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ミッドウェイ|第二次世界大戦のなかでも激戦として知られるミッドウェイ海戦をローランド・エメリッヒ監督が映画化。

映画 ミッドウェイ
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ミッドウェイは、2019年公開のアメリカ合衆国の映画。第二次世界大戦のなかでも激戦として知られるミッドウェイ海戦を「インデペンデンス・デイ」のR・エメリッヒ監督が映画化。日本軍による真珠湾への奇襲攻撃で打撃を受けた米軍は情報戦に注力。情報部のレイトン少佐が、次の目的地をミッドウェイと分析する。

ミッドウェイ 映画批評・評価・考察


ミッドウェイ(原題:Midway)

脚本:30点
演技・演出:16点
撮影・美術:19点
編集:8点
音響・音楽:8点
合計81点

エメリッヒ監督なので艦隊の再現度・復元度はさすがだと思います。細かいところで違っているところもありますが、美しさや壮大に描かれた姿はリスペクトを感じるものでした。ストーリーについては、史実が元とはいえ、複雑な気持ちになります。反日かというとそうではなく、いやむしろ逆なようにも見える描き方とも思えました。エメリッヒ監督いえば、破壊の美の追求者でこれまでも数々の美しさや権威のある建物や軍事施設を粉々にしてきました。今作もその例外ではなく、真珠湾や日本艦隊の壊滅する姿を詳細に描いています。いつものことなのですが、その映像の凄さの割に登場人物の描き方が軽いんです。


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ミッドウェイ あらすじ(ネタバレ)

1941年12月7日(日本時間12月8日)、日本軍による真珠湾への奇襲攻撃が行われた。戦争の早期終結を狙う山本五十六大将(豊川悦司)の命を受け、山口多聞(浅野忠信)や南雲忠一(國村隼)がアメリカ艦隊を攻撃したのだ。大打撃を受けたアメリカ海軍は、兵士の士気高揚に長けたチェスター・ニミッツ(ウディ・ハレルソン)を新たな太平洋艦隊司令長官に立てる。両国の一歩も引かない攻防が始まるなか、日本本土を爆撃したアメリカ軍の脅威に焦る日本軍は、大戦力を投入した次の戦闘を計画する。アメリカ軍は真珠湾の反省から、暗号解読など情報戦に注力し、情報部のレイトン少佐(パトリック・ウィルソン)が次の目的地をミッドウェイと分析する。アメリカ軍は、限られた全戦力を逆襲に集中し、勝負を賭ける。アメリカ軍のカリスマパイロット、ディック(エド・スクライン)率いる爆撃機が出撃し、空母、軍艦、潜水艦、戦闘機など、あらゆる近代兵器を駆使した壮絶な激突の火蓋が切って落とされる……。

そして運命の日。アメリカ軍は日本艦隊を迎え撃ち、大きな犠牲を払いながら空母赤城・加賀・蒼龍を撃破する。飛龍からの反撃でヨークタウンが大破するが、ベストたち生き残りのパイロットによる最後の攻撃で飛龍も炎上し雷撃処分される。山本は「ミッドウェー島を艦砲射撃すべき」という進言を却下し撤退する。ハワイの米太平洋艦隊司令部は日本側の無線を傍受して、初めて自分たちが勝ったことを知る。

ミッドウェイ スタッフ

監督:ローランド・エメリッヒ
脚本:ウェズ・トゥック
製作:ローランド・エメリッヒ,ハラルド・クローサー
製作総指揮:マーク・ゴードン,マルコ・シェパード,ウェズ・トゥック,ハン・サンピン,ドン・ユー,ジェフリー・チャン,ブレント・オコナー,カーステン・ロレンツ,ウテ・エメリッヒ,アラステア・バーリンガム,ゲイリー・ラスキン
音楽:トーマス・ワンダー,ハラルド・クローサー
撮影:ロビー・バウムガートナー
編集:アダム・ウルフ
製作会社:サミット・エンターテインメント,セントロポリス・エンターテインメント
配給:ライオンズゲート,キノフィルムズ

ミッドウェイ キャスト

アメリカ軍
ディック・ベスト大尉:エド・スクライン:第6爆撃中隊長
エドウィン・レイトン少佐:パトリック・ウィルソン:太平洋艦隊情報主任参謀
ウェイド・マクラスキー少佐:ルーク・エヴァンズ:第6空母航空団司令
ジミー・ドゥーリトル中佐:アーロン・エッカート:陸軍航空軍
ブルーノ・ガイド兵曹:ニック・ジョナス
チェスター・ニミッツ大将:ウディ・ハレルソン:太平洋艦隊司令長官
ウィリアム・ハルゼー中将:デニス・クエイド:第16任務部隊司令官
ユージン・リンゼイ少佐:ダレン・クリス
レイモンド・スプルーアンス少将:ジェイク・ウェバー
ジョセフ・ロシュフォート中佐:ブレナン・ブラウン
ロイ・ピアース大尉:アレクサンダー・ルドウィグ
ハズバンド・キンメル大将:デヴィッド・ヒューレット:太平洋艦隊司令長官。真珠湾での太平洋艦隊壊滅の責任を取り更迭される。
アーネスト・キング大将:マーク・ロルストン:海軍作戦部長
クラレンス・ディキンソン大尉:ルーク・クラインタンク
ジョン・フォード:ジェフリー・ブレイク:映画監督。代表作に『駅馬車』等。

日本軍
山本五十六大将:豊川悦司:連合艦隊司令長官
山口多聞少将:浅野忠信:第二航空戦隊司令官
南雲忠一中将:國村隼:第一航空艦隊司令長官
加来止男大佐:嶋本叙也ノブヤ・シマモト):空母飛龍艦長
源田実:ピーター・シンコダ:第一航空艦隊航空参謀
赤城通信員:ケイシー・ライン・メイザック
藤田勇中佐:ヒロ・カナガワ:巻雲艦長
諸石高大尉:ケン・タキカワ:巻雲水雷長
東條英機:ヒロモト・イダ:内閣総理大臣
昭和天皇:ヒロアキ・シンタニ:第124代天皇
青年将校:加藤龍太

その他
アン・ベスト:マンディ・ムーア:ディック・ベストの妻
ダグネ・レイトン:レイチェル・ペレス・フォスケット:エドウィン・レイトンの妻
ジャック・マッケンジー:ディーン・シャーラー:フォードの撮影技師
ミリセント・マクラスキー:クリスティー・ブルック:ウェイド・マクラスキーの妻

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