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羊たちの沈黙|連続殺人事件を追う女性FBI訓練生と、彼女にアドバイスを与える猟奇殺人犯で元精神科医との奇妙な交流を描く。

映画 羊たちの沈黙
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羊たちの沈黙は、1991年公開のアメリカ合衆国の映画。原作はトマス・ハリスの同名小説。 連続殺人事件を追う女性FBI訓練生と、彼女にアドバイスを与える猟奇殺人犯で元精神科医との奇妙な交流を描く。第64回アカデミー賞で主要5部門を受賞。アカデミー賞の主要5部門すべてを独占したのは『或る夜の出来事』、『カッコーの巣の上で』に次いで3作目である。 本作はアカデミー作品賞を受賞した唯一のホラー映画でもある。2011年にはアメリカ国立フィルム登録簿に新規登録された。物語の主役である精神科医のレクター博士はアンソニー・ホプキンスが演じ、アカデミー主演男優賞を受賞した。続編である『ハンニバル』でもホプキンスがレクターを演じている。もう一方の主役のFBI訓練生、クラリス・スターリングを演じたジョディ・フォスターもアカデミー主演女優賞を受賞しているが、こちらはホプキンスと異なり、続編には出演していない。

羊たちの沈黙 映画批評・評価・考察


羊たちの沈黙(原題:The Silence of the Lambs)

脚本:40点
演技・演出:20点
撮影・美術:17点
編集:10点
音響・音楽:8点
合計95点

初見は映画館で鑑賞。VHSとDVDの購入から配信視聴まで繰り返し見ている作品になります。初見時はジョディ・フォスターの初々しさはあまり目に留まらなかったのですが、今見ると若さと美しさが目立ちますね。彼女の演技もアンソニー・ホプキンスの演技も作品に沿った素晴らしいものです。レクターが、クラリスを観察し、何度かテストするやりとりがごく自然に行われていますが、表情や仕草など細かい演出も理由があり、脚本に無駄がありません。クラリスを演じたジョディ・フォスターは最初こそ初々しさが溢れていますが、終盤の姿は捜査官として成長した凛々しい姿があります。序盤の初々しさや未熟さは意図的に演じていたことが分かります。彼女は自分がスクリーンにどのように映るのか、どのように観客が受け止めるのか?それらも理解した役作りなんですよね。それはアンソニー・ホプキンスも同様で、レクターのミステリアスな人物像を演技・演出によって明かしていくスタイルになっています。

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羊たちの沈黙 あらすじ(ネタバレ)

カンザスシティをはじめとしたアメリカ各地で、若い女性が殺害され、皮膚を剥がされるという連続猟奇殺人事件が発生。逃走中の犯人は、「バッファロー・ビル」と呼ばれていた。

FBIアカデミーの実習生クラリス・スターリングは、バージニアでの訓練中、行動科学課(BSU)のクロフォード主任捜査官からある任務を課される。クロフォードは、バッファロー・ビル事件解明のために、監禁中の凶悪殺人犯の心理分析を行っていたが、元精神科医の囚人ハンニバル・レクターは、FBIへの協力を拒絶していた。クラリスは、クロフォードに代わって事件に関する助言を求めるため、レクターの収監されているボルティモアの州立精神病院に向かう。

レクターは、当初は協力を拒んでいたものの、やがてクラリスに自身の過去を語らせることと引き換えに、助言することを約束する。そして、クラリスは父親の死を受けて伯父に預けられた過去を話し、そこで明け方に伯父が羊たちを屠殺するのを目撃したことがトラウマとなっていることを明かす。

一方、新たに上院議員の娘がバッファロー・ビルに誘拐される事件が発生したため、精神病院院長チルトンは、自身の出世のためにレクターを上院議員に売り込む。議員である母親は、捜査協力の見返りとして、レクターを警備の緩い刑務所へ移送させることを約束する。しかし、レクターは、移送の隙をついて警備の警察官や救急隊員たちを殺害して脱獄を果たす。

クラリスは、レクターが示唆した数々のヒントによって、犠牲者たちの足跡をたどり、訪れたある民家に住む男性がバッファロー・ビルであると確信する。単身で民家の地下室へ踏み込んだ彼女は暗闇の中、間一髪で犯人を射殺し、人質を無事助け出す。

事件は解決し、その後、同期生たちと共に正式なFBI捜査官となったクラリスの元に、逃亡中の身であるレクターから電話が入る。レクターは、彼女のトラウマが解消されたかどうかを尋ね、事件解決と捜査官への就任を祝福し、「I’m having an old friend for dinner.」という言葉でチルトン殺害をほのめかして通話を終えると、彼の背中を追って人混みの中に姿を消す。

羊たちの沈黙 スタッフ

監督:ジョナサン・デミ
脚本:テッド・タリー
原作:トマス・ハリス『羊たちの沈黙』
製作:エドワード・サクソン,ケネス・ウット,ロン・ボズマン
製作総指揮:ゲイリー・ゴーツマン
音楽:ハワード・ショア
撮影:タク・フジモト
編集:クレイグ・マッケイ
配給:オライオン・ピクチャーズ,ワーナー・ブラザース

羊たちの沈黙 キャスト

クラリス・スターリング:ジョディ・フォスター
ハンニバル・レクター:アンソニー・ホプキンス
ジャック・クロフォード主任捜査官:スコット・グレン
バッファロー・ビル:テッド・レヴィン
フレデリック・チルトン医師:アンソニー・ヒールド
アーディリア・マップ:ケイシー・レモンズ
キャサリン・マーティン:ブルック・スミス
ルース・マーティン議員:ダイアン・ベイカー
バーニー:フランキー・R・フェイソン
ヘイデン・バークFBI長官:ロジャー・コーマン※登場シーンカット
メンフィスのFBI捜査官:ジョージ・A・ロメロ(ノンクレジット)

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ハンニバル・レクター博士シリーズ4部作

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ハンニバル・ライジング|レクター博士の幼少期から青年期にかけてを描いている、時間軸では1番目の作品。
ハンニバル・ライジングは、2007年公開のアメリカ・イギリス・フランス合作映画。トマス・ハリスによる小説「ハンニバル・レクター」シリーズ4作目となる同名小説の映画化。レクター博士の幼少期から青年期にかけてを描いている、時間軸では1番目の作品。映画批評・あらすじ(ネタバレ)・スタッフ・キャスト・映画予告編・無料動画・配信情報。