ホース・ソルジャーは、2018年公開のアメリカ合衆国の映画。最高機密とされてきたアメリカ同時多発テロ直後の米軍の戦いを、クリス・ヘムズワース主演で映画化。9.11発生の翌日、最前線部隊に志願したネルソン大尉は、12人でアフガニスタンへ乗り込み、反タリバン勢力と共に敵拠点の制圧を命じられるが……。
ホース・ソルジャー 映画批評・評価・考察
ホース・ソルジャー(原題: 12 Strong)
脚本:24点
演技・演出:16点
撮影・美術:17点
編集:8点
音響・音楽:7点
合計72点
実話がモデルのはずなのに、そういうリアリティを感じないエンタメ・アクション映画でした。まぁ、それが面白くて良いんだろうと思います。
この映画の世界観と相反するように、米国は敗れ、兵士たちは無駄死に・・・今や、アフガンはタリバンの手に落ち、民主化も夢に終わりました。ベトナム戦争の失敗を繰り返した米国。映画の中ではヒーロー気取り。なんだか悲しい作品に感じてしまいますね。
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ホース・ソルジャー あらすじ
2001年9月11日、アルカイダによるアメリカ同時多発テロ事件のその翌日、アメリカ軍は反撃することを決定する。
そこで、元アメリカ軍特殊部隊の「ODA595」だったが、内勤を志望したとによってODA595を解散させてしまったミッチ・ネルソン大尉は、最も危険な対テロ戦争の最前線部隊に志願し、解散状態から復活したODA595での特殊作戦の隊長に任命される。しかし、わずか12人でアフガニスタンへ乗り込むのはほぼ死にに行くようなものであったが、ネルソン大尉は生きて帰ることをマルホランド大佐に約束した。
アフガニスタンに詳しい反タリバンの地元勢力を率いる北部同盟のドスタム将軍と手を結び、テロ集団アルカイダの拠点マザーリシャリーフを制圧することを命じられた。しかし、11月になれば雪が降り始め、峠は交通が途絶え軍事行動は不可能になるため、制圧にかけられる期間は3週間という極めて少ない期間だった。だが、現地に着いた彼らに、次々と予期せぬ危機が襲いかかる。12人の部隊に対して敵の数はまさかの5万人、最新の武器も揃えており装備でもアルカイダのほうが勝っていた。しかも、彼らは米兵の命に高額の懸賞金をかけていた。
さらに、将軍から険しい山岳地帯で勝利を収めるための最大の武器は、ほとんどの隊員が1度も乗ったことのない“馬”だと言い渡される。
ホース・ソルジャー スタッフ
監督:ニコライ・フルシー
脚本:テッド・タリー,ピーター・クレイグ
原作:ダグ・スタントン(「ホース・ソルジャー 米特殊騎馬隊、アフガンの死闘」より)
製作:ジェリー・ブラッカイマー,モリー・スミス,サッド・ラッキンビル,トレント・ラッキンビル
製作総指揮:アンドリュー・A・コソーヴ,ブロデリック・ジョンソン,チャド・オマン,マイク・ステンソン,エレン・H・シュワルツ,ギャレット・グラント,イェール・バディック,ヴァル・ヒル,ダグ・スタントン
音楽:ローン・バルフ
撮影:ラスムス・ヴィデベック
編集:リサ・ラセック
製作会社:アルコン・エンターテインメント,ブラック・ラベル・メディア,ジェリー・ブラッカイマー・フィルムズ
配給:ワーナー・ブラザース,ライオンズゲート,ギャガ
ホース・ソルジャー キャスト
ミッチ・ネルソン大尉:クリス・ヘムズワース
ハル・スペンサー准尉:マイケル・シャノン
サム・ディラー:マイケル・ペーニャ
ドスタム将軍:ナヴィド・ネガーバン
ベン・マイロ:トレヴァンテ・ローズ
ショーン・コファーズ:ジェフ・スタルツ
バーン・マイケルズ:サッド・ラッキンビル
バワーズ中佐:ロブ・リグル
マルホランド大佐:ウィリアム・フィクナー
ジーン・ネルソン:エルサ・パタキー
フレッド・フォールズ:オースティン・ストウェル
ブライアン:テイラー・シェリダン