エクスペンダブルズ3 ワールドミッション 90点

エクスペンダブルズ3 ワールドミッション

2014年公開のアメリカ合衆国の映画。2012年の映画『エクスペンダブルズ2』の続編。傭兵(ようへい)部隊エクスペンダブルズが、同部隊の創設者の一人でありながら悪人となった男を相手に壮絶な戦いを繰り広げていく。肉弾戦に銃撃戦、列車暴走、ビル崩壊と今回も迫力の見せ場が満載。シリーズを通してアクション映画俳優の主役級が勢揃いしている。

エクスペンダブルズ3 ワールドミッション 映画批評・備忘録



エクスペンダブルズ3 ワールドミッション(原題:The Expendables 3)

脚本:37点
演技・演出:18点
撮影・美術:18点
編集:9点
音響・音楽:8点
合計90点


 今作は、なんていうか往年のアクションスターの復活劇といいましょうか、痺れる作品です。男臭いっていいですねぇ。ウェズリー・スナイプスのキレのある演技が復活してるし、ビジュアルも絶頂期を彷彿とさせるくらいに仕上げてきてます。ラスボスのメル・ギブソンも俺を誰だと思ってるんだみたいな貫禄のある演技をしてますし、俺も俺も俺も忘れないでくれよ!とアントニオ・バンデラスも楽しそうに演じます。そしてハリソン・フォードですよ。俺もアクションできるんだぜぇ~といわんばかりのヘリコプターアクションをやってのけてます。
 3作目にして、レギュラー陣の吹っ切れ具合(自然体の演技)と、参入組の今作にかける仕上がり具合が素晴らしいです。ここ数年は散々な私生活を送っていたスナイプスの復活はすごく嬉しいです。
 新参組にUFCの女帝ロンダ・ラウジーがいますね。激しいアクションも本人がやってのけてるという素晴らしいポテンシャルを秘めています。このシリーズは、悪役も含めて格闘技系のアスリートの出演が多いですね。過去の作品もそうなんですが、悪役が豪華なんですよこのシリーズ。メル・ギブソンの他にもロバート・ダヴィとかね。『マニアックコップ2』『プレデター2』とか出てた俳優です。
 このシリーズはただアクションスターを集めているだけではなく、最高に輝かせてくれる舞台を用意している映画だと思います。


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エクスペンダブルズ3 ワールドミッション あらすじ


バーニー・ロス率いる命知らずの傭兵部隊「エクスペンダブルズ」は、スワジランドにて収監されている元エクスペンダブルズの最初期メンバーであるドクター・デス、通称ドクの救出作戦をクリスマス、ガンナー、トールら4名で実行し、無事成功。メンバーにドクを復帰させ、すぐさま次の任務へ移る。CIAより、武器の密売組織のリーダーであるミンズという男の排除と武器取引の阻止を依頼されていたエクスペンダブルズは、アフリカのソマリアにあるモガディシュの港にてメンバーのひとりであるヘイルと合流し、さっそく作戦を実行。作戦はドクの活躍もあって順調に進むかと思えた。ところが、いざミンズを狙撃する段階になってバーニーとドクの二人は驚愕する。ミンズの正体とは過去にバーニーと袂を分かち、殺されたはずの元エクスペンダブルズ最初期メンバーのひとり、コンラッド・ストーンバンクスだった。ストーンバンクスらの応戦によって逆に返り討ちにされたバーニーらの作戦は失敗、さらにはメンバーのヘイルがストーンバンクスからの狙撃を受け、重傷を負い意識不明に陥る。ヘイルをアメリカの病院に入院させたバーニーのもとにCIAの作戦担当指揮官であるマックス・ドラマーが現れ、作戦の失敗を責めるが、引き続きストーンバンクスの排除をバーニーに申し付ける。バーニーは強大な力を持つストーンバンクスを相手にするにはさらに犠牲がでる可能性を否定できず、これ以上現メンバーを失いたくない彼はチームの解散を宣言。新たに若い命知らずの隊員を集め、捨て身の作戦を決行しようとする。このことにクリスマスらは激怒し反発するがバーニーの考えは変わらず、かつてバーニーとともに戦ったことのある元傭兵で、今は傭兵のヘッドハンティングや斡旋業を行っているボナパルトに依頼して新たなメンバーを集める。その途中、ガルゴという経歴を詐称してまでメンバーへの参加を申し出た元スペイン軍の男をあしらいつつ、バーニーは元アメリカ海兵隊員のジョン・スマイリー、天才ハッカーで電子工作に長けるソーン、優秀な射撃手で武器の取り扱いに長けるマーズ、接近戦のプロである女戦士のルナの4名を新たに仲間に加わる。ドラマーからの依頼で急きょストーンバンクスを排除でなく生け捕りにするという注文の変更となったことを不服としながらも、バーニーはライバルの傭兵であるトレンチに依頼し、ストーンバンクス一味が潜伏するルーマニアに侵入。ブカレストで武器取引を行おうとしていたストーンバンクスを急襲し捕縛に成功する。作戦は成功したかに見えたが、トレンチの待つ空港へ移動中にストーンバンクスの手下らの逆襲を受け、ストーンバンクスを奪還されたあげく、バーニーを除く新人4名は拉致される。バーニーは新人らを奪還するべく、単身でストーンバンクスが根城にしているアズメニスタンという小国へ向かおうとするが、そこにかつて協力を断られたガルゴが現れ、さらにクリスマス、ガンナー、トール、ドクらエクスペンダブルズのメンバーらも集結。さらにドラマーもトレンチと今は彼の配下として働く元メンバーのイン・ヤンを雇い入れ、アズメニスタンへ向かう。かくしてバーニーたちは、ストーンバンクス一味によって買収されたアズメニスタン軍の待ち構える戦場へ向かう。

