カリフォルニア・ダウンは、2015年公開のアメリカ合衆国の映画。突如カルフォルニアを襲った巨大地震と津波の被害から人々を救出するヘリコプター・レスキュー隊の凄腕パイロットの勇姿を描く3Dディザスターアクション。監督は「センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島」のブラッド・ペイトン。原題の“San Andreas”はカリフォルニア州ほぼ全域を南北に縦走するサンアンドレアス断層を指している。
カリフォルニア・ダウン 映画批評・評価・考察
カリフォルニア・ダウン（原題：San Andreas）
脚本：18点
演技・演出：11点
撮影・美術：15点
編集：6点
音響・音楽：7点
合計57点
カリフォルニアを南北に走る“サンアンドレアス（本作の原題）”の断層を震源とする大地震が発生。ロサンゼルス消防局のレスキュー隊員は遠くサンフランシスコにいる娘の救出を目指し、決死の救出劇に挑むが……。プロレスラーとして活躍しながら俳優としても「ワイルド・スピード」シリーズ第5～7作などで人気が高いジョンソンが、主人公のレスキュー隊員役に。実際にカリフォルニア全域でロケして撮影した風景にVFXで危機的状況を描き足すことでリアルな悪夢を見せ、空前絶後のパニックアクションに仕上げた作品です。
パニック映画にしてはテンポがかなり悪く、視覚効果も迫力ある映像とは言い難いものでした。地震を題材にした映画の中でも駄作では？と思えるほど内容が薄く、家族愛を描くにしても盛り上がりに欠け、イベントが無さ過ぎる感じでした。
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カリフォルニア・ダウン あらすじ
1300kmに渡る超巨大地層“サン・アンドレアス断層”が横ずれ、大地震を巻き起こし平穏なカリフォルニアに猛烈な揺れが襲う。ロサンゼルス、サンフランシスコ、ラスベガスを容赦なく破壊、全米屈指の超高層ビル群やゴールデンゲートブリッジ、ビバリーヒルズが崩壊し、さらにはフーバーダムまでもが決壊、地面には深い亀裂が広がり、大津波が襲い掛かる……。都市文明が壊滅していく危機の中、高度上空での特殊任務に従事する消防庁ヘリコプター・レスキュー隊の凄腕パイロット、レイ(ドウェイン・ジョンソン)は捜索救難チームとして出動。救援を待つ人々、そしてサンフランシスコにいる娘(アレクサンドラ・ダダリオ)の救助に向かう。しかし、彼の闘いは、人類最大の困難はまだ始まったばかりであった……。
カリフォルニア・ダウン スタッフ
監督：ブラッド・ペイトン
脚本：アラン・ローブ,カールトン・キューズ,ケイリー・ヘイズ,チャド・ヘイズ,アンドレ・ファブリツィオ,ジェレミー・パスモア
製作：ボー・フリン,トリップ・ビンソン,ハイラム・ガルシア
製作総指揮：リチャード・ブレナー,サミュエル・J・ブラウン
音楽：アンドリュー・ロッキングトン
撮影：スティーヴ・イェドリン
編集：ボブ・ダクセイ
製作会社：ニュー・ライン・シネマ,フリン・ピクチャー・カンパニー,ヴィレッジ・ロードショー・ピクチャーズ
配給：ワーナー・ブラザース
カリフォルニア・ダウン キャスト
レイモンド・“レイ”・ゲインズ：ドウェイン・ジョンソン
ロサンゼルス消防局のレスキュー隊員。救難ヘリのパイロット。
エマ・ゲインズ：カーラ・グギノ
レイと離婚協議中の妻。
ブレイク・ゲインズ：アレクサンドラ・ダダリオ
レイとエマの娘。
ダニエル・リディック：ヨアン・グリフィズ
エマの恋人。建設会社のオーナー。
セレーナ・ジョンソン：アーチー・パンジャビ
ニュースリポーター。
ローレンス・ヘイズ博士：ポール・ジアマッティ
カリフォルニア工科大学の地質学者。
ベン・テイラー：ヒューゴ・ジョンストーン＝バート
ダニエルの会社へ面接に来た青年。
オリー・テイラー：アート・パーキンソン
ベンの弟。
キム・パク博士：ウィル・ユン・リー
カリフォルニア工科大学の地震学者でローレンスのパートナーであり親友でもある。フーバー・ダムの調査中で大地震で犠牲になる。
スーザン・リディック：カイリー・ミノーグ
ダニエルの姉。巨大地震に巻き込まれ犠牲になる。
ジョビー：コルトン・ヘインズ
ロサンゼルス消防局のレスキュー隊員。
マーカス：トッド・ウィリアムズ
ロサンゼルス消防員のレスキュー隊員。
ハリソン：マット・ジェラルド
ロサンゼルス消防員のレスキュー隊員
エルジン：ローレンス・コイ
ロサンゼルス消防局の整備士。
ディラン：ベン・マキヴァー
セレナのカメラマン。
アレクシー：アレック・アトゴフ
カリフォルニア工科大学の学生。
フィービィー：マリッサ・ニートリング
カリフォルニア工科大学の学生。
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