スポンサーリンク

ロッキー5/最後のドラマ|映画批評|あらすじ|スタッフ|キャスト|予告編・無料動画

ロッキー5/最後のドラマ
この記事は約7分で読めます。

1990年公開のアメリカ合衆国の映画。『ロッキー』シリーズの5作目であり、『ロッキー4/炎の友情』(1985年)の続編。シリーズ1作目で監督を務め各方面で絶賛されたジョン・G・アヴィルドセンを再び監督として招聘し『ロッキー』シリーズに終止符を打つ作品として製作された。しかし結果としてはシリーズ最低の興行成績で作品の内容的にも酷評された。

ロッキー5/最後のドラマ 映画批評・備忘録


ロッキー5/最後のドラマ(原題:Rocky V)

脚本:35点
演技・演出:13点
撮影・美術:13点
編集:7点
音響・音楽:7点
合計75点

ヒーローの挫折を描いた今作。凄まじく酷評されているシリーズ5作目なんですけど、トミー・モリソンの演技がひどい事を除けば、脚本は良いものがありロッキー”らしさ”を感じる作品です。
息子との関係性の描き方は実にリアルなものだと感じました。

この作品、ロッキーシリーズを連続で見ているとロッキーらしい人柄が良く表れているように映ります。内容が地味なので、高揚感やカタルシスがありませんが、ロッキーが好きな人には良い作品だと思います。

ゴールデンラズベリー賞については、ロッキーがなぜ愛される作品なのか理解できてない奴が選んでいたり、スタローンいじめでしかないようにも思えます。この映画を本当に見たのだろうか?

※新鋭ボクサー役で出演したトミー・モリソンは、WBO・IBCのプロボクシング世界ヘビー級チャンピオンであり、当時黒人が活躍の中心であるボクシング界において「ホワイト・ホープ:白人の希望」として注目された。
※ロッキー・ジュニア役で出演したセイジ・スタローンは、シルヴェスター・スタローンの実子である。
※悪徳黒人プロモーターとして登場するジョージ・ワシントン・デュークは、モハメド・アリやマイク・タイソンなどの試合をプロモートし、世界規模で著名なプロモーターのドン・キングがモデルであると言われている。キングはシリーズ3作目まで登場していたミッキーのモデルとも言われる名伯楽カス・ダマトが激しく嫌っていたことでも有名である。
※第11回ゴールデンラズベリー賞10部門中の7部門(最低作品賞、最低監督賞、最低主演男優賞、最低主演女優賞、最低助演男優賞、最低脚本賞、最低主題歌賞)にノミネートされるという有難くない結果を残した。今回はノミネートのみで受賞は免れたが、演技が酷評されていたスタローン以外に1作目では絶賛されたアヴィルドセン監督、タリア・シャイア、バート・ヤングもノミネートされ有終の美を飾るというわけにはいかなかった。スタローン自身は前年に「この10年最低主演男優賞」を受賞し、ラジー賞からはすでに「歴史に残る最低男優」のレッテルを貼られている。

amazonプライム・ビデオ

ロッキー5 [Blu-ray]
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
¥2,450(2022/04/23 03:37時点)

ロッキー5/最後のドラマ あらすじ(ネタバレ)

ソ連の強豪ボクサー・ドラゴを破ってアメリカに帰国したロッキー・バルボアは、その後会計士の不正により破産。その上、度重なる激闘により脳に回復不能となるほどのダメージが蓄積しており、妻・エイドリアンの説得もあって遂に引退を決意する。

フィラデルフィアに帰郷したロッキーは、今は亡きかつてのトレーナー・ミッキーのジムで白人新鋭ボクサーのトミー・ガンを育て、トレーナーとして第二の人生を歩み始めていた。一方、思春期にさしかかった息子のロッキーJr.は、トミーの育成に夢中になっていく父に対し、自分から離れていく違和感を抱き始め心に影を落とし、父に反抗し始める。

そうした状況に突如現れた派手な黒人プロモーター、ジョージ・ワシントン・デュークは黒人ボクサーのユニオン・ケインとの対戦のためにロッキーに現役復帰を打診するが、ロッキーは反対する家族の想いを優先させる。するとデュークの食指はロッキーの愛弟子として快進撃を続けるトミーに向けられる。そして甘い誘惑によりトミーをロッキーのもとから引き抜く。喪失感の中、本当に大事なものに気づいたロッキーは、やがてJr.との仲を修復していく。

