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ビバリーヒルズ・コップ2|エディ・マーフィが演じるデトロイトの刑事、アクセル・フォーリーがふたたびビバリーヒルズに出向き武装強盗団と対決。

ビバリーヒルズ・コップ2
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ビバリーヒルズ・コップ2は、1987年公開のアメリカ合衆国の映画。1984年の映画『ビバリーヒルズ・コップ』シリーズの2作目。監督はトニー・スコット。エディ・マーフィが演じるデトロイトの刑事、アクセル・フォーリーがふたたびビバリーヒルズに出向き、前作で知り合った刑事のビリー(ジャッジ・ラインホルド)、タガート(ジョン・アシュトン)とともに武装強盗団と対決するという内容。3億ドル近い興行収入を記録した。

ビバリーヒルズ・コップ2 映画批評・評価・考察

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ビバリーヒルズ・コップ2(原題:Beverly Hills Cop II)

脚本:34点
演技・演出:17点
撮影・美術:17点
編集:8点
音響・音楽:10点
合計86点

今作はトニー・スコット監督ということもあり、アクション要素が前作より強く銃撃戦なども激しい描写が増えました。アクション・コメディ映画とされていますが、かなりハードなアクション映画のように見えます。アクセル・フォーリーの軽快なノリ・ツッコミは健在で、随所に笑いがあるものの、シリアスな部分とのバランスが前作もそうでしたが、絶妙なさじ加減だなと感心してしまいます。あの口八丁手八丁ってエディ・マーフィのコメディアンとしての魅力が生かされてるし、あれはアドリブなんじゃないかと思うようなセリフも散見します。また、今作で悪役を演じたブリジット・ニールセンなんですが、シルヴェスター・スタローンと1985年結婚しこの映画の公開年(1987年)に離婚しています。ビバリーヒルズ・コップが生まれる遠因になった『コブラ』にも出演していますので、トリビア的存在かもしれません。身長185cmで均衡の取れた肉体と美貌で強い女性役が似合いますね。

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ビバリーヒルズ・コップ2 あらすじ(ネタバレ)

デトロイト市警察の刑事アクセル・フォーリーは、アメリカン・エキスプレス偽造のクレジットカード集団への潜入捜査という名のもとで経費を大量に使い込み、羽振りよくフェラーリ・328 GTSを乗り回していた。そんなとき、ビバリーヒルズで、アルファベットの順番ごとに強盗犯罪を行なう「アルファベット強盗」事件を捜査していたボゴミル警部がアルファベット強盗に撃たれ重傷を負ったというニュースを知り、ボゴミルが入院しているビバリーヒルズの病院に向かう。アクセルはボゴミルの仇を取るため、ビリーとタガートに協力を求めるが、ふたりは新任警察長ラッツの強引な人事で交通課に左遷されており、アルファベット強盗に関する捜査権限を持っていなかった。しかし、アクセルの説得を受けて捜査への協力を決めたふたりは、ボゴミルが撃たれた現場に落ちていた薬莢を提供する。薬莢が生産中止になっているもので、さらに特殊な加工がされていることを突き止めたアクセルは、腕利きの職人がいる射撃クラブが怪しいと睨み、そこに向かう。

射撃クラブで聞き込みを始めるアクセルを見たオーナーのデントは、部下のケインにアクセルを殺すように命令する。射撃クラブをあとにしたアクセルはボゴミルの家に向かい、彼の書斎からデントに関する資料を発見する。デントがアルファベット強盗だと確信したアクセルは、ボゴミルの娘で保険会社に勤務するジャンに、デントに関する調査を依頼する。アクセルはデントと関わりがある武器商人ソモポラスが出入りするストリップ・バーに向かいその姿を確認するが、バーを出たところを何者かに襲撃される。なんとか撃退するものの、騒ぎを聞いて駆け付けたラッツに目を付けられる。アクセルは、犯人が落としたマッチ箱から指紋を検出し、犯人がケインであることを突き止める。ふたたび射撃クラブに忍び込んだアクセルは、デントの机から次の犯行場所に関する暗号を見付け出す。

