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沈黙の戦艦|映画批評|あらすじ|スタッフ|キャスト|予告編・無料動画

沈黙の戦艦
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1992年公開のアメリカ合衆国の映画。海洋版「ダイ・ハード」と呼ばれ、大ヒットしたサスペンス・アクション。邦題『沈黙の戦艦』は、当時ヒットしていた日本の漫画『沈黙の艦隊』に倣ったものである。原題の『Under Siege』は日本語に訳するなら“戒厳令下”の意。本作以降セガールの主演作のほとんどに『沈黙の~』の邦題が付く事となり、各映画の公開時や映像ソフト発売時に「沈黙シリーズ最新作」と謳われるまでになっていった。なお、日本で本作の続編と謳われた『沈黙の要塞』(原題は『On Deadly Ground』)とは全く無関係の作品で、本作と一部のキャストが共通する正式な続編は『暴走特急(原題:Under Siege 2)』である。

沈黙の戦艦 映画批評・備忘録


沈黙の戦艦(原題: Under Siege)

脚本:35点
演技・演出:16点
撮影・美術:16点
編集:7点
音響・音楽:7点
合計81点

主人公が圧倒的な強さで悪役をなぎ倒すセガールらしさを確立した作品
悪役のゲイリー・ビジーとトミー・リー・ジョーンズの演技も光った作品でこの2人がいないと緊迫感やセガールの強さが成立していなかったかもしれない。

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沈黙の戦艦 あらすじ(ネタバレ)

退役を迎え、ハワイからアメリカ本土のサンフランシスコへ向けて最後の航海に出たアメリカ海軍のアイオワ級戦艦「ミズーリ」。艦長・アダムス大佐のサプライズ誕生日パーティーのために、ミュージシャンやケータリング業者がヘリでこの艦を訪れた。

しかし、彼らの正体は元CIAエージェント・ストラニクス率いるテロリスト一味だった。「ミズーリ」副長・クリル中佐が一味を手引きし、艦内の警備体制をあらかじめ緩めていたのだ。一味はアダムス大佐を殺害、他の乗員たちを船倉や船室に監禁してしまう。彼らの目的は、艦に搭載されている核弾頭搭載トマホーク巡航ミサイルを奪い、ブラックマーケットへ転売することだった。

乗員の中でただ一人難を逃れたのは、クリル中佐とトラブルを起こして保冷倉庫に閉じ込められていたコック長のライバック兵曹。彼の素性は海軍特殊部隊「Navy SEALs」対テロ部隊の元指揮官だった。

彼はパナマ侵攻作戦で情報の行き違いから部下を多数死傷させてしまい、当時の情報将校を殴打して降格処分になっていた。それをアダムスが不憫に思い、自分の手元に置いて、前歴を伏せたまま烹炊所に配置していたのである。

サプライズのためにケーキの中に潜んでいた女性ダンサーのジョーダン・テートや、徐々に救出した同僚と共に、ライバックはテロリスト一味への反撃を始める。

ストラニクスは部下殺害の手際の良さやオーブンを利用した即製爆弾を見て、「敵」がプロであると察する。一方、クリル中佐はライバックの経歴を調べ上げると、船倉に注水して乗員たちを皆殺しにしようと画策。さらに救出に来た海軍特殊部隊のヘリコプターを携帯対空ミサイルで撃墜させた。

しかしライバックも艦内のテロリストを次々に退け、さらには一味の脱出用潜水艦を破損させたうえで「ミズーリ」の主砲で撃沈。そしてストラニクスも1対1の対決の末撃破する。
すでに発射されていたトマホークも空中爆破に成功し、「ミズーリ」はようやく解放された。一件落着の後に営まれた葬儀の場で、ライバックたち「ミズーリ」乗員一同とテートはアダムス艦長に別離の敬礼を贈るのだった。

沈黙の戦艦 スタッフ

監督:アンドリュー・デイヴィス
脚本:J・F・ロートン
製作:アーノン・ミルチャン,スティーヴン・セガール,スティーヴン・ルーサー
製作総指揮:J・F・ロートン,ゲイリー・ゴールドスタイン
音楽:ゲイリー・チャン
撮影:フランク・タイディ
編集:デニス・ヴァークラー,デイヴィッド・フィンファー
製作会社:リージェンシー・エンタープライズ
配給:ワーナー・ブラザース