金と名誉を欲するトミーは、かつてロッキーと共に夢と希望を抱いてトレーニングを積み重ねた心を失っていた。そして、トミー対ケインのタイトルマッチが行われるが、トミーが恩人ロッキーを捨てたことを知っている観衆は不満を抱き、ブーイングやヤジを飛ばすばかりであった。ケインを呆気なく撃破したトミーは新チャンピオンになるが、観客からは受け入れられなかった。

試合後、トミーはデュークと共にマスコミの前で新チャンピオンを名乗り出るが、「ケインはニセのチャンピオンだ」、「あの試合は八百長だ」と批難される。そのため別人のように変わってしまったトミーは、デュークの提案でロッキーとの師弟対決を望む。

酒場でロッキーの前に現れたトミーは侮辱の言葉を浴びせながら試合を要求する。それを耳にした義兄・ポーリーは、トミーに舌戦で応戦するも、殴り倒されてしまう。この暴挙でロッキーは遂にトミーに怒りをぶつける。その戦いは周囲の人々とテレビカメラが見守る中ストリートファイトへと発展した。ロッキーは闘いのさ中、大発作に見舞われ意識を失いかけるも、幻覚の中に垣間見た、叱咤するミッキーの姿とその言葉に再び奮起し見事勝利。真の英雄の意地と力を見せつけたのだった。

息子に手を引かれ、現役時代にトレーニングを積んだフィラデルフィア美術館の正面階段を息も絶え絶えに駆け上がるロッキーに、もはやかつての足取りは無い。だが、そこにはボクサー人生を全うした男の爽やかな笑顔があった。

ロッキー5/最後のドラマ スタッフ

監督:
脚本:
製作:,?
製作総指揮:
音楽:
撮影:
編集:,,
配給:

ロッキー5/最後のドラマ キャスト












ロッキー5/最後のドラマ 予告編・無料動画


amazonプライム・ビデオ

ロッキー5 [Blu-ray]
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
¥2,450(2022/04/23 03:37時点)

