァー
原作:キャラクター創造 マイケル・クライトン
製作:フランク・マーシャル,パトリック・クロウリー
製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ,トーマス・タル
音楽:マイケル・ジアッチーノ
撮影:ジョン・シュワルツマン
編集:ケヴィン・スティット
製作会社:ユニバーサル・ピクチャーズ,アンブリン・エンターテインメント,レジェンダリー・ピクチャーズ,ザ・ケネディ/マーシャル・カンパニー
配給:ユニバーサル・ピクチャーズ,東宝東和

ジュラシック・ワールド キャスト

オーウェン・グレイディ:クリス・プラット
「ジュラシック・ワールド」の恐竜監視員・管理人の一人。元海軍の軍人。ヴェロキラプトルの行動を研究し、ブルーらラプトル達を手懐けている。クレアよりずっと低い役職だが、かつて恋人関係にあったため、クレアの言うことを無視することが多い。第1作目で死亡した旧パークの恐竜監視員ロバート・マルドゥーン(第1作目のその後を描いたコミックシリーズではラプトルの攻撃から生還し、その後も活躍している)の役職を引き継いでおり、マルドゥーンと同じ型のジャケットを着用している。恐竜とは対等な生物として敬意を持って接しており、同僚たちだけでなくサイモンからの信頼も厚い。ホスキンスやクレアは恐竜を「生体兵器」や「商品」としか捉えず敬意も見せないが、それに反発している。インドミナスの脱走の際に襲われるも、自身の体臭を車のガソリンで消す咄嗟の機転で生き延び、インドミナスの暴走と殺戮を止めるために奔走し始める。クレアとは張り合いながらも協力し合い、1度はインドミナスに服従させられたラプトル達を再び自らの味方に戻し、インドミナスに立ち向かった。しかし圧倒的な強さを前に苦戦し窮地に追い込まれるが、クレアが最後の切り札として放ったティラノサウルス、ラプトルのブルーに助けられ、九死に一生を得る。インドミナスがモササウルスにより倒された直後、唯一生き残ったブルーを呼び戻すことはせず、静かに逃がした。

クレア・ディアリング:ブライス・ダラス・ハワード
「ジュラシック・ワールド」のパークの管理責任者。インジェン社のコンサルタントや株主資本の募集人等、様々な役職を務めている才女。融通の利かない性格で、恐竜たちのことはビジネスの道具と割り切って無関心である[4]。姉のカレンに観光に来た甥達の世話を頼まれたが、仕事を優先し秘書のザラに世話を押し付けた。インドミナス脱走時もパークの損害を真っ先に心配し、インドミナスの殺処分を主張したオーウェンに反発していた。その後、「暴走した恐竜の破壊行動を止めることより、私の行方不明になった甥たちを探すのが先よ」と警備員たちに命令し、更にジュラシック・ワールドの制御室を放棄し自ら捜索に出た。オーウェンと共に甥達の救出に向かった道中、インドミナスに殺害されたアパトサウルスの最期をオーウェンと共に看取ったことで、命を軽んじた己の愚行を痛感し改心。その後はザックとグレイの捜索に奔走、再会すると空回りながらも二人を必死で守り抜こうとオーウェンと協力した。終盤でのインドミナスとの最終決戦の際は、グレイの機転によりティラノサウルスを解き放つなどをして、勝利への一端を担う事となった。オーウェンとはかつて交際していたが、初デートで互いに辟易して破局している。クレアの前日譚である小説『The Evolution of Claire(クレアの進化)』によると、2004年に19歳の大学生であったクレアは、開園1年前のイスラ・ヌブラル島のジュラシック・ワールドでのインターンの機会を得る。当時、クレアは学生寮で「サリーライド」と名付けたアゴヒゲトカゲのペットを飼っていた。クレアはパークのインターンに就き、細心の注意を払いながら恐竜の生活を改善する事を目指した。ジャイロスフィアのテスト走行にて、クレアは同じインターンを受けていた大学生のジャスティンと同乗した。そこでクレアはジャスティンに好意を持ち、恋に落ちた。イスラ・ソルナ島から恐竜を出荷する際、ヴェロキラプトルによる事故が発生。ジャスティンが逃げ遅れ、亡くなった。その後、長い年月を経てクレアはついに島及びジュラシック・ワールドの頂点に上り詰めたが、同時に動物を愛する初心も失った。