エクスペンダブルズ3 ワールドミッション スタッフ


監督:パトリック・ヒューズ
脚本:シルヴェスター・スタローン,クレイトン・ローゼンバーガー,カトリン・ベネディクト
原案:シルヴェスター・スタローン
原作 キャラクター創造:デヴィッド・キャラハム
製作:アヴィ・ラーナー,ダニー・ラーナー,ケヴィン・キング・テンプルトン,ジョン・トンプソン,レス・ウェルドン
製作総指揮:トレヴァー・ショート,ボアズ・デヴィッドソン,ベイジル・イヴァニク
音楽:ブライアン・タイラー
撮影:ピーター・メンジース・ジュニア
編集:ショーン・アルバートソン,ポール・ハーブ
製作会社:ライオンズゲート,ニュー・イメージ,ミレニアム・フィルムズ
配給:ライオンズゲート,松竹/ポニーキャニオン

エクスペンダブルズ3 ワールドミッション キャスト


バーニー・ロス
演 – シルヴェスター・スタローン
傭兵部隊「エクスペンダブルズ」のリーダー。早撃ちの名手でキンバーゴールドコンバットII45ACPの二丁拳銃と、コルト・シングル・アクション・アーミーを愛用。航空機の操縦などにも長ける。悪人には容赦しない性格で非常に仲間思いであり、本作では現メンバーらを思ってあえて新チームの結成に乗り出すこととなる。
リー・クリスマス
演 – ジェイソン・ステイサム
傭兵部隊「エクスペンダブルズ」のメンバーの1人。元SAS隊員でナイフ術のエキスパート。バーニーの右腕ともいうべき存在であったが、突如チームの解散宣言をされて激怒する。それでも当初はバーニーの指示に従っていたが、結局アズメニスタンに単身乗り込もうとする彼に他メンバーとともに合流する。
イン・ヤン
演 – ジェット・リー
傭兵部隊「エクスペンダブルズ」の元メンバーの1人で、現在はトレンチの配下になっている。マーシャルアーツの達人であるが本作では披露せず、終盤ドラマー、トレンチとともにヘリによる空襲を行う。
ガンナー・ヤンセン
演 – ドルフ・ラングレン
傭兵部隊「エクスペンダブルズ」のメンバーの1人。射撃と空手の名手。前々作では薬物依存症に陥ってチームを放逐され、一時的に敵対もしていた。前作以上に飲酒癖がついたのか酒の入ったスキットルを常備している。終盤、使い方もわからないのにソーンが残していたウェアラブルコンピュータを勝手に装備して戦場に赴き、他メンバーに呆れられるが、それによってメンバーらの窮地を救うこととなる。
トール・ロード
演 – ランディ・クートゥア
傭兵部隊「エクスペンダブルズ」のメンバーの1人。破壊工作と格闘技のプロ。見た目に反してナイーブな性格をしている。
ヘイル・シーザー
演 – テリー・クルーズ
傭兵部隊「エクスペンダブルズ」のメンバーの1人。銃火器のスペシャリスト。チームのムードメーカー的存在の黒人。ソマリアでの戦闘でストーンバンクスから狙撃されて重傷を負い、意識不明になるが、エピローグでは無事に回復する。
トレンチ
演 – アーノルド・シュワルツェネッガー
民間軍事会社の経営者。「エクスペンダブルズ」のライバルだが、今回はかなり協力的で、バーニーを気遣ったり彼らの作戦に参加したりする。
ガルゴ
演 – アントニオ・バンデラス
