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es[エス]|映画批評|あらすじ|スタッフ|キャスト|予告編・無料動画

es[エス]
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2001年公開のドイツ映画。数々の映画賞を受賞したシチュエーションサイコムービー。1971年にアメリカのスタンフォード大学で実際に行われたスタンフォード監獄実験を元にしたマリオ・ジョルダーノの小説『Black Box』を原作とし、ジョルダーノ本人が脚本に加わっている。

映画では、新聞広告によって募集された男たちが、ドイツの大学地下に設置された擬似刑務所で、囚人と看守の役を2週間演じ続ける実験が行われる。この実験の存在を知った主人公の男(モーリッツ・ブライブトロイ)は、取材と報酬目当てで囚人としてこの実験に参加する。

原題は「実験」の意。日本語版映画名の「es」とは、通常ドイツ語では「これ」または「それ」の意(英語ではit)であるが、心理学・精神分析学の用語で、「無意識層の中心の機能」という概念を意味する語である(この語もドイツ語起源で、語源は前者のesから来ている)

主演は『ラン・ローラ・ラン』で知られるモーリッツ・ブライプトロイで、自分の精神がコントロールできなくなっていく記者の姿を迫真の演技でみせる。

es[エス] 映画批評・備忘録


es[エス](原題:Das Experiment)

脚本:38点
演技・演出:18点
撮影・美術:16点
編集:8点
音響・音楽:7点
合計87点

地味な映画と思いきや、個々のキャラクターの役割が映像上で見事に表現されています。演出で観客に与える嫌悪感は意図して行っていると思えました。脚本、演技、演出、お見事です。公開から数年はかなり話題となっていた作品ですが、20年も過ぎると知らない人も多いです。ドイツ映画ってこともあるのかもしれません。個人的にはサイコ・スリラー映画の中では面白かった映画の中でも上位です。オススメしたいです。

最初に見てから20年もたったことに驚いてしまう今日この頃。


es[エス] あらすじ(ネタバレ)

タクシー運転手兼記者の男タレク(モーリッツ・ブライプトロイ)はある日、こんな実験者募集の新聞広告を目にする。

被験者求む。
拘束時間:2週間
報酬:4000マルク
応募資格:不問
実施場所:大学内模擬刑務所
その実験とは大学の地下に作られた擬似刑務所で20人の男を「看守」と「囚人」に分け、それぞれ与えられた役になり切り2週間生活するというものであった。 タレクは、2週間で4000マルク(約2000ユーロ、25万円)という高報酬と、刑務所の囚人の疑似体験という実験の特殊性が良い記事になると思い実験の様子を秘密裏に取材し、録画する為の超小型カメラを眼鏡に仕込み実験に参加する。

始めの日は両サイド共に何の問題も無く和やかな雰囲気で過ごす。しかしその後、些細ないざこざから端を発した看守側と囚人側の対立は、徐々に深くなってゆく。実験の主催者であるトーン教授に対し助手のグリム博士たちは、実験の続行は危険だと判断し実験中止の要請を再三に渡り行う。だが、これらの要請をトーン教授はすべて拒否、実験は続けられた。グリム博士は看守役のあまりの暴走に、トーン教授の留守中に実験の強制中止を申し出る。しかし看守役の男たちは実験を続ける為、グリム博士から衣服を没収し地下の疑似刑務所へ連行。この実験は最終的に2名の死者を含む多数の死傷者を出す惨劇へと変貌していく。

es[エス] スタッフ

監督:オリヴァー・ヒルシュビーゲル
脚本:ドン・ボーリンガー,クリストフ・ダルンスタット,マリオ・ジョルダーノ
原作:マリオ・ジョルダーノ『Black Box』
製作:マーク・コンラド
製作総指揮:オリヴァー・ヒルシュビーゲル
音楽:アレクサンダー・フォン・ブーベンハイム
撮影:ライナー・クラウスマン
編集:ハンス・ファンク
製作会社:ファネス・フィルム,セナトール・フィルム・プロダクション,セヴン・ピクチャーズ,タイフーン
配給:セナトール・フィルム,ギャガ

es[エス] キャスト

囚人番号77/タレク:モーリッツ・ブライブトロイ
囚人番号38/シュタインホフ:クリスチャン・ベルケル
囚人番号82/シュッテ:オリヴァー・ストコウスキ
囚人番号69/ジョー:ヴォータン・ヴィルケ・メーリング
看守/ベルス:ユストゥス・フォン・ドホナーニ
看守/エッカート:ティモ・ディールケス
看守/カンプス:ニッキ・フォン・テンペルホフ
看守/ボッシュ:アントニオ・モノー・ジュニア
ドラ:マレン・エッゲルト
トーン教授:エトガー・ゼルゲ
ユッタ・グリム博士:アンドレア・サバスキ
ジグラー:アンドレ・ユング
ラース:フィリップ・ホフマイヤー
レンツェル:ラース・ガルトナー
ニュースアナウンサー:クリスティアーヌ・ゲーボット

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