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ジャッカル|映画批評|あらすじ|スタッフ|キャスト|予告編・無料動画

映画 ジャッカル
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1997年公開のアメリカ合衆国の映画。1973年の映画『ジャッカルの日』のリメイク作品でブルース・ウィリス、リチャード・ギア共演によるアクション。正体不明の暗殺者“ジャッカル”が動き出すという情報に、世界中のVIPが震え上がる。各国の情報組織は“ジャッカル”を狩り出すため、伝説のスナイパーを放つ。

ジャッカル 映画批評・備忘録


ジャッカル(原題:The Jackal)

脚本:34点
演技・演出:16点
撮影・美術:15点
編集:8点
音響・音楽:7点
合計80点

ブルース・ウィリスの怪演ともいえる悪役の冷酷さが際立っていて怖いんです。一方でリチャード・ギアは情熱的な一面も見える闘士という雰囲気があり見た目もカッコいいです。氷の獣と炎の獣と例えられた二人の激突は見ごたえがある反面、オリジナル版の『ジャッカルの日』と内容がかけ離れてしまってもはや別映画になっています。とはいえ、冷戦時の映画と冷戦が終わった後では脚本が変わることは仕方ないことかと思います。それよりハリウッド2大スターの共演を楽しむ方が良いかと思います。役作りしてるなぁ~と思えるだけの演技してますよ。あと『スペース・バンパイア』の全裸エイリアンで有名なマチルダ・メイが重要な役で出演していることもなんか嬉しかったりします。まだ駆け出し俳優のジャック・ブラックやダニエル・デイ・キムが見れるのも良いですよね。ジャック・ブラックは悲惨でしたが、印象が残る役でした。

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ジャッカル あらすじ(ネタバレ)

1997年、モスクワ。ロシア内務省(MVD)とアメリカ連邦捜査局(FBI)の合同捜査チームは、MVDのセマンコ少佐殺害容疑で、チェチェン・マフィアのメンバーであるガッツィー・ムラドを逮捕するためバーに突入。ガッツィーは隙を見てナイフで反撃するが、MVDのコスロヴァ少佐が応戦し、格闘の末ガッツィーを射殺した。

兄であるマフィアのボス、テレク・ムラドは弟が殺害されたことに激高し、MVDとFBIに報復を決意。凄腕の殺し屋「ジャッカル」に7,000万ドルという高額の報酬を約束し、アメリカ要人の暗殺を依頼する。

テレクの逮捕も狙うMVDとFBIは、捜査の過程で捕らえたテレクの一味が持っていたカバンから、FBI長官の資料を発見。尋問したところ「アメリカ人を殺す。復讐だ。ジャッカルが来る。」という言葉を発し、神出鬼没で素性も何もかも不明な暗殺者「ジャッカル」がFBI長官の暗殺を企てていることを知る。

しかしジャッカルはどこにいるかも不明で、KGBによれば、その顔を見たことのある者はわずか6名だという。その内の一人で、元バスク独立活動家イザベラがアメリカ国内にいるらしいこと、イザベラの居所を知るIRAのスナイパー、デクラン・マルクィーンがマサチューセッツの刑務所に収監されていることがわかり、FBI副長官プレストンとコスロヴァ少佐は、デクランに協力を求めるべく刑務所を訪れる。デクランは自身の釈放とイザベラの保護を条件にこれを受諾するが、実はデクランはジャッカルに個人的な恨みがあり、その復讐のためでもあった。

デクランがイザベラの元を訪ねると、イザベラは夫、子供と幸せな生活を送っており、久々の対面に動揺しつつ、捜査に協力する。相手がジャッカルであることを知ったイザベラは、デクランのための偽造パスポートと逃走資金が駅のロッカーに準備されていることを知らせ、デクランにロッカーの鍵を預けるが、デクランはジャッカルを倒すため、捜査に協力し逃走はしないと伝える。

デクランも加わったチームは懸命に捜査を続け、ジャッカルが複数の偽造パスポートと変装を使い分けカナダに入国していたことを突き止めるが、ジャッカルも巧みに捜査をかわし、着々と暗殺の準備を進めていく。シカゴで開催される医療センターの開設式典にFBI長官が出席することを把握していたジャッカルは、用意した武器と共にシカゴへ上陸を果たすが、デクランの推理により「ミシガン湖で開催中のレガッタに紛れて入国しているのでは」と考えたチームは、シカゴのヨットハーバーを捜査。デクランとコスロヴァ少佐は上陸間もないジャッカルと鉢合わせ激しい銃撃戦となるが、取り逃がしてしまう。その際、過去の因縁の相手であるデクランを見たジャッカルが、一切動揺していなかったことに気づいたデクランは、FBIに内通者がいるのでは、と疑い始めた。

