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ビバリーヒルズ・コップ|高級住宅街ビバリーヒルズへ単身出向くことになるデトロイトの刑事、アクセル・フォーリーの活躍を描いた作品。

映画 ビバリーヒルズ・コップ
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ビバリーヒルズ・コップは、1984年公開のアメリカ合衆国の映画。高級住宅街ビバリーヒルズへ単身出向くことになるデトロイトの刑事、アクセル・フォーリーの活躍を描いた作品。1982年に『48時間』で映画俳優としてデビューしたエディ・マーフィの映画初主演作であり、エディ・マーフィ・プロダクション名義でアソシエイト・プロデューサーも務めた。本作は3億1600万ドルを超える興行収入を記録し、第57回アカデミー賞の脚本賞、第42回ゴールデングローブ賞の作品賞 (ミュージカル・コメディ部門)、主演男優賞 (ミュージカル・コメディ部門)にもノミネートされた。続編として1987年に『ビバリーヒルズ・コップ2』、1994年には『ビバリーヒルズ・コップ3』が公開された。

ビバリーヒルズ・コップ 映画批評・評価・考察

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ビバリーヒルズ・コップ(原題:Beverly Hills Cop)

脚本:34点
演技・演出:18点
撮影・美術:16点
編集:9点
音響・音楽:10点
合計87点

タッタ タラタッター♪のテーマ曲が頭に残るビバリーヒルズ・コップなのですが、このテーマ曲をテレビ朝日の『朝まで生テレビ』で使ってるものだから、最近じゃこっちのイメージが付いてしまってますが、とてもいい曲ですよね。エディ・マーフィってゆるキャラ的なフワフワ感というか軽快な雰囲気がずっと漂ってる俳優のように感じてるんですが、今作ってコメディ映画のイメージありますけど、サスペンス・アクションの骨太脚本なんです。エディが演じるアクセル・フォーリーに振り回されるベテラン刑事達(上司)がアクセルに対し厳しい態度をクライマックスまでは取り続けますし、対照的に優男のビリーとはバディものの映画要素も加えて名コンビぶりを発揮します。基本的に、アクセル・フォーリーが面白いのがコメディ要素であって、それ以外はアクション映画としてシリアスな描写も多いんです。アクセル以外の人は、全員常識人というか真面目なんですよね。

真面目で堅物ばかりの警察組織がエイリアンともいえるアクセル・フォーリーを次第に受け入れていく過程をラストまで伏線と絡めて見せてくれてるんです。その分見終わった後、気持ち良いですよね。

企画当初はシルヴェスター・スタローンが主演する予定で、スタローンの要請により、脚本のノンコメディ化、名前のコブラへの変更などが行なわれましたが、予算の都合でマーフィと交代することになりました。そのときの脚本をさらに書き換えたものがスタローン主演の『コブラ』になります。

アクセルの上司であるダグラス・トッド警部役には、デトロイト警察の殺人課に勤務する現職の警部だったギルバート・R・ヒルが起用されています。デトロイトの撮影で警察署に行ったとき、監督のブレストが独特の物腰に目をつけて出演を頼みました。その後、ヒルは続編の『2』と『3』にも出演しています。

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ビバリーヒルズ・コップ あらすじ(ネタバレ)

腕はいいが問題ばかり起こし、上司のトッド警部からも見放されたような状態の、デトロイト市警察本部に所属する若手刑事アクセルは、ビバリーヒルズからやってきた幼馴染のマイキーと再会するが、その夜にマイキーが殺害される。マイキーの仇討ちを決意したアクセルは、犯人を追って単独でビバリーヒルズに乗り込み、昔馴染みのジェニーに接触する。アクセルは、マイキーがジェニーの紹介で画商メイトランドに雇われていたことを聞き出し、メイトランドに会いに行くが一蹴され、駆け付けたビバリーヒルズ警察に逮捕される。連行されたアクセルはボゴミル警部補から勝手な行動を起こさないように釘を刺されて釈放されるが、尾行のビリーとタガートを振り切りメイトランドの倉庫に潜入する。

倉庫から戻ったアクセルは、ビリーとタガートを連れてストリップ・バーに向かいメイトランドが犯罪を行なっていることを伝えるが、そこに怪しい二人組の男が現れる。アクセルは一方の男に近付き、銃を手にした男を取り押さえる。二人組の強盗犯を逮捕したアクセルはボゴミルに事情を聞かれ、「ビリーとタガートが強盗を逮捕した」と嘘を伝えるが、規則を重視するタガートは正直にアクセルが逮捕したことを報告する。ボゴミルはビリーとタガートを尾行から外し、アクセルに再度警告する。

翌日、アクセルは新しい尾行役を振り切りふたたびメイトランドのまえに現れ、マイキーの仇を討つと宣言する。ビバリーヒルズ警察本部に戻ったアクセルは、ボゴミルたちにメイトランドが麻薬(コカイン)の密輸入を行なっていることを伝え捜査協力を求めるが、「令状を取るには証拠が足りない」として断られ、騒ぎを聞きつけたハバード警察本部長から、公務執行妨害を不問に付す引き換えとしてデトロイトに帰るように命令される。アクセルは監視役のビリーを説得して仲間に引き入れ、ジェニーを含めた三人でメイトランドの倉庫に向かう。