グレイ・ミッチェル:タイ・シンプキンス
クレアの甥。11歳。大の恐竜好きで、パーク内ではよくはしゃいでいる。恐竜やジュラシック・ワールドについて、案内を必要としないほどの詳しい知識を持っている。洞察力に優れており、両親が離婚しようとしていることに気付いて動揺していた。終盤、「インドミナスを倒せない原因は、歯の数が少ないから、もっと多くの歯が必要!」と語り、それを聞いたクレアが歯の多いティラノサウルスを解放して、最後の勝利に導いた。

ザック・ミッチェル:ニック・ロビンソン
クレアの甥で、グレイの兄。16歳。パークのアトラクションにグレイと一緒に歓声を上げたりもするが、恐竜にはあまり興味がなく、いつもスマートフォンを操作している。恋人がいるものの、パークでは度々若い女性観光客に色目を使っていた。ダメと言われたことをやろうとするなど、迷惑な一面もある。車に関して博識であり、インドミナス・レックスに追われた際は旧ジュラシック・パークで使用されていた廃車同然の車を修理し、自ら運転して窮地を脱し、オーウェンを驚かせた。

サイモン・マスラニ:イルファン・カーン
マスラニ・グローバル・グループの設立者で、ジュラシックワールド・パークとインジェン社両方の実質オーナー。自らヘリを操縦して突然パークを訪れる行動派だが、ヘリの操縦免許自体はまだ交付されておらず、操縦はかなり未熟。若く自信家ながら、利益よりも企業倫理を優先する良識や人間的な器量の大きさも持ち合わせるが、それ故に部下に対して必要以上の信頼を寄せ過ぎる傾向がある。1970年代初期に設立されたインドの通信ネットワーク会社マスラニの設立者サンジェイ・マスラニの息子。なお、父サンジェイ・マスラニはジョン・ハモンドの親友でもある。1992年に父親が亡くなった為、父に代わってマスラニ社の後を継いだ。通信ネットワーク以外にもアブダビで石油部門の会社を設立し、石油発掘を始め、世界各国で様々な産業を成功させる。1997年に財政難から再建の道を探っていたインジェン社の買収に乗り出し、交渉の末1年後に買収に成功、同社を傘下にした。2002年からの3年間、「ジュラシック・ワールド」をテーマパークだけではなく、一つの会社として設立・パークの建設を行った。前日譚『The Evolution of Claire』によると、マスラニはイスラ・ソルナ島からイスラ・ヌブラル島に恐竜が運ばれ定住するたびに教育センターの上部でシャンパンテストを開催していたという。作中では脱走したインドミナスを殺処分しようというオーウェンの提案に対し、一度は「巨費を投じたのだから簡単には殺せない」と金銭的な損得勘定で捕獲を命じるが、後にインドミナス開発の裏にあるウーの真意を知ったことで考えを改める。インドミナス掃討作戦には自らヘリ操縦士として兵士ら2名を同乗させて参加するも、インドミナスの策略でドームから脱走した翼竜の群れによりヘリを撃墜され爆死を遂げた。

ヴィック・ホスキンス:ヴィンセント・ドノフリオ
インジェン社の安全と警備を担当するセキュリティ部門幹部。元軍人で、上層部と裏でつながっており、恐竜を生体兵器として軍事利用を画策する野心家。マスラニCEOの死を受け、ジュラシックワールドのセキュリティ部門の行動が無効化した後、代わりにインジェン社の幹部としてジュラシックワールド管理権を行使した。『III』の後、イスラ・ソルナ島から脱出してカナダ上空にやって来た3羽のプテラノドンの掃討を手伝い、その後「ジュラシック・ワールド」建設工事中の労働者の安全の為マスラニに雇われた。ヴェロキラプトルの知能を研究する目的で2012年から開始された「IBRIS計画」を監督。
終盤、ラプトルによるインドミナスの討伐作戦が失敗したため、ウーに密告して研究棟で証拠隠滅を図り逃走を図っていた。そこに避難してきたオーウェンらにインドミナスの兵器としての利用価値を告げていたところをデルタに詰め寄られ、オーウェンの様になだめようとするも伸ばした腕に噛み付かれ惨殺された。その際、デルタに対して「Easy, boy (落ち着け、ボーイ)」と呼びかけており、ラプトル達が雌であることすらも、理解していなかった。