デクランの主張をあり得ないと突っぱねたプレストンだったが、デクランとイザベラが過去に交際しており、イザベラがジャッカルに銃撃された際、妊娠中だったデクランの子を殺害されていたことを打ち明けられる。「人生をやり直したい」と決心しているデクランの熱意に負けたプレストンがチームメンバーの電話を盗聴したところ、メンバーでMVDのボリトノフ大佐が、長官のスケジュールをジャッカルに漏らしていたことが判明する。

ボリトノフ大佐をモスクワへ送還したチームは再びジャッカルの行方を追うが、大佐のメモからイザベラの情報も漏れていたことが発覚。イザベラは家族と共に間一髪で保護されていたが、留守宅に張り込んでいたコスロヴァ少佐、ウィザースプーン捜査官、マクマーフィー捜査官の元にジャッカルが現れる。捜査官2名は即座に殺害されてしまい、コスロヴァ少佐もジャッカルに果敢に挑んだが、凶弾に倒れてしまう。死を悟ったコスロヴァ少佐は「デクランに殺される時に私を思い出して」とジャッカルに言い放ちデクランに全てを託すが、ジャッカルは「貴様は女も守れない、とデクランに伝えろ。」と挑発する伝言を残して去って行く。デクランも駆けつけたが既にジャッカルは消えており、痛みに耐えながら伝言を伝えたコスロヴァ少佐は、デクランの前で静かに息を引き取った。

デクランは悲嘆に暮れるが、「女も守れない」の言葉から、実は標的はFBI長官ではなく、式典に同席する大統領夫人であると気づき、ヘリコプターで医療センターへ急行する。大統領夫人の守りをプレストンに託し、デクランはビルの屋上からジャッカルの行方を探す。ジャッカルは警備に当たっていた警察官になりすまし、重火器を遠隔操作して夫人の暗殺を企てていたが、道路に不審なバンが停まっており、その中に夫人を狙う重火器が設置されていることに気づいたデクランは、すんでの所で重火器のスコープを狙撃し破壊。その銃声に気づいたジャッカルが遠隔操作による射撃を開始する直前、プレストンは大統領夫人を助けることに成功した。

スコープを破壊されたジャッカルは照準を定められなくなり、会場に向けて無差別に銃弾を浴びせるものの、ほとんどが建物に命中し、暗殺に失敗してしまう。ジャッカルはすぐさま警察官の変装を解き、逃げ惑う群衆に紛れて地下鉄に乗車し脱出を試みるが、デクランも携帯電話で応援を呼びながら、すぐさま追跡を開始する。ジャッカルは線路に飛び降り逃走を図るが、デクランとの銃撃戦により、足に銃弾を受けてしまう。両方向から列車が来たことでデクランが身動きがとれなくなった隙に、ジャッカルは隣の駅まで逃走、ホームで警官を射殺した上、少女に銃を突きつけてデクランを待ち構える。

追いついたデクランは少女が人質になっていることを知ると「銃を捨てろ」と要求するジャッカルにやむなく従う。銃口がデクランに向けられたその時、ジャッカルの背後から銃を手にしたイザベラが突然現れる。デクランが携帯電話で話していた相手は実はイザベラで、お腹の子を奪ったジャッカルに復讐の銃弾を撃ち込み、倒すことに成功する。二人は無事を確かめ合うが、まだ息があったジャッカルは二人に再び銃口を向ける。気づいたデクランは間一髪、イザベラの銃をとりジャッカルを射殺する。

事件は無事終結したが、デクランの釈放は認められず、プレストンはデクランに刑務所への収監を伝える。しかし、イザベラからロッカーの鍵を受け取った事に気づいていたプレストンは、逃げずに捜査に協力したデクランへの見返りとして、「コーヒーを飲んでくる。30分後に戻る。」とそれとなくデクランに逃走をそそのかす。プレストンがゆっくりとコーヒースタンドに歩き始めるのを見て、デクランも新しい人生のために、ゆっくりと歩き出す。