アクセルとビリーは銀行預金の集積場所に向かいデントたちの襲撃を阻止するが、デントたちは車で逃走し、近くのパーティー会場に逃げ込む。アクセルはパーティー会場で騒ぎを起こしてデントたちを追い出すと同時に、その財布を盗み出す。アクセルはビリーとタガートを連れてデントの会計士フリーマンのもとに向かい、デントの情報を聞き出し、海外に高飛びを企んでいることを知る。同じころにジャンから連絡が入り、デントが多角経営している事業が破綻寸前にもかかわらず、彼の経営する競馬場にだけ保険金がかけられていることを伝える。アクセルは、デントが競馬場を部下に襲わせ、保険金を手に入れるつもりだと知り競馬場に向かうが、すでに売上金は盗まれ、現場からはケインの死体が発見される。デントはケインをアルファベット強盗の主犯に偽装し、それを信じたラッツは事件の解決を宣言する。

アクセルは競馬場から、ボゴミルの靴に付着していたのと同じ赤土を見付け、それがデントの所有する石油機材所の土だと知り、ビリーとタガートを連れて石油機材所に乗り込む。三人はデントたちの反撃を受けて苦戦するが、ビリーが持ち込んでいた重火器とデントが密売用に保管していた重火器を手に圧倒し、逃走ついでにアクセルを轢き殺そうとしたデントを射殺する。アクセルはデントの部下カーラに撃たれとどめを刺されそうになるが、タガートに助けられ、カーラも射殺される。残った部下たちも、騒ぎを聞いて駆け付けたビバリーヒルズ警察の応援に逮捕される。アクセルたちはラッツとイーガン市長に事情を説明するが、ラッツがまったく話を聞こうとしないことに怒りを見せたビリーが、ラッツの無能さを指摘する。さらにタガートが自分たちの報告をラッツに無視されていたことをイーガンに訴え、ラッツは辞めさせられる。

事件の解決後、退院したボゴミルが新しい本部長に任命され、潜入捜査を放置していたアクセルもイーガンがトッド警部に取りなしたために、免職にならずに済む。アクセルはビリーとタガートに別れを告げ、デトロイトに戻っていく。

ビバリーヒルズ・コップ2 スタッフ

監督:トニー・スコット
脚本:ラリー・ファーガソン,ウォーレン・スカーレン
原作:エディ・マーフィ
製作:ジェリー・ブラッカイマー,ドン・シンプソン
製作総指揮:ロバート・ワックス,リチャード・ティエンケン
音楽:ハロルド・フォルターメイヤー
撮影:ジェフリー・L・キンボール
編集:クリス・レベンゾン,マイケル・トロニック,ビリー・ウェーバー
配給:パラマウント映画,UIP

ビバリーヒルズ・コップ2 キャスト

アクセル・フォーリー:エディ・マーフィ
ビリー・ローズウッド:ジャッジ・ラインホルド
ジョン・タガート巡査部長:ジョン・アシュトン
アンドリュー・ボゴミル警部:ロニー・コックス
マックスウェル・デント:ユルゲン・プロホノフ
カーラ・フライ:ブリジット・ニールセン
ハロルド・ラッツ警察長:アレン・ガーフィールド
チャールズ・ケイン:ディーン・ストックウェル
ジェフリー・フリーマン:ポール・ライザー
ダグラス・トッド警部:ギルバート・R・ヒル
ニコス・ソモポラス:ポール・ギルフォイル
テッド・イーガン市長:ロバート・リッジリー
ビドル:ブライアン・オコナー
ジャン・ボゴミル:アリス・アデア
シドニー・バーンスタイン会計士:ギルバート・ゴットフリード
ラス・フィールディング:トム・バウアー
ヒュー・ヘフナー:(本人)
カルロッタ:フランク・J・ペシ
プレイボーイ・マンション使用人:クリス・ロック
ビニー:ロバート・パストレリ

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ビバリーヒルズ・コップ 映画シリーズ

ビバリーヒルズ・コップ|高級住宅街ビバリーヒルズへ単身出向くことになるデトロイトの刑事、アクセル・フォーリーの活躍を描いた作品。
ビバリーヒルズ・コップは、1984年公開のアメリカ合衆国の映画。高級住宅街ビバリーヒルズへ単身出向くことになるデトロイトの刑事、アクセル・フォーリーの活躍を描いた作品。1982年に『48時間』で映画俳優としてデビューしたエディ・マーフィの映画初主演作であり、エディ・マーフィ・プロダクション名義でアソシエイト・プロデューサーも務めた。
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