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レッドロック/裏切りの銃弾|裏切りの銃弾が、欲望の街をつらぬく ─ 。殺意は狂気と欲望で加速する ─ 。

レッドロック/裏切りの銃弾
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レッドロック/裏切りの銃弾は、1993年公開のアメリカ合衆国の映画。アメリカ中西部の町を舞台に殺し屋に間違えられた男と、彼が巻き起こす事件を描くサスペンス作品。秀逸な脚本とクセ者キャストで展開する必見作。

レッドロック/裏切りの銃弾 映画批評・評価・考察


レッドロック/裏切りの銃弾(原題:Red Rock West)

脚本:28点
演技・演出:17点
撮影・美術:15点
編集:7点
音響・音楽:7点
合計74点

曲者俳優がクセのある役を演じるちょっと笑えるサスペンス映画でした。『ワイルド・アット・ハート』と共にニコラス・ケイジファンには必見の映画で若手俳優だからこその演技というものがあって、彼の場合はそれがとてもユニークなんですよね。最近の映画でもユニークではあるんですが、若手の頃の方が自然だったりします。

レッドロック/裏切りの銃弾 あらすじ(ネタバレ)

かつては石油採掘ブームで賑わったアメリカ中西部の町、レッド・ロック。今では人口わずか874人だけのこの小さな町に、仕事を求めてテキサス生まれのマイケル(ニコラス・ケイジ)という男がやってくる。

町の酒場レッド・ロック・バーで一杯ひっかけていた彼は、地主のウェイン(J・T・ウォルシュ)から、テキサスから来るはずの殺し屋と間違えられ、ウェインの妻スザンヌ(ララ・フリン・ボイル)の殺害計画の概要を聞かされる。ことの重大さを認識しないまま、マイケルはウェインから前金の5000ドルを受け取ってしまう。それからしばらくして、命を狙われているスザンヌの方からも、夫が提示した額の2倍を払うから夫を殺してくれと持ちかけられ、マイケルはこちらのほうもためらわずに、金を受け取る。彼は町の保安官宛てに事件の真相を暴露した手紙を投函し、金だけ持ってレッド・ロックを後にする。

だがその夜、マイケルは交通事故に巻き込まれ、実は保安官だったウェインの許に戻ることになる。時同じくして本当の殺し屋ライル(デニス・ホッパー)が町に姿を現した。マイケルはスザンヌと共に、ウェインの許から逃亡、ライルはウェインの依頼通りにスザンヌを殺すため追跡を開始する。

追い詰められた二人は、ライルと戦い、スザンヌの銃がライルの息の根を止める。2人は列車に乗るが、スザンヌが金目当てに突然裏切り、マイケルに銃口を向けた。2人は揉み合い、スザンヌは列車から落ちてしまい、札束もすべて宙に舞ってしまう。マイケルは1人茫然と列車にゆられて去っていく。

レッドロック/裏切りの銃弾 スタッフ

監督:ジョン・ダール
脚本:ジョン・ダール
製作:スティーヴ・ゴリン,シガージョン・サイヴァッツォン
製作総指揮:マイケル・クーン,ジェーン・マッギャン
音楽:ウィリアム・オルヴィス
撮影:マーク・レショフスキー
配給:コムストック

レッドロック/裏切りの銃弾 キャスト

マイケル・ウィリアムズ:ニコラス・ケイジ
ウェイン・ブラウン:J・T・ウォルシュ
スザンヌ・ブラウン:ララ・フリン・ボイル
ライル:デニス・ホッパー
マット・グレイタック:ティモシー・カーハート
ラス・ボウマン:ダン・ショア
トラック運転手:ドワイト・ヨアカム

レッドロック/裏切りの銃弾 予告編・無料動画