元スペイン軍の傭兵。かなりのベテランであるが、つねにうるさく喋り続ける性格のために傭兵仲間から煙たがられている。ボナパルトら傭兵斡旋業でもブラックリストに入れられているらしく、「殺ししか特技がない自分に仕事をくれ」と経歴を詐称してまでバーニーらに近づく。一度協力を断られるが、スマイリーたちが捕まったあと独自に調べてバーニーのもとに現れ、必死に懇願して仲間に加えてもらう。腕は確かで接近戦ではかなりの戦闘力を発揮する。じつは過去にある作戦に参加して失敗し、仲間をすべて失ったという暗い過去を持っている。終盤の戦闘でルナに一目ぼれしてしつこく口説こうとして煩わしがられる。エピローグで正式にエクスペンダブルズに迎えられる。
ドクター・”ドク”・デス
演 – ウェズリー・スナイプス
傭兵部隊「エクスペンダブルズ」のメンバーでナイフ術の達人。元衛生兵であり、応急処置などの医療技術も高い。エクスペンダブルズ結成時の最初期メンバーのひとりだったが、某国の要人暗殺に失敗し刑務所に入れられていた。このことをガンナーらに問い詰められた際には、脱税が理由と答える。メンバーの増員のためにバーニーらによって移送中に脱獄を果たし、彼らに合流する。「ジャラジャラ」(原語ではJingling)と言うのが口癖。
コンラッド・ストーンバンクス
演 – メル・ギブソン
武器密売組織のリーダー。ミンズという偽名で活動している。表向きは美術商で美術品にはX線検査などが輸出入時に行われないことを武器密売に利用している。元エクスペンダブルズのメンバーであり、バーニーやドクと同じ結成時の最古参だったが、武器密売などの道に走ったことでバーニーらと袂を分かち、彼の手によって殺害されたはずだった。しかし本人は、防弾衣を身に着けていたから助かったと語る。
本作の敵役であり冷酷非情な人物でもあるが、妻に絵画をプレゼントするといった家庭人の一面も持ち合わせており、本人は娘もいると語る。
核兵器などの大量破壊兵器密売や民族虐殺などにかかわっており、ドラマーらCIAが排除しようとしていたが、ハーグの国際司法裁判所にて戦犯として裁かれることとなり、バーニーらへの依頼が急遽生け捕りへ変更となる。多数の重武装の手下を引き連れているほか、自身の戦闘能力も高くリボルバー式の大口径拳銃S&W M500を愛用し、劇中ヘリコプターに乗っている状態でヘイルをライフル狙撃で致命傷を与える。豪胆な性格でバーニーらに捕縛されたときも臆するどころか、挑発し返すほどの度量を見せる。
終盤、捕えたスマイリーたちを餌にバーニーたちを廃墟のホテルに誘き寄せ、彼らごと建物を爆破しようとするが、ソーンによって一時無効化されて失敗。すぐに買収した軍を投入するも、一向に殲滅できないことに苛立ち、軍が役立たずと見るや司令官を射殺し、単身で拳銃片手にトラックで現場に乗り付け、バーニーと壮絶な一騎討ちを繰り広げるが、バーニーのリボルバーの早撃ちで致命傷を負う。その後、バーニーに「ハーグで裁くんだろ?」と挑発するも、「俺が裁く」と言い返され射殺される。
マックス・ドラマー
演 – ハリソン・フォード
CIA作戦担当指揮官。彼の部下を殺したミンズことコンラッド・ストーンバンクスの排除を指揮しており、バーニーにその依頼を行っていた。元アメリカ空軍でパイロットをしており、終盤、みずからヘリコプターを操縦し、空襲やヘリ同士の空中戦を行う。終盤の戦いに出向く直前、これが表沙汰に出来ない極秘の作戦であることから「私もここには公式上、存在しない」と言ってから身に着けていた飛行服の胸から名札を取り外す。ヤンからは「チャーチより腹が立つ」と言われた。
ジョン・スマイリー
演 – ケラン・ラッツ