沈黙の戦艦 キャスト

ケーシー・ライバックスティーヴン・セガール
「ミズーリ」のコック長で、階級は上等兵曹。アダムス艦長の専属コックも務める。前歴は海軍特殊部隊「Navy SEALs」の対テロ部隊の元指揮官。パナマ侵攻までは華々しい経歴を持っていた英雄だったが、情報将校との諍いで左遷されてしまった過去を持つ。火器を使った戦闘は勿論、ナイフや徒手による格闘技においても無類の強さを持つ戦士。食材や日用品・砲弾の炸薬を応用して即席の仕掛け爆弾を作る、テロリストに勘づかれないように艦内を移動するなど、工作技能、洞察力、判断力にも恵まれている。コックとしての料理の腕前も非常に良く、艦長が気に入る料理を作れるのは自分だけだと自負している。ラミレスら烹炊所の同僚を始め、乗組員との仲はおおむね良好だが、制服の着用に頓着せず、上官に対して「サー」付けをするよう注意されても拒否するため士官たちからは睨まれている。また副長であるクリル中佐との対立・諍いが絶えず、彼による嫌がらせにも辟易していた。自身がアダムス艦長のサプライズパーティーのために作っていたブイヤベースの鍋にクリル中佐が痰を吐いたことに激怒。彼を殴打したため生鮮品の保冷倉庫に閉じ込められたが、これが結果的にストラニクス一味のテロから逃れるきっかけになる。ストラニクスの手下の襲撃を一蹴し、烹炊所を脱出した後、誰もいなくなったパーティー会場で何も知らないミス・ジュライことジョーダン・テートと出会う。次いで他の仲間達も救出し、一味に反撃を開始する。

ウィリアム・ストラニクストミー・リー・ジョーンズ
元CIA工作員。今回のテロの首謀者であり、アダムス艦長の誕生日を祝うサプライズパーティーを名目に、部下たちと共にヘリで「ミズーリ」に飛来した。ロック・ミュージシャンに変装し乗組員の注意を引いて油断させ、戦艦を一気に制圧する。性格は冷酷にして残忍。乗組員達を閉じ込めるための船室へ連行する途中、逆らって射殺された乗組員の後ろを歩いていただけの別の乗組員までも射殺して乗組員全員への脅しとするなど、狂気的な面が強い。CIA時代にもその存在を危険視したトム・ブレーカーによって暗殺されかけたが、派遣されたエージェント2人を返り討ちにした上で2人の指を切断し郵便で送るという凶行で応じた。一方で指揮官としては常に冷静で、ライバックの脅威を知ってからは部下たちに対して仲間と共に行動するよう喚起するなど、警戒を怠らない。強いストレス下で行われるCIAの工作活動そのものや、世間で大物と目されている連中の引き起こした不始末の尻拭いに駆り出されて命を懸ける事に嫌気が差し、今回のテロ行為を実行に移した。かつて自身が撃沈を命じられたはずの北朝鮮の潜水艦に「ミズーリ」艦内のミサイルを積み込んで輸送し、それらをブラックマーケットに転売することが最終目的。ライバックらに潜水艦を撃沈された事で自棄を起こし、ホノルルへ向けてトマホークミサイルを発射。CICルームに現れたライバックに銃を突きつけ、ミサイルの爆発の瞬間を見物させようとするが、一瞬の隙を突かれて格闘戦に持ち込まれる。最後は右目を潰され、とどめに頭部をナイフで刺されて死亡した。

クリル中佐ゲイリー・ビジー
戦艦「ミズーリ」の副長。海軍中佐。裏でストラニクスと内通しており、共に「ミズーリ」の乗っ取りを企む。ストラニクス一味が乗るヘリを「ミズーリ」に乗艦させるように手引きしたのも彼。
陰湿かつ粗暴な性格で部下への暴力・暴言が絶えず、そのあまりのひどさにアダムス艦長の勤務評価では「精神鑑定の実施を勧告する」と警告されるほどだった。ライバックの反撃に対抗するために、船倉へ閉じ込めた大勢の乗組員を水責めで溺死させようと画策するなど、残忍さはストラニクス以上である。艦乗っ取り作戦の直前、烹炊所のコック全員に食堂へ行くよう命令するが、ライバックが反抗的な態度を見せたため、腹いせに艦長用のブイヤベースに痰を吐いた。しかしそれでライバックを怒らせてしまい、彼に殴打される。これを口実に彼を営倉に放り込もうとしたが、営倉処分には艦長の許可が必要なため、やむなく烹炊所の保冷倉庫に監禁した。パーティー会場では女装した姿で乗組員の警戒心を解き、アダムス艦長の自室に入った後、会場の銃声を合図に艦長を射殺する。ライバックをただのコックだと軽く見ていたが、艦長の部屋にあった隠しファイルで彼の素性を知り驚愕。最後はストラニクスらと別れ先に潜水艦で逃げようとしたが、「ミズーリ」の主砲で潜水艦もろとも爆散した。

