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カリフォルニア|連統殺人を研究している若者が恋人と憧れの地″カリフォルニア″に向かう途中で本物の殺人犯を便乗させてしまう地獄のロード・ムービー

カリフォルニア
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カリフォルニアは、1993年公開のアメリカ合衆国の映画。連統殺人を研究している若者が恋人と憧れの地″カリフォルニア″に向かう途中で本物の殺人犯を便乗させてしまう地獄のロード・ムービー。原題の頭文字のKはKiller(殺人者)にかけている。

カリフォルニア 映画批評・評価・考察


カリフォルニア(原題:Kalifornia)

脚本:28点
演技・演出:14点
撮影・美術:13点
編集:7点
音響・音楽:6点
合計68点

ブラッド・ピットが演じた役柄で最も嫌悪感を抱くのが今作品じゃないでしょうか。演技力があるからこそなんでしょうが、不愉快な仕草や不愉快な言動、怖さ、不潔感など、とてもブラピから感じるものでは無さそうなものですがそれを見事に演じ表現しています。この映画が公開されたときはXファイルのモルダー役で人気のデイヴィッド・ドゥカヴニーでしたが、ブラッド・ピットとジュリエット・ルイスは食えないどころか見事に飲まれてしまった感じがしました。

カリフォルニア あらすじ(ネタバレ)

連続殺人を研究し、それを本にしようとしている作家ブライアン(デイヴィッド・ドゥカヴニー)と彼の恋人でポルノグラフィックな写真を好んで描っている写真家のキャリー(ミシェル・フォーブス)は、有名な殺人事件の現場を訪ねながら″希望の地″カリフォルニアまで行く計画を立てる。一方、強盗罪で仮釈放の身であるアーリー(ブラッド・ピット)と、彼を盲目的に愛するアデール(ジュリエット・ルイス)は、保護観察官に見張られながらトレーナー・ハウスの生活を送っていた。ある日、ブライアンたちが大学の褐示板に貼ったカリフォルニアまでの同乗者を求める案内をアーリーが目にし、4人は一緒に旅立つことになる。あるガソリンスタンドで、アーリーは衝動的に人を殺してしまう。2人に嫌悪感を抱いていたキャリーは、ある晩アデールがふと漏らしたアーリーの過去を聞き、ブライアンに2人を降ろすように懇願する。しかし、ガソリン・スタンドで降ろされると知ったアーリーは、テレビで彼の指名手配が報じられているのを知り狂ったように怒り、店員を殺してしまう。そして泣き叫ぶアデルとともにブライアンとキャリーに銃を突きつけたまま逃走する。ネバダ州の老夫婦の家でまたもや殺人を犯し、老婦人を助けようとするアデールもとうとう殺されてしまう。錯乱状態のアーリーは、キャリーだけ連れて、無人の核実験区域に入っていく。しかしブライアンは、アーリーと血みどろの戦いで必死に恋人を助け出す。アーリーは、ついに永遠の眠りにつく。

カリフォルニア スタッフ

監督:ドミニク・セナ
脚本:ティム・メトカーフ
原作:スティーヴン・レヴィ,ティム・メトカーフ
製作:スティーヴ・ゴリン,シガージョン・サイヴァッツォン,アリスティデス・マクギャリー
製作総指揮:ジム・カウフ,リン・ビグロー
音楽:カーター・バーウェル
撮影:ボジャン・バゼリ
編集:マーティン・ハンター
配給:グラマシー・ピクチャーズ,東京テアトル

カリフォルニア キャスト

アーリー・グレイス:ブラッド・ピット
アデール・コーナーズ:ジュリエット・ルイス
ブライアン・ケスラー:デイヴィッド・ドゥカヴニー
キャリー・ローリン:ミシェル・フォーブス
ミセス・マスグレイヴ:シエラ・ペシャー
ウォルター・リヴジー:グレゴリー・マーズ・マーティン

カリフォルニア 予告編・無料動画