バーニーが集めた新たなエクスペンダブルズメンバーのひとり。元米海兵隊員で過去の作戦で仲間を失ったことから失意で除隊。メキシコで八百長ボクシングをして小金を稼ぐ日々を送っていた。銃器の取り扱いや格闘術のスキルを持つほか、バイクの操縦技術に長ける。
終盤の戦闘シーンの大ジャンプで使用するバイクはKTM250SXをフリースタイルモトクロス用にシートのクッション材を薄くしたり外装パーツの一部を切り欠いたもの。
ルナ
演 – ロンダ・ラウジー
バーニーが集めた新たなエクスペンダブルズメンバーのひとりで、女性。高い近接格闘能力を持っておりクラブの用心棒を務めていた。当初はバーニーからホステスと勘違いされるが、屈強な男たちを瞬く間に倒したことから気に入られ、スカウトされる。
ソーン
演 – グレン・パウエル
バーニーが集めた新たなエクスペンダブルズメンバーのひとり。凄腕のハッカーでかつてシアトルの市街を3日間も機能不全に追い込んだことがある。作戦時には腕にウェアラブルコンピュータを装備し、ハッキングなどの電子工作や小型の無人偵察機の操作に用いるなどハイテク機器に精通している。趣味がロッククライミングなどのエクスストリームスポーツであり、身体能力も高い。
マーズ
演 – ビクター・オルティス?
バーニーが集めた新たなエクスペンダブルズメンバーの1人。米国防高等研究計画局で最新の兵器の開発にかかわるエリートの軍人。最新の兵器の扱いに長ける他、ボクシングなど近接格闘にも長ける。
ボナパルト
演 – ケルシー・グラマー
傭兵斡旋業者。バーニーとは旧知でかつては傭兵をしており、同じ戦場で戦っていたこともある。ストーンバンクスを捕まえるためにバーニーから若くて度胸のある威勢のいい人材を依頼されて、各地に一緒に赴いてスカウトに向かう。
ゴラン・ヴァータ
演 – ロバート・ダヴィ
ストーンバンクスと兵器の取引を行っている男。核兵器をストーンバンクスより入手しようとする。バーニー達との銃撃戦にて、機関銃で胸を数回撃たれ死亡する。彼の素性は劇中で詳しく描かれていないものの、ドラマーの情報によるとアルバニア人らしい。
クリュッグ
演 – イヴァン・コスタディノフ
ストーンバンクスを警護する部隊のリーダー。大柄な体格の持ち主で、顔に大きな傷がある。
終盤では、部下との銃撃戦に気を取られていたクリスマスに突撃を仕掛けて一騎打ちとなるが、すぐに圧倒され敗れる。
ディレクターズカット版では、クリスマスによりナイフを肩に刺され、死亡する。
刑務所長
演 – スラヴィ・スラヴォフ
ドクを移送する予定だった某国の軍が管理するデンザリ刑務所の所長。彼を敵視するドクが乗っ取った囚人護送列車から手動式の速射砲で砲撃されて刑務所の建物や部下に被害が出たあげく、最後には列車発着場に列車が突っ込んだのに巻き込まれて死亡する。発着場も直後に崩壊する。
ドクが脱獄を図ったこともあって、個人的に目の敵にしていたようで、ドクが入れられていた列車の独房の前に「常にお前を見張っている」と言わんばかりに肖像画を飾っていたが、これがドクの彼に対する敵意を増大させ、バーニーたちの手で素早く安全に脱出するチャンスを蹴ってまで、先述の過剰なまでの報復を行わせる要因となる。
ルーク
演 – ヴェリザール・ビネヴ
モスクワの美術商。ストーンバンクスに300万ドルで絵画を売る。

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