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デス・レース2000年|国民から絶大な人気を誇る“デス・レース”が開催され、優勝に意気込む5組のレーサーたちが死闘を繰り広げる

映画 デス・レース2000年
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デス・レース2000年は、1975年公開のアメリカ合衆国の映画。カルト映画の奇才であるポール・バーテルがメガホンを取り、B級映画の帝王であるロジャー・コーマンが製作、デヴィッド・キャラダインほか、『ロッキー』により人気を博したシルヴェスター・スタローンのブレイク直前の出演作品であり、低価格なギャラで主役のライバルを演じている。国民から絶大な人気を誇る“デス・レース”が開催され、優勝に意気込む5組のレーサーたちが死闘を繰り広げる本作だが、レース中に人を殺せばポイントを獲得できるなどという過激な内容と、随所に満載されたコミカルなブラック・ユーモアが支持されて製作されてから30年以上経つ今もなお、カルト的な人気を誇っている。

デス・レース2000年 映画批評・評価・考察


デス・レース2000年(原題:Death Race 2000)

脚本:15点
演技・演出:8点
撮影・美術:9点
編集:5点
音響・音楽:7点
合計44点

 この映画、クソ映画と思うか、傑作と思うか、判断に困ります。とんでもない演出とチープ感がなんともいえない味となっており、一度見たら脳裏に焼き付いて離れない作品です。主演のキャラダインは、特殊な性癖の持ち主で2009年に滞在先のタイで自慰行為中に事故ってしまいお亡くなりになってしまいました。4番目の奥さん(マリナ・アンダーソン)の離婚理由にデヴィッドは性的倒錯者であり、死に至る可能性があるような性的行為を好む傾向があった」「マリナが嫌がる性的行為を繰り返し強要した」「近親相姦的な行為もあった」とあるのでかなりの変態であったことは間違いなさそうです。そんな彼も俳優としては素晴らしい才能の持ち主で、穏やかな役も振り切れた悪党も演じ分けられる人でした。個人的にはこの映画の頃より老いてからのキル・ビルに出演したころが渋くてかっこよかったです。
 『ロッキー』で売れる前のスタローンが出演していることでも有名な今作ですが、おもいっきり大根役者なのが笑えます。このころは気持ちばかり前に出てて、空振り気味の演技だったんでしょうね。
 今作のカルト人気は、人間の本質的な暴力性があると思います。人間は殺し合いが詰まるところ大好きで熱狂してしまうというところにあります。今作はブラックユーモアで茶化してるところはありますが、『グラディエーター』や『バトル・ロワイアル』、『ハンガーゲーム』など人間同士が殺しあってる映画は演出次第で盛り上がるんですよね。

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デス・レース2000年 あらすじ(ネタバレ)

西暦2000年。アメリカ合衆国が、ユナイテッド・プロビンセズ・オヴ・アメリカに生まれ変わった時代。国民の恐怖感をかもし出す唯一の娯楽は、大陸横断のデス・レースだった。スピード・カーが爆走し、赤ン坊から老人までいかに多くの人間を殺し、いかに早くゴール・インするか。今年もレースが開催された。全国ネットのTV中継の中、国民的ヒーロー、フランケンシュタイン(デイヴィッド・キャラダイン)以下、猛者達は次の通り。ジェーン(メアリー・ウォロノフ)、マチルダ(ロバータ・コリンズ)、ネロ(マティン・コーブ)、そしてジョー(シルヴェスター・スタローン)だ。それぞれ異性の助手を持ち、レースはスタートした。通行人をふっ飛ばし、国民は歓声を上げる。フランケンシュタインの助手はアニー(シモーヌ・グリフィス)。彼女は実は、ペイン(ハリエット・メディン)という老女の革命軍のスパイなのだ。革命軍は、この殺人レースを阻止し、現政権を倒して、新しい平和な社会を取り戻すことが目的。4組のマシンは、この革命軍の工作により、それぞれ爆破されていく。最後まで残り、完走するフランケンシュタイン。ゴールには彼を祝福する大統領がいた。アニーは大統領の暗殺に失敗するが、意外やフランケンシュタインがマシンを走らせ、大統領を殺した。そして新大統領となった彼はアニーと結婚し、デス・レースは廃止された。

デス・レース2000年 スタッフ

監督:
脚本:,
原作:
製作:
音楽:
撮影:
編集:
配給:

デス・レース2000年 キャスト











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デス・レース 映画シリーズ

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