ジョーダン・テートエリカ・エレニアック
アダムス艦長の誕生日を祝うサプライズパーティーのスペシャルゲストとして、ストラニクスたちと共に「ミズーリ」へ乗艦した女優。「ミス・ジュライ」の愛称で親しまれる(演じるエリカ・エレニアックは実際にプレイメイトで、1989年度のミス・ジュライである)。ストラニクスたちの本性には気付いていなかった。
乗り物に弱く、クリル中佐にもらった鎮静剤を飲み過ぎて眠ってしまい、誰もいなくなったパーティー会場で作り物のケーキから飛び出したところをライバックに発見される。最初はわけもわからず泣いてばかりだったが、死線を潜る中で場慣れしていき、ライバックに協力的になる。ライバックの戦闘能力の高さを間近で見たためか、「彼の近くが一番安全」として、戦闘中はなるべく彼から離れないようにしている。「ミュージシャンとデートしない」「人を殺さない」というルールを持っていたが、後者は危機に陥ったライバックを助けるために自ら破った。

ドーマーコルム・ミーニイ
ストラニクス直属の部下で、彼の右腕的存在。ケータリング業者のウェイターに変装して乗艦した人物。艦内の技術面を担い、また、序盤ではクリルと共にアダムスの殺害を行う。ライバックの素性を知ったあと、自ら抹殺に向かい、負傷した彼を追い込んで射殺しようとするが、駆け付けたテートに背後から射殺される。

アダムス艦長パトリック・オニール
ミズーリの艦長。海軍大佐。部下からも慕われているベテラン軍人。ライバックを拾い上げ、自身の艦の専属コックという役職を与えた恩人でもある。ライバックの人格だけでなくコックとしての才能も評価しており、彼の料理を好み、「大統領に紹介したい」と語るほどであった。艦長である自身の許可なくヘリを着艦させたクリルを問い詰めるが、「ベイツ提督がサプライズパーティーを思い付いた」という言葉に騙され、ストラニクスらの乗艦を許し、最後はクリルに自室で射殺される。エピローグではミズーリ艦上で彼の盛大な葬儀が行われ、ライバックを含めた多数のミズーリ乗組員たちより敬礼を受ける。

ベイツ提督アンディ・ロマーノ
アメリカ海軍大将。本作における戦艦「ミズーリ」ハイジャック対応の最高指揮官。CIAのトム・ブレーカーを呼び出して犯人であるストラニクスについて事情聴取を行い、CIAの人物管理の杜撰さを厳しく非難する。また、ガーザ大佐よりライバックについて聞くも、万が一の場合に備えて空母艦載機で攻撃し、乗員ごとミズーリを沈没させることを宣言する。

トム・ブレーカーニック・マンキューソ
CIA高官。無責任で軽薄な男。CIA時代のストラニクスを知る人物。狂気的な性格の彼を重用したが、のちにアメリカの脅威になると考えて密かに始末しようとして失敗し、今回の事態の遠因を作り出す。まったく悪びれずストラニクスのことを説明し、ベイツに叱咤される。

ガーザ大佐デイル・ダイ
アメリカ海軍大佐。国防総省に集まった高官の中では唯一ライバックの前歴を知る人物。ライバックが乗艦していることを知って、他のメンバーに彼の来歴や降格した理由などを説明する。「彼はSEALsの中でも最優秀であった」と太鼓判を押し、ストラニクスの仲間だった場合の懸念についての意見が出ても、これを否定し、「人物は私が保証する」と断言する。

タックマンダミアン・チャパ
ミズーリの洗濯係。海軍傭人(軍属)であって非戦闘員。ライバックに助けられるが非戦闘員であること、臆病な性格であることから、唯一共闘を断る。そしてテートと部屋に残って隠れていると申し出るが、誰にも賛同されず、仕方なく戦いに身を投じることを決める。最後には自身が怯えていたことも忘れ、逃げようとするクリル中佐の潜水艦を見て悔しがる姿を見せる。

グレンジャートロイ・エヴァンス
士官。ライバックに助けられ共闘する。ライバックがクリル中佐による脅しの声明にも屈さず、反撃に出る姿勢を見せたとき、いち早く賛同し銃を取る。

テイラー少尉:グレン・モーシャワー
グリーン少佐:ジョン・ロットガー
キュー・ボール:リー・ヒントン
ラミレス:レイモンド・クルス
ハリス中佐:バーニー・ケイシー
スペルマン大佐:ドルー・アン・カールソン
アジア系のコマンド隊員:ジョージ・チェン
デヴィッド・トレントン国家安全保障問題担当補佐官:デニース・リップスコーン
ナッシュ二等兵:トム・ウッド
バラード大尉:マイケル・ウェルデン
エンジン・ルーム当直士官:ジョゼフ・コサラ

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