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墓地裏の家|周囲を荒れ果てた墓地に囲まれた屋敷に引っ越してきた歴史学者家族が体験する恐怖を描くゾンビホラー

墓地裏の家
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墓地裏の家(ぼちうらのいえ)は、1981年製作のイタリア映画。周囲を荒れ果てた墓地に囲まれた屋敷に引っ越してきた歴史学者家族が体験する恐怖を描くゾンビホラー。『サンゲリア』など血まみれ3部作に並ぶルチオ・フルチの残酷ホラーの代表作。

墓地裏の家 映画批評・評価・考察


墓地裏の家(原題:Quella villa accanto al cimitero)

脚本:13点
演技・演出:13点
撮影・美術:18点
編集:6点
音響・音楽:7点
合計57点

ルチオ・フルチの映画にしてはストーリー性が若干ある方なのですが、それは恐怖のどん底に突き落とすシチュエーション設定に過ぎないように思えます。フルチの映画の中でも残酷描写の質が高く、トラウマになること間違いない映画でした。数あるホラー映画の中でも耐性が無い人にはお薦めできる様な代物ではありません。フルチの作品が好きだ、フルチみたいな地獄絵図の描写、生きたウジ虫が大好きだみたいな感覚の持ち主じゃないと楽しめないと思います。とはいえ、グロく気持ち悪い映像の数々はなぜか芸術性が高いように感じ、神々しい映画があるならその真逆の映画で、常人には撮れない映画だと思いました。

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墓地裏の家 あらすじ

ニューイングランドに歴史学者・ノーマン(パオロ・マルコ)と妻・ルーシー(カトリオーナ・マッコール)が、幼い息子・ボブ(ジョヴァンニ・フレッツァ)を連れて引越して来る。その古い屋敷の周囲は荒れ果てた墓地に囲まれていた。ルーシーは邸内に漂う異様な邪気に怯え、ボブは神出鬼没の不思議な少女メイ(シルヴィア・コラッティーナ)から謎めいた警告を受ける。不可解な出来事と共に次第に明らかになってゆくおぞましい秘密。この家には19世紀に禁断の人体実験を繰り返したフロイトシュタイン博士(ジョヴァンニ・デ・ナヴァ)が潜んでおり、屋敷を訪れた者を次々と手にかけていたのだ。静かな森の館は今、血塗られた地獄へと姿を変える……。

墓地裏の家 スタッフ

監督:ルチオ・フルチ
脚本:ルチオ・フルチ,ダルダーノ・サケッティ,ジョルジオ・マリウッツォ
原案:エリサ・リヴィア・ブリガンティ
撮影:セルジオ・サルヴァティ
音楽:ワルテール・リッツァート
特殊メイク:ジャンネット・デ・ロッシ

墓地裏の家 キャスト

ルーシー・ボイル:カトリオーナ・マッコール
ノーマン・ボイル:パオロ・マルコ
アン:アニア・ピエローニ
ボブ・ボイル:ジョヴァンニ・フレッツァ
メイ・フロイトシュタイン:シルヴィア・コラッティーナ
ローラ・ギトルソン:ダグマー・ラサンダー
フロイトシュタイン博士:ジョヴァンニ・デ・ナヴァ
ダニエル・ダグラス:ジャンパオロ・サッカローラ
最初に殺害される女性:ダニエラ・ドリア
ミューラー教授:ルチオ・フルチ

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