倉庫に到着したアクセルはジェニーとともに倉庫に潜入して証拠品の麻薬を発見するが、メイトランドの部下に捕まる。ジェニーはメイトランドに連れ去られ、残されたアクセルはリンチを受けるが、そこにビリーが現れ助け出される。ふたりはタガートに応援を要請してメイトランドの屋敷に向かい、合流したタガートとともに屋敷に突入し、メイトランドの部下たちと銃撃戦になる。通報を受けたボゴミルはパトロール中の警官にメイトランド邸に急行するように命令し、自身もメイトランド邸に向かう。

アクセルはビリーとタガートがメイトランドの部下たちを引き付けている隙に屋内に入り、マイキーを殺した男を見付け出し射殺するが、ジェニーを人質にするメイトランドに隙を突かれ撃たれる。メイトランドはアクセルにとどめを刺そうとするが、アクセルと、駆け付けたボゴミルによって射殺される。証拠品の麻薬を押収し、生き残ったメイトランドの部下たちを逮捕したアクセルたちの前にハバードが現れて説明を求め、ボゴミルは「アクセルと麻薬密輸の合同捜査を行い、ビリーとタガートが事件を解決した。事態が事態なので絶対部外秘で捜査した」と説明し、事実かどうかを聞かれたタガートもボゴミルの説明に同調したため、ハバードは彼らの説明を受け入れる。事件を解決しマイキーの仇を討ったアクセルは、ビリーとタガートに見送られてビバリーヒルズをあとにする。

ビバリーヒルズ・コップ スタッフ

監督:マーティン・ブレスト
脚本:ダニエル・ペトリ・Jr
製作:ドン・シンプソン,ジェリー・ブラッカイマー
製作総指揮:マイク・モーダー
音楽:ハロルド・フォルターメイヤー
主題歌:グレン・フライ「Heat Is On」
撮影:ブルース・サーティース
編集:アーサー・コバーン,ビリー・ウェバー
配給:パラマウント映画,CIC

ビバリーヒルズ・コップ キャスト

アクセル・フォーリー:エディ・マーフィ
ビリー(ウィリアム・ローズウッド刑事):ジャッジ・ラインホルド
ジョン・タガート巡査部長:ジョン・アシュトン
ジェニー(ジーネッテ・サマーズ):リサ・アイルバッハー
アンドリュー・ボゴミル警部補:ロニー・コックス
ヴィクター・メイトランド:スティーヴン・バーコフ
マイキー(マイケル・タンディーノ):ジェームズ・ルッソ
ザック:ジョナサン・バンクス
ハバード警察本部長:スティーブン・エリオット
ダグラス・トッド デトロイト市警察警部:ギルバート・R・ヒル
フォスター刑事:アート・キンブロ
マケイブ刑事:ジョエル・ベイリー
サージ(セルジュ):ブロンソン・ピンチョット
ジェフリー:ポール・ライザー
ケイシー:マイケル・チャンピオン
タバコの売人:フランク・ペシ
バナナを渡すホテルマン:デイモン・ウェイアンズ

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ビバリーヒルズ・コップ 映画シリーズ

ビバリーヒルズ・コップ|高級住宅街ビバリーヒルズへ単身出向くことになるデトロイトの刑事、アクセル・フォーリーの活躍を描いた作品。
ビバリーヒルズ・コップは、1984年公開のアメリカ合衆国の映画。高級住宅街ビバリーヒルズへ単身出向くことになるデトロイトの刑事、アクセル・フォーリーの活躍を描いた作品。1982年に『48時間』で映画俳優としてデビューしたエディ・マーフィの映画初主演作であり、エディ・マーフィ・プロダクション名義でアソシエイト・プロデューサーも務めた。
ビバリーヒルズ・コップ2|エディ・マーフィが演じるデトロイトの刑事、アクセル・フォーリーがふたたびビバリーヒルズに出向き武装強盗団と対決。
ビバリーヒルズ・コップ2は、1987年公開のアメリカ合衆国の映画。1984年の映画『ビバリーヒルズ・コップ』シリーズの2作目。監督はトニー・スコット。エディ・マーフィが演じるデトロイトの刑事、アクセル・フォーリーがふたたびビバリーヒルズに出向き、前作で知り合った刑事のビリー(ジャッジ・ラインホルド)、タガート(ジョン・アシュトン)とともに武装強盗団と対決するという内容。3億ドル近い興行収入を記録した。
ビバリーヒルズ・コップ3|アクセル・フォーリーが、ビバリーヒルズに帰ってきた!7年ぶりに作られた第3作!
ビバリーヒルズ・コップ3は、1994年公開のアメリカ合衆国の映画。『ビバリーヒルズ・コップ』シリーズの3作目。人気コメディ派スター、E・マーフィ演じるタフな刑事アクセルが、ビバリーヒルズに帰ってきた! 大ヒットしたポリス・アクション・コメディの7年ぶりに作られた第3作!