ヘンリー・ウー:B・D・ウォン
一作目にも登場していた「ジュラシック・パーク」の元遺伝子学者。ジュラシック・パーク事件の後の1年後、イスラ・ヌブラル島の恐竜が、どの様に繁殖しているか確認する為、インジェン社のチームと一緒にイスラ・ヌブラル島に同行。その後、様々な種を組み合わせる事で新しい種を造る事が出来ると主張した。サイモン・マスラニはその主張に興味を持ち、マスラニの署名で『The Next Step :An Evolution of God ’s Concepts』という本を出版した。『2』の事件のインジェン社の財政危機の中、絶滅した植物のサンプルを使用して、様々な種を組み合わせた新種の植物カラコシス・ウータニス(Karacosis wutansis、ウー・フラワー)を造り、サイモンを含め世界中から注目を集めた。これがマスラニによるインジェン社買収の契機となり、インジェン社を傘下にした後の2000年、マスラニは彼を昇進させ、「ジュラシック・ワールド」の建設におけるマスラニ・グローバル社(マスラニ社)の重要な遺伝子学者として活躍させることとなった。2014年11月にインジェン社がシベリアに新しく造った「マーテル」と呼ばれる研究所に彼は勤めた。「マーテル」の計画は、永久凍土から発掘された更新世の有機材料を抽出し、「ジュラシック・ワールド」の為、新生代の動物ウーリーマンモスなどを造る事を目的にしており、彼は「マーテル」での研究における中心人物であった。ワールドの新しい目玉となるインドミナス・レックスを誕生させたが、その過程で数々の生物の遺伝子を独断で組み合わせたことにより惨劇の一因を喚ぶ。裏ではホスキンスと繋がっており、パークの混乱の中ヘリで脱出した。

バリー・センベーヌ:オマール・シー
オーウェンの友人で、オーウェンと共にヴェロキラプトルの調教を務める。フランスに住んでいたが、友人のオーウェンに呼ばれ、『ジュラシック・ワールド』でヴェロキラプトルの調教を務める事となった。オーウェンほど信頼関係は築けてはいないものの、彼と同様にラプトル達には敬意を払って接している。そのためインドミナス脱走時には、恐竜たちのストレスや危険性を全く考慮していなかった上層部に「何も学んでいない」と怒りを露わにしていた。終盤、オーウェンらとともにインドミナス討伐に向かうが、裏切ったラプトル達の襲撃から逃げ遅れて朽木の中に隠れた際、ブルーに襲われる。育ててきた愛着からブルーを攻撃できなかったものの、オーウェンが囮になって彼女の注意を引いた事で難を逃れた。パーク撤退後は他の職員とともに負傷した観客の手当てをしていた。

ロウリー・クルーザース:ジェイク・ジョンソン
パークで働くテクノロジーに精通したオペレーター。大学卒業後にマスラニ社の「ジュラシック・ワールド」の仕事に就いた。eBayで購入した旧パーク「ジュラシック・パーク」のTシャツを着ており、デスクには恐竜のフィギュアを何体も飾っているオタク気質。原作小説でも劇場映画版でも『ジュラシック・パーク』第1作での出来事は劇中関係者に口止め料が支払われた上で箝口令が敷かれているが、本作では既に部外者も知るところとなっている。彼もその一人であり、子供の頃から恐竜が好きで、失敗した旧パークに興味をそそられていた。職務に対しては誠実で、インドミナスが脱走し、他のスタッフが避難する中で一人だけコントロール・ルームに残った。同僚であるヴィヴィアンに恋心を抱いていたものの、失恋してしまう。ジェイク・ジョンソンのインタビューによるロウリーのキャラクター裏設定によると、「ジュラシック・ワールド」で働く従業員はホテル施設に居住しているが、ロウリーは自分の部屋があるホテル施設に住まず、旧「ジュラシック・パーク」施設がある島の北部に行ってそこに住んでいたと語る。そこにはイスラ・ヌブラル島の先住民(Tun-Siとも呼ばれるブリブリ族)の一部が島に戻って居住し、ロウリーは彼らと親しくなり一緒に住んでいたという。

