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トゥルーマン・ショー|平凡なセールスマンのトゥルーマン。実は彼の人生はTV番組として放送されていた……

トゥルーマン・ショー
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トゥルーマン・ショーは、1998年公開のアメリカ合衆国の映画。ある男の生涯が、テレビの人気連続ドラマとして24時間ノンストップ生中継されていた……という異色作。監督は「刑事ジョン・ブック 目撃者」「いまを生きる」のピーター・ウィアー。当初は脚本を書いたアンドリュー・ニコルが監督する予定であった。しかし、1200万ドルという巨額のギャラのジム・キャリーが主演することになったため、当時まだ『ガタカ』1作しか監督経験がなかったニコルは外され、ピーター・ウィアーが監督として雇われた。

トゥルーマン・ショー 映画批評・評価・考察

トゥルーマン・ショー(原題:The Truman Show)

脚本:40点
演技・演出:20点
撮影・美術:20点
編集:10点
音響・音楽:10点
合計100点(満点)

主演のジム・キャリーは得意の顔面芸やエキセントリックな個性を抑え、本作では無菌室的な、善良で平凡な主人公を静かに好演。TV番組《トゥルーマン・ショー》を生み出した、神のごときプロデューサーに扮したエド・ハリスも印象深い演技を見せ、キャリーとともにゴールデングローブ賞で主演・助演の男優賞をそれぞれ受賞。


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トゥルーマン・ショー あらすじ(ネタバレ)

離島・シーヘブンで保険会社に勤める青年トゥルーマン・バーバンク(ジム・キャリー)は、生まれてから1度も島から出たことがない。それは子供の頃、ヨットで海へ出ていた時、一緒に乗っていた父の警告を無視して船を進め、父を亡くしたことで水恐怖症を患ってしまったことが原因だった。

ある日、彼がいつものように出勤しようとすると、空から突然ライトが降ってくる。それには「シリウス(おおいぬ座)」と書かれていたが、直後のラジオで「航空機からライトが脱落した」と報道される。その後、いつものように新聞を買ったトゥルーマンは、雑踏の中で1人のホームレスの老人を見かけるが、それは死んだはずの父だった。しかしその直後、老人は瞬く間に何者かに連れ去られてしまう。トゥルーマンはそのことを母に伝えるが、見間違いだと言って取り合ってもらえない。これをきっかけにトゥルーマンは、周囲の様子を不審に感じ始める。

実はトゥルーマンは生まれた時から人生の全てを24時間撮影されており、そのままリアリティ番組『トゥルーマン・ショー』として世界220か国で放送され続けていた。彼の住む“世界”は巨大なドーム状のセットで、太陽や月、星々も照明装置に過ぎず、雨や雷鳴などの気象も人為的な演出である。そして何より、トゥルーマン以外の人物は全て俳優であった。加えて、この番組ではCMは入らず、番組中で商品の宣伝(プロダクトプレイスメント)が行われており、親友マーロン(ノア・エメリッヒ)や妻メリル(ローラ・リニー)も日常の中でさりげなく宣伝を行っていた。

妻との乾いた生活の一方で、トゥルーマンは学生時代に出会ったローレンという女性のことが忘れられないでいた。かつて、トゥルーマンがデートに誘うと、彼女は虚構の世界に生きる彼を不憫に思って砂浜に連れ出し、ローレンとは役名で本名はシルヴィアであること、“世界”の全ては偽りであることを伝えようとした。しかしそこに彼女の父を名乗る男が現れ、彼女を連れ去った。それ以後、トゥルーマンが彼女と会うことはなかったが、彼女の言い残した言葉通り、いつか島を出て彼女を探すことを夢見ていた。

そんな中で番組側のミスが重なり、周囲の異常さを確信したトゥルーマンは真実を知ろうと行動し、すぐさま島から出ようとする。しかし、彼にとって不可解な理由やトラブルにより、どうしても島から出られない。落ち込むトゥルーマンをメリルは気遣うが、タイミング悪く不自然な宣伝をしたことで彼に詰め寄られる。そこに訪ねてきたマーロンがトゥルーマンを連れ出し、指示された通りの台詞で彼を慰めると、実は生きていたという父と再会させられる。感動の再会に世界中の視聴者は涙し、父と抱き合うトゥルーマンの姿に番組スタッフも安堵する。

翌日、いつもと変わらぬ様子を見せるトゥルーマンだったが、夜は地下室で寝るようになっていた。その違和感に気付いた番組プロデューサーのクリストフがマーロンを向かわせると、地下室にトゥルーマンの姿はなく、放送は一時中断される。やがて見つかったトゥルーマンは、ヨットに乗って島から出ていた。クリストフは嵐を発生させて引き返すように仕向けるが、トゥルーマンは諦めずヨットに体を縛り付けて抵抗する。彼の覚悟を知ったクリストフが嵐を止めさせると、やがてヨットは書割の空に激突する。トゥルーマンはついに“世界”の端へとたどり着き、出口の扉を開ける。クリストフの呼びかけを無視し、トゥルーマンは出口から出て行く。そしてテレビでその一部始終を見ていた観客たちはトゥルーマンの勇気に拍手を送るのだった。

トゥルーマン・ショー スタッフ

監督:ピーター・ウィアー
脚本:アンドリュー・ニコル
製作:スコット・ルーディン,アンドリュー・ニコル,エドワード・S・フェルドマン,アダム・シュローダー
製作総指揮:リン・プレシェット
音楽:ブルクハルト・ダルウィッツ,フィリップ・グラス
撮影:ピーター・ビジウ
編集:ウィリアム・M・アンダーソン,リー・スミス
製作会社:スコット・ルーディン・プロダクションズ
配給:パラマウント映画,UIP

トゥルーマン・ショー キャスト

トゥルーマン・バーバンク:ジム・キャリー
クリストフ:エド・ハリス
メリル・バーバンク / ハンナ・ジル:ローラ・リニー
マーロン / ルイス・コルトラン:ノア・エメリッヒ
ローレン・ガーランド / シルビア:ナターシャ・マケルホーン
アンジェラ・バーバンク:ホランド・テイラー
カーク・バーバンク:ブライアン・ディレイト
過去のトゥルーマン:ブレア・スレイター
ローレンス:ピーター・クラウス
ヴィヴィアン:ハイジ・シャンツ
ロン:ロン・テイラー
ドン:ドン・テイラー
ディレクター:ポール・ジアマッティ
ディレクター:アダム・トメイ
マイク・マイケルソン:ハリー・シェアラー
クロエ:ウナ・デーモン
ネットワーク・エグゼクティヴ:フィリップ・ベイカー・ホール
ネットワーク・エグゼクティヴ:ジョン・プレシェット
キーボード・アーティスト:フィリップ・グラス
バーのウェイトレス:オーラン・ジョーンズ
日本人視聴者:ユウジ・オクモト

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