パワー・ゲーム｜IT企業の二大カリスマCEO VS 産業スパイとなった若手社員―――勝つのは権力か?野心か?

パワー・ゲームは、2013年公開のアメリカ合衆国の映画。ハリソン・フォードとゲイリー・オールドマンが共演を果たし、ジョゼフ・フィンダーのベストセラー小説「侵入社員」を映画化したサスペンス。巨大企業のトップとして君臨し互いに激しい開発競争を繰り広げる首脳陣の攻防が展開していく。ライバル社にスパイとして潜入する若手社員を『ハンガー・ゲーム』シリーズなどのリアム・ヘムズワースが熱演。男たちの野望と狂おしいまでの栄光への執着に戦慄（せんりつ）する。

パワー・ゲーム　映画批評・評価・考察

パワー・ゲーム（原題: Paranoia）

脚本：30点
演技・演出：17点
撮影・美術：17点
編集：7点
音響・音楽：7点
合計78点

今作品はU-NEXT で見ました。

パワー・ゲーム　あらすじ（ネタバレ）

急成長を遂げるIT企業、ワイアット社のCEOワイアット（ゲイリー・オールドマン）は、宿敵のゴダード（ハリソン・フォード）率いるアイコン社が開発している新製品の情報を入手しようと目論む。その手段とは、野心家の若手社員アダム（リアム・ヘムズワース）の弱みを握り、高報酬と引き換えにアイコン社への潜入とスパイ活動を指示するという信じ難いものだった。やむなくその条件を受け入れたアダムは、有力情報を手に入れるためにアイコン社に潜入。

アダムは幹部職員のエマと親密な仲になり、次第にゴダードからも信頼を勝ち得ていくのだった。今までとは打って変わった生活に酔いしれるアダムだったが、彼を待っていたのはワイアットとゴダード、二人の経営者の恐るべき本性だった。

ワイアットは、ゴダードが開発した革新的な携帯電話のプロトタイプ「オキュラ」をアダムが盗まなければ、アダムの父フランク・キャシディを殺すと脅す。アダムは後にミーチャムとボルトンが自分を監視していることを知り、アパートのカメラを破壊する。報復として、ミーチャムはアダムの友人ケビンを車で轢き殺しそうになる。アダムにはプロトタイプを盗むために48時間の時間が与えられる。

アダムは、スプーンから採取したエマの拇印を使用して、会社の金庫へのセキュリティアクセスを取得します。そこで彼は、アダムがワイアットのスパイとして行動していたという証拠を持ってワイアットの会社を乗っ取ろうとするゴダードと対峙する。エマはアダムが自分を利用したことを知ります。アダムはケビンを手伝ってもらうことにする。ワイアットとゴダードとの会談が設定され、そこでボルトンがゴダードに代わってワイアットに対してスパイ活動を行っていたことが判明する。両名は、お互いの会社を妨害するために犯した犯罪について語る。

アダムは秘密裏にソフトウェアを使って二人の会話をケビンに送信し、ケビンのコンピュータ記録はFBIに引き渡された。ゴダード、ワイアット、ボルトン、ミーチャムはギャンブルによって逮捕され、アダムはFBIの捜査に貢献したとして釈放される。彼はケビンとその友人たちとブルックリンに小さな新興会社を設立し、エマと和解し、情熱的なキスをする。

パワー・ゲーム　スタッフ

監督：ロバート・ルケティック
脚本：ジェイソン・ホール,バリー・L・レヴィ
原作：ジョゼフ・フィンダー『侵入社員』
製作：アレクサンドラ・ミルチャン,スコット・ランバート,ウィリアム・D・ジョンソン,ディーパック・ナヤール
製作総指揮：スチュアート・フォード,サム・イングルバート,シドニー・ダマズ,クリストフ・ランデ,アレン・リウ,ウィリアム・S・ビーズレイ,デヴィッド・グレートハウス,ダグラス・アーバンスキー,ライアン・カヴァナー,タッカー・トゥーリー
音楽：ジャンキー・XL
撮影：デヴィッド・タッターサル
編集：ダニー・クーパー,トレイシー・アダムズ
製作会社：ゴーモン,エンターテインメント・ワン,IM・グローバル
配給：レラティビティ・メディア,東京テアトル/ハピネット

パワー・ゲーム　キャスト

アダム・キャシディ：リアム・ヘムズワース
ニコラス・ワイアット：ゲイリー・オールドマン
エマ・ジェニングズ：アンバー・ハード
ジョック・ゴダード：ハリソン・フォード
ケヴィン：ルーカス・ティル
Dr.ジュディス・ボルトン：エンベス・デイヴィッツ
マイルス・ミーチャム：ジュリアン・マクマホン
エージェント・ギャンブル：ジョシュ・ホロウェイ
フランク・キャシディ：リチャード・ドレイファス
アリソン：アンジェラ・サラフィアン

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