ロッキー 映画シリーズ

ロッキー|映画批評|あらすじ|スタッフ|キャスト|予告編・無料動画
1976年公開のアメリカ合衆国の映画。不器用で口は悪くも根は優しいロッキーと、ボクシングジムのトレーナーであるミッキー、親友のポーリー、そしてポーリーの妹で後に恋人となるエイドリアンが織り成す人間味溢れるドラマや、ビル・コンティ作曲の 『ロッキーのテーマ』が多くの観客の心を掴んだ。公開当初、無名俳優の書いた脚本をB級映画出身の監督が製作するという背景から、作品に対する周囲の視線は冷ややかだったが、映画は観客の心を掴み、瞬く間に全米だけで1億ドルの興行収入を記録。第49回アカデミー賞作品賞ならびに第34回ゴールデングローブ賞ドラマ作品賞受賞作品。また、2006年に米国連邦議会図書館がアメリカ国立...
ロッキー2|映画批評|あらすじ|スタッフ|キャスト|予告編・無料動画
1979年公開のアメリカ合衆国の映画。『ロッキー』(1976年)の続編。本作では1作目の監督ジョン・G・アヴィルドセンに代わりスタローンがメガホンを取り、監督・脚本・主演の三役を務めている。 前作を超える壮絶なボクシングの試合場面が展開され全世界でヒットしたが、作品の評価・興行成績ともに前作には及ばなかった。 ロッキー2 映画批評・備忘録 ロッキー2(原題:Rocky II) 脚本:38点 演技・演出:19点 撮影・美術:16点 編集:8点 音響・音楽:9点 合計90点 前作ロッキーのクライマックスシーンから始まり、前作の余韻を上手く前半のストーリーに取り込むこと...
ロッキー3|映画批評|あらすじ|スタッフ|キャスト|予告編・無料動画
1982年公開のアメリカ合衆国の映画。『ロッキー』シリーズの3作目であり、『ロッキー2』(1979年)の続編。当初この「ロッキー」シリーズはこの作品をもって完結する予定だった。前作に引き続いてシルヴェスター・スタローンが監督・脚本・主演の三役を務めた。当初はシリーズ最終章の予定で製作されたため、師匠であるミッキーの死や、宿敵アポロ・クリードとの友情など、ストーリーに区切りをつける描写が多く見られる。同年10月公開の『ランボー』撮影のための役作りの必要性もあり、トレーナーの指導の下、食事内容の改善と本格的な筋力トレーニングにより徹底的に肉体改造が施され、脂肪がそぎ落とされたスタローンの身体は前2...
ロッキー4/炎の友情|映画批評|あらすじ|スタッフ|キャスト|予告編・無料動画
1985年のアメリカ合衆国の映画。『ロッキー3』(1982年)の続編として製作された、『ロッキー』シリーズ第4作。当時の東西冷戦と、ゴルバチョフ登場によるソ連との雪解けムードをストーリーに織り込んだ、過去3作とは大きく趣の異なる作品となっている。興行的にはシリーズ最高のヒットを記録したが、本作自体や監督・主演を務めたシルヴェスター・スタローン、助演のブリジット・ニールセンらは、『ランボー/怒りの脱出』と『レッドソニア』も併せて第6回ゴールデンラズベリー賞10部門中8部門にノミネートされ、5部門を受賞するという不名誉な記録を残している。 ロッキー4/炎の友情 映画批評・備忘録 ロッキー4...
ロッキー5/最後のドラマ|映画批評|あらすじ|スタッフ|キャスト|予告編・無料動画
1990年公開のアメリカ合衆国の映画。『ロッキー』シリーズの5作目であり、『ロッキー4/炎の友情』(1985年)の続編。シリーズ1作目で監督を務め各方面で絶賛されたジョン・G・アヴィルドセンを再び監督として招聘し『ロッキー』シリーズに終止符を打つ作品として製作された。しかし結果としてはシリーズ最低の興行成績で作品の内容的にも酷評された。 ロッキー5/最後のドラマ 映画批評・備忘録 ロッキー5/最後のドラマ(原題:Rocky V) 脚本:35点 演技・演出:13点 撮影・美術:13点 編集:7点 音響・音楽:7点 合計75点 ヒーローの挫折を描いた今作。凄まじく酷評...
ロッキー・ザ・ファイナル|映画批評|あらすじ|スタッフ|キャスト|予告編・無料動画
2006年公開のアメリカ合衆国の映画。『ロッキー』シリーズの6作目であり、『ロッキー5/最後のドラマ』(1990年)以来、16年ぶりとなる続篇。4作目『ロッキー4/炎の友情』以来、再びシルヴェスター・スタローンが監督・脚本・主演を務め、本作がシリーズ完結篇と銘打たれている。なお、その後スピンオフであり、ロッキーも登場する続編として『クリード チャンプを継ぐ男』が製作されている。 ロッキー・ザ・ファイナル 映画批評・備忘録 ロッキー・ザ・ファイナル(原題:Rocky Balboa) 脚本:37点 演技・演出:18点 撮影・美術:16点 編集:9点 音響・音楽:8点 合計8...
クリード チャンプを継ぐ男|映画批評|あらすじ|スタッフ|キャスト|予告編・無料動画
2015年公開のアメリカ合衆国のスポーツドラマ映画。日本では2015年12月23日公開。『ロッキー』シリーズの一作で初のスピンオフ作品であり、『ロッキー・ザ・ファイナル』以来9年ぶりの続編。ロッキーシリーズ初のワーナーブラザース配給作品。親友アポロ・クリードの名前が由来ですが、「クリード」には、英語で信条、信念の意味もあります。 クリード チャンプを継ぐ男 映画批評・備忘録 クリード チャンプを継ぐ男(原題: Creed) 脚本:38点 演技・演出:19点 撮影・美術:16点 編集:9点 音響・音楽:8点 合計90点 永遠の名作『ロッキー』の魂<ソウル&gt...
クリード 炎の宿敵|映画批評|あらすじ|スタッフ|キャスト|予告編・無料動画
2018年公開のアメリカ合衆国の映画。出演はマイケル・B・ジョーダンとシルヴェスター・スタローンなど。 『ロッキー』シリーズのスピンオフ映画『クリード チャンプを継ぐ男』の続編。敵役として、『ロッキー4/炎の友情』(1985年公開)でアポロ・クリードやロッキーと対戦したイワン・ドラゴと、その息子のヴィクター・ドラゴが登場する。イワン役は『ロッキー4』と同じくドルフ・ラングレンである。また、ブリジット・ニールセンもイワンの妻ルドミラ役を再び演じている。2022年に続編(クリードIII)が予定されており主演のマイケル・B・ジョーダンが監督する。 クリード 炎の宿敵 映画批評・備忘録 クリー...