ジャッカル スタッフ

監督:マイケル・ケイトン=ジョーンズ
脚本:チャック・ファーラー
製作:マイケル・ケイトン=ジョーンズ,ジェームズ・ジャックス,ショーン・ダニエル,ケヴィン・ジャール
製作総指揮:テレンス・クレッグ,マーク・ゴードン,ゲイリー・レヴィンソン,ハル・リーバーマン
音楽:カーター・バーウェル
撮影:カール・ウォルター・リンデンローブ
編集:ジム・クラーク
配給:ユニバーサル・ピクチャーズ,東宝東和

ジャッカル キャスト

ジャッカルブルース・ウィリス
名前だけが知らされている、神出鬼没の謎の殺し屋。仕事の際は4種類の身分証明と変装を用意し、3つは常に持ち歩き、予備の一つは緊急に備えてどこかに隠している。殺しの技術や、20年以上も正体を隠した潜伏術はおろか、FBIの限られた人間しかしらない情報さえも把握する情報収集能力を持つ。冷徹非情な殺し屋であると同時に、プロとしての意識が極めて高い。報酬の受け取りや費用の支払いは必ず前払いと後払いでそれぞれ半分ずつに分けるポリシーを持つ。(また計画が中止になった場合も前金で渡した報酬の半分は貰うというリスクもある)。その代わり依頼人の要求通り「ハデな殺し」を実現しようと重火器での暗殺を試みたり、偽造パスポートの作製を依頼したイギリスの女性には、良い仕事への礼として女性の要求額以上の報酬を手渡した上、お腹の子を気遣う発言までしているが、依頼時の約束を破ろうとしたイアン・ラモンについては、情報が漏れるリスクを考えたのか、重火器の試射に誘い出した上、的にして殺害した。

デクラン・マルクィーンリチャード・ギア
元IRAのスナイパー。現在は精神的疲労により第一線を退きアメリカに移住。イギリス人を相手にした任務をしたこともあり、体の前面にはそのときにできた複数のアザがある。1989年に武器密輸容疑で逮捕されると50年の実刑判決を受け、マサチューセッツの連邦刑務所に収監された。命を狙われる人生を過ごしてきたが、ジャッカルに個人的な恨みもあり、FBIの協力を受諾した。

カーター・プレストンシドニー・ポワチエ
FBI副長官。デクランをジャッカル逮捕のために仮釈放にした。立場をわきまえずにフランクな態度をとるデクランに呆れているが、ジャッカルに関する知識は誰よりも買っている。またデクランの過去を知っており、これが互いの共同力を深めている。事件の終結後はデクランに好意的になり、実質的にデクランを逃がす形で見逃した。

ヴァレンチーナ・コスロヴァダイアン・ヴェノーラ
MVDの捜査官。階級は少佐。ロシア出身で、海軍の軍人である弟がいるとのこと。自分の器量に自信がなく、顔のアザを見て男が逃げていくから、結婚を考えないとのこと。捜査を共にするにあたってデクランに特別な感情を抱くようになるが、イザベラ一家を保護する任務でジャッカルに銃撃され、駆けつけたデクランに「貴様は女も守れない。」というジャッカルからの伝言を伝えた後、息を引き取る。

イザベラ・ザンコーナマチルダ・メイ
バスク独立党の一員であり、ジャッカルの顔を知っていると言われている女性。デクランとは違う男性と結婚し、子供もいるが、今でも一番にデクランを愛している。

ティモシー・I・ウィザースプーンJ・K・シモンズ
FBI捜査官。イザベラ一家を保護する任務でジャッカルに射殺される。

マクマーフィーリチャード・ラインバック
FBI捜査官。イザベラ一家を保護する任務でジャッカルに射殺される。

ドナルド・ブラウンジョン・カニンガム
FBI長官。

イアン・ラモンジャック・ブラック
ジャッカルの依頼で重火器の台座を製作した男。「設計図や残った資材は全て返却する」という依頼時の約束を破り、返却の見返りとして10万ドルという高額の報酬を要求した結果、ジャッカルから台座のテストに誘い出され、重火器の的にされ殺害された。

大統領夫人テス・ハーパー
ダグラススティーブン・スピネラ
ジャマイカ人の女ソフィー・オコネドー
テレク・ムラドデヴィッド・ハイマン
ジョージ・デッカースティーヴ・バセット
ガッツイー・ムラドラヴィル・イシヤノフ
バビロフピーター・サリバン
ラリー・キングラリー・キング(本人)
兵士(狙撃手)ダニエル・デイ・キム
マギーマギー・キャッスル

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