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遠い太鼓|第二次セミノール戦争を舞台としたインディアンとの戦闘と白人の救出劇を描いた戦争映画。

遠い太鼓
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遠い太鼓は、1951年公開のアメリカ合衆国の映画。1840年代のフロリダ。人跡未踏のジャングルの奥地でインディアン、セミノール族が合衆国に対して反乱を起こす。フロリダ地域の防衛に当たるワイアット大尉は砦の武器庫を爆破し、捕虜の白人を救出し脱出を試みる。第二次セミノール戦争を舞台としており、監督はラオール・ウォルシュ、主演はゲイリー・クーパー。『スター・ウォーズ』をはじめとする多くの映画、テレビ番組、ゲームなどで使用されていることで有名な音響素材「ウィルヘルムの叫び」を考案、最初に使用した作品である。

遠い太鼓 映画批評・評価・考察


遠い太鼓(原題:Distant Drums)

 

セミノール戦争について?
セミノール戦争(セミノールせんそう、英: Seminole Warsフロリダ戦争(フロリダせんそう)としても知られる)は、セミノールと総称される様々なインディアンとアメリカ合衆国とのフロリダにおける三次の戦争(紛争)です。第一次セミノール戦争は1817年-1818年、第二次セミノール戦争は1835年-1842年、第三次セミノール戦争は1855年-1858年でした。しばしば単にセミノール戦争(the Seminole War)と呼ばれる第二次セミノール戦争は、アメリカ独立戦争からベトナム戦争の間でアメリカ合衆国が関わった戦争では最も長く続いた戦争でした。インディアンたちはこれを、「インディアンのベトナム戦争」と呼んでいます。

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遠い太鼓 あらすじ(ネタバレ)

1840年、フロリダ地方では米人がインディアンに対して7年間も悪戦苦闘を続けていた。フロリダ辺域の防備にあたるワイアット大尉(ゲイリー・クーパー)は海軍中尉タツフと協力して、夜陰に乗じてセミノール・インディアンを襲い、捕虜になっていた白人たちを救い、砦を爆破した。捕虜だったジュディ(マリ・アルドン)をつれて根拠地にかえる途中、彼らはインディアンの大群に襲われ、一時は草に火を放って難を逃れたが、夜に入ってワイアットたちはインディアンに完全に包囲されてしまった。逃れる道は沼地を歩いて渡るほかにはなく、猛獣毒蛇を警戒しながら彼らは奥へ奥へと進んだ。途中、米軍の装具をつけた1人のインディアンを捕らえてインディアン集落の在りかを白状させた彼らは直ちにそこを襲撃した。しかし新しいインディアンの大群が現れ、ワイアットたちはかろうじて逃れて、彼らの根拠地にたどりついた。彼らはここで最後の抵抗を試み、川をへだててインディアンと対峙した。その夜、不気味なインディアンの歌を遠く聞きながら、ワイアットはジュディに己が身上を語り、彼女への愛情をそれとなく打ち明けた。一夜あけてワイアットはインディアン酋長に一騎打ちを挑み、水中での激闘の末、これを勝利した。その時テイラー将軍の率いる米軍が応援にかけつけインディアンを掃討してくれた。生き残りの一隊は無事に助かり、ワイアットとジュディは過去いっさいを水に流して固く抱擁した。

遠い太鼓 スタッフ

監督:ラオール・ウォルシュ
脚本:ナイヴン・ブッシュ,マーティン・ラッキン
原作:ナイヴン・ブッシュ
製作:ミルトン・スパーリング
音楽:マックス・スタイナー
撮影:シド・ヒコックス
編集:フォーマー・ブラングステッド
製作会社:ユナイテッド・ステイツ・ピクチャーズ,ワーナー・ブラザース
配給:ワーナー・ブラザース

遠い太鼓 キャスト

クィンシー・ワイアット大尉:ゲイリー・クーパー
ジュディ:マリ・アルドン
リチャード・タフト海軍中尉:リチャード・ウェッブ
モンク:アーサー・ハニカット
モヘア一等兵:レイ・ティール
シェーン軍曹:クランシー・クーパー
テイラー将軍:ロバート・バラット

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