スポンサーリンク

ハドソン川の奇跡|奇跡的な生還劇として知られるUSエアウェイズ1549便不時着水事故の真相を映画化

ハドソン川の奇跡
この記事は約5分で読めます。

ハドソン川の奇跡は、2016年公開のアメリカ合衆国の映画。俳優としても監督としても著名なクリント・イーストウッド監督と、名優トム・ハンクスがタッグを組んだ人間ドラマ。2009年1月15日、突然の全エンジン停止という危機に見舞われながらも、ハドソン川に不時着して乗客全員が生還した航空機事故のてん末に迫る。『サンキュー・スモーキング』などのアーロン・エッカートらが共演。機長の手記を基に描かれる、奇跡の脱出劇の背後に隠された真実に言葉を失う。

ハドソン川の奇跡 映画批評・評価・考察


ハドソン川の奇跡(原題: Sully)

脚本:34点
演技・演出:17点
撮影・美術:17点
編集:8点
音響・音楽:8点
合計84点

乗客乗員全員が無事生還し、“奇跡”と呼ばれた航空機事故と、その知られざる真実を、機長の手記をもとに、巨匠クリント・イーストウッド監督が名優トム・ハンクス主演で映画化した感動のドラマ。
全世界が目撃し“奇跡”と称賛された史上最大の航空機事故の裏に隠された、真実の実話だ。インターネットやマスメディアに踊らされ、世間の“空気”で正義や善悪すら決まりかねない現代社会の矛盾。それでも折れない不屈の信念と、決して揺らぐことのない機長サリーの人間性を描き出す。


今作品はAmazonプライムで見ました。(吹替版はこちら
amazonプライム・ビデオ

ハドソン川の奇跡 あらすじ(ネタバレ)

2009年1月15日、USエアウェイズ1549便(エアバスA320、コールサイン:カクタス1549)でラガーディア空港からシャーロット空港へ向けて離陸するチェスリー・“サリー”・サレンバーガー機長とジェフ・スカイルズ副操縦士。上昇中に鳥の群れに衝突し、2つのエンジンは共に機能を停止してしまう。考える時間が殆ど無く、彼らは近くの空港(ティーターボロ空港が最も近い)に行くことも出来ないと判断し、サリーは、やむを得ず眼下に流れるハドソン川に機体を着水させることを決断する。サリーの巧みな操縦により、着水の衝撃で機体が分解することもなく、またクルーの迅速な避難誘導や、現場周辺を航行していた多数の船舶が協力したことで救助が早かったことなどもあり、大型旅客機の不時着水という大事故ながら、乗員乗客155名全員が無事に避難した。このニュースは全米にとどまらず世界中で「ハドソン川の奇跡」と呼ばれ、サリーは一躍ヒーローとなるが、後遺症に悩まされ、彼だけでなく家族も狙うマスコミの注目から逃れられないことを悟る。

調査のためニューヨークに滞在しているサリーは、ACARS(注:エアバンド無線または衛星を介して航空機と地上の間でショートメッセージを送信するためのデジタルデータリンクシステム)のデータから、左側のエンジンがまだアイドル出力で稼働していたことを知る。理論的には、飛行機をラガーディア空港かティーターボロ空港に着陸させるのに十分な出力あったということである。更に、国家運輸安全委員会(NTSB)は、幾つかのコンピュータ・シミュレーションでも同様の結果が得られたと主張する。サリーとジェフはそんな筈は無いと強く主張し、この対立により両者の関係は徐々に緊迫していく。

NTSBは、操縦ミスの可能性があると疑っており、その場合、サリーの評判とキャリアを台無しにするものである。シミュレーションを実際のパイロットで再度行うと、無事に着陸する結果となる。サリーは、このシミュレーションは、パイロットの驚き、分析と意思決定に必要な時間、彼とジェフが直面した非常に高いリスクなどの人的要素を考慮していないため、非現実的であると論じる。また、シミュレーションを行ったパイロットは、直面する状況と取るべき緊急行動を事前に知っており、シナリオを何度も練習することが出来、乗客のことは心配する必要が無く、自分たちも危険に曝される訳ではないことから、条件が全く異なるとも論じる。NTSBは渋々彼の批判を受け入れ、飛行機が方向を転換する前に35秒の空白時間を挿入してシミュレーションが再度実行された。ラガーディアへの着陸の試みは、飛行機が滑走路の手前に墜落し、ティーターボロへの試みは、空港に到着する前に建物に衝突して終了する。実際の事故の際のコックピットボイスレコーダーを聞いた後、NTSBは、川から回収された左のエンジンの分析により、実際にバードストライクによって深刻な損傷を受けたというサリーの説明が裏付けられ、サリーが適切に行動したと結論付けたと発表する。サリーは、この成功は、乗員全員、航空管制官、フェリーボートの乗員、緊急対応チームのお陰であると感謝する。そして最後に、より良い代替策はあり得たかと訊かれたジェフは、不時着水は7月にすべきだったと冗談を言う。

ハドソン川の奇跡 スタッフ

監督:クリント・イーストウッド
脚本:トッド・コマーニキ
原作:チェスリー・サレンバーガー,ジェフリー・ザスロー
製作:クリント・イーストウッド,フランク・マーシャル,ティム・ムーア,アリン・スチュワート
製作総指揮:キップ・ネルソン,ブルース・バーマン
音楽:クリスチャン・ジェイコブ,ザ・ティアニー・サットン・バンド
撮影:トム・スターン
編集:ブル・マーリー
製作会社:ヴィレッジ・ロードショー・ピクチャーズ,ラットパック=デューン・エンターテインメント,BBCフィルムズ,フィルムネイション・エンターテインメント,マルパソ・プロダクションズ,ザ・ケネディ/マーシャル・カンパニー,フラッシュライト・フィルムズ
配給:ワーナー・ブラザース

ハドソン川の奇跡 キャスト

チェスリー・“サリー”・サレンバーガー:トム・ハンクス
ジェフ・スカイルズ:アーロン・エッカート
ローリー・サレンバーガー:ローラ・リニー
チャールズ・ポーター:マイク・オマリー
ベン・エドワーズ:ジェイミー・シェリダン
エリザベス・デイヴィス:アンナ・ガン
マイク・クリアリー:ホルト・マッキャラニー
ケイティ・クーリック
クック大尉:ジェフ・コーバー
16歳のサリー:ブレイク・ジョーンズ
アリソン:モリー・バーナード
ラリー・ルーニー:クリス・バウアー
シーラ・デイル:ジェーン・ガバート
ドナ・デント:アン・キューザック
ドリーン・ウェルシュ:モリー・ヘイガン
ダイアン・ヒギンズ:ヴァレリー・マハフェイ
ルシール・パルマー:デルフィ・ハリントン
ジミー・ステファニク:マックス・アドラー
ジェフ・コロジェイ:サム・ハンティントン
ロブ・コロジェイ:クリストファー・カリー
パトリック・ハーテン:パッチ・ダラー
ヴィンセント・ロンバーティ
ジム・ウィテカー:クーパー・ソーントン
赤子を連れた乗客:オータム・リーザー
バリー・レオナルド:ジェフリー・ノードリング
ピート:マイケル・ラパポート
ロバート・ロドリゲス:ベルナルド・バディーヨ

ハドソン川の奇跡 予告編・無料動画


amazonプライム・ビデオ