マグノリアの花たちは、1989年公開のアメリカ合衆国の映画。映画化作品はアメリカ合衆国で1989年11月15日、日本で1990年4月21日に公開された。監督はハーバート・ロス、脚本は原作と同じロバート・ハーリングがつとめたコメディ映画。ジュリア・ロバーツ、サリー・フィールド、シャーリー・マクレーン、名優共演で女性たちの友情と絆を描く。
マグノリアの花たち 映画批評・評価・考察
マグノリアの花たち(原題:Steel Magnolias)
脚本:36点
演技・演出:18点
撮影・美術:16点
編集:8点
音響・音楽:10点
合計88点

監督はハーバート・ロス、脚本は原作と同じロバート・ハーリングがつとめたヒューマン・コメディ映画。ハーリングは映画の脚本を初めて手がけて、自身が書き上げた戯曲を大幅に改稿しました。原作にはなかった男性キャスト、屋外シーンなど多くの要素を追加した一方、トルーヴィの子供を2人から1人にするといった設定変更や、一部の台詞を削除・変更した。舞台設定はルイジアナ州にあるチンカピンという架空の町がつくられ、実際の撮影はルイジアナ州ナケテシュで行われました。
キャストはアカデミー賞女優のサリー・フィールド、シャーリー・マクレーン、オリンピア・デュカキスといった顔ぶれが並び、重要な役どころをつとめたジュリア・ロバーツはこの映画でゴールデングローブ助演女優賞を受賞したほか、自身初めてとなるアカデミー賞のノミネートを受けました。
男性キャストはマリンの夫ドラム役にトム・スケリット、シェルビーの夫ジャクソン役にディラン・マクダーモット、トルーヴィの夫スパッド役にサム・シェパードが配された。また、シェルビーとジャクソンの結婚式のシーンではロバート・ハーリングが牧師に扮しており、シェルビーが入院した病院のシーンでは実際にスーザンの治療・看護にあたった医師や看護師たちが出演しました。
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マグノリアの花たち あらすじ(ネタバレ)
アメリカ、ルイジアナ州の小さな町。イーテントン家の人々は、長女シェルビー(ジュリア・ロバーツ)の結婚式の準備で大わらわだった。シェルビーと母のマリン(サリー・フィールド)は、式の身づくろいのために、偏屈者の未亡人ウィザー(シャーリー・マクレーン)や、町長の未亡人クレリー(オリンピア・デュカキス)など町の女たちの社交場、陽気な女主人トルービィ(ドリー・パートン)の経営する美容室にやってきた。ところがその時、シェルビーが発作に襲われた。実は彼女は結婚しても子供を産んではならない体だった。それでもシェルビーは弁護士のジャクソン(ディラン・マクダーモット)と結婚した。やがてクリスマス。トルービィ美容室の美容師アネル(ダリル・ハンナ)はサミー(ケヴィン・J・オコナー)と恋をしていた。妊娠が分かったシェルビーは、命を賭けても子供を産もうと決心する。そして男子を出産して1年後、内臓の機能が低下したシェルビーのために、マリンは片方の腎臓を提供することになり、手術は無事成功した。ハロウィンの頃、アネルとサミーが結婚したが、その直後シェルビーが倒れた。そして昏睡状態の中で、彼女は帰らぬ人となった。シェルビーの葬式の日、失意のマリンを励ます女たちの絆はさらに深く結ばれた。イースターの頃、今度はアネルが妊娠していた。ウィザーも昔の恋人と愛を再燃させている。こうして時は、生と死を乗り越え、町を流れてゆくのだった。
マグノリアの花たち スタッフ
監督:ハーバート・ロス
脚本:ロバート・ハーリング
原作:ロバート・ハーリング
製作:レイ・スターク
製作総指揮:ヴィクトリア・ホワイト
音楽:ジョルジュ・ドルリュー
撮影:ジョン・A・アロンゾ
編集:ポール・ハーシュ
配給:トライスター ピクチャーズ,コロムビア・トライスター映画
マグノリアの花たち キャスト
マリン:サリー・フィールド
トルーヴィ:ドリー・パートン
ウィーザ:シャーリー・マクレーン
アネル:ダリル・ハンナ
クレリー:オリンピア・デュカキス
シェルビー:ジュリア・ロバーツ
ドラム:トム・スケリット
スパッド:サム・シェパード
ジャクソン:ディラン・マクダーモット
サミー:ケヴィン・J・オコナー
オーウェン:ビル・マッカチオン
ジョナサン:ジョナサン・ワード
トミー:クノール・ジョンソン
ファーン:アン・ウェッジワース
ナンシー・ベス:ジャニーン・ターナー
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