ヴィヴィアン(ヴィヴィ)・オキアミ:ローレン・ラプカス
パークのオペレーター。少々気弱な性格で、インドミナス脱走の際には動揺のあまり泣きだしてしまう一面も見られた。終盤、他のスタッフとともにパークから避難する。ロウリーとの別れ際に自分にキスしようとした彼を拒み、恋人がいることを告げた。

ザラ・ヤング:ケイティ・マクグラス
クレアの個人秘書。イギリス人。パークを訪れていたクレアの甥のザックとグレイの兄弟の世話を押し付けられおざなりに付き添っていたが、プライベートの電話に出ている間に逃げられてしまう。ドームの翼竜が脱走した混乱の中、ザックとグレイをようやく見つけその場でヒステリックに叱るも、上空からプテラノドンに捕らえられてモササウルスの湖に落ち、プテラノドン共々モササウルスに丸呑みにされてしまった。彼女はシリーズ史上初の名前が付けられた女性の死亡者であり、このシーンの撮影時には演じたケイティ自らがスタントをこなしたという。

カレン・ミッチェル:ジュディ・グリア
ザックとグレイの母親でクレアの姉。夫のスコットとは一見仲が良さげに見えるが、実は離婚調停中。

スコット・ミッチェル:アンディ・バックリー
ザックとグレイの父親。

ハマダ:ブライアン・ティー
ミスター・DNA:コリン・トレヴォロウ
ハル:ジェームズ・デュモン
ジム:マット・バーク
パドックの監視員:エリック・エデルシュタイン
モサ・ガイド:コートニー・ジェームズ・クラーク
インジェン社の契約者:マイケル・パパジョン
ジミー・ファロン(本人役)
オペレーター:マーティ・カルバロプリー

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ジュラシック・パーク/ワールド 映画シリーズ

ジュラシック・パーク|映画予告編・ポスター・キャスト・あらすじ(ネタバレ)批評・考察
1993年公開のアメリカ合衆国の映画。最新のバイオ・テクノロジーによって現代に甦った恐竜たちを小さな島で放し飼いにしているテーマ・パークが、完全制御の不備によりおちいるパニックを描くSFドラマ。1990年に発表されたマイケル・クライトンの同名の小説を原作とし、スティーヴン・スピルバーグが監督、クライトンとデヴィッド・コープが脚本、キャスリーン・ケネディとジェラルド・R・モーレンが製作を務める。米国では1993年6月11日に公開され、全世界での興行収入は9億1,200万ドルを超え、1993年の最高興行収入を記録するとともに、1997年の『タイタニック』まで続く当時の史上最高興行収入を記録した...
ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク|映画予告編・ポスター・キャスト・あらすじ(ネタバレ)批評・考察
1997年公開のアメリカ合衆国の映画。現代に甦った恐竜と人間たちの戦いを描く冒険SF映画。歴代興収記録第1位の記録を打ち立てた「ジュラシック・パーク」(1993)の続編。CGI技術の発達で前作を上回るリアルさとスピード感、さらに数も大幅に増えた恐竜たちの表現と迫力が見もの。ショック演出は前作以上。前作同様、マイケル・クライトンの小説『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク2』を、スティーヴン・スピルバーグ監督で映画化。 ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク 映画批評・備忘録 ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(原題:The Lost World: Jurassic Park)脚本...
ジュラシック・パークIII|映画予告編・ポスター・キャスト・あらすじ(ネタバレ)批評・考察
2001年公開のアメリカ合衆国の映画。最新バイオテクノロジーで現代に甦った恐竜たちの住む島を描く人気シリーズの第3弾。監督はジョー・ジョンストン。『ジュラシック・パーク』『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』に続くシリーズ第3作である。シリーズの前2作が「マイケル・クライトンによるSF小説の映画化」という形をとっていたのに対し、この作品では基本的に映画独自のストーリーが展開されている。 ジュラシック・パークIII 映画批評・備忘録 ジュラシック・パークIII(原題:Jurassic Park III)脚本:27点演技・演出:15点撮影・美術:17点編集:7点音響・音楽:8点合計74...
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