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ドーベルマン|映画批評|あらすじ|スタッフ|キャスト|予告編・無料動画

ドーベルマン 映画
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1997年公開のフランス映画。オランダ出身の映像作家ヤン・クーネンがクエンティン・タランティーノに触発されてメガホンを取ったバイオレンス・コミック・アクション作品。大友克洋や押井守など、ジャパニメーション・ファンを公言するヤン監督の世界観が炸裂。コミック感覚とデジタル・ロックが融合し、パンキッシュな映像を展開させる。

ドーベルマン 映画批評・備忘録


ドーベルマン(原題:Dobermann)

脚本:30点
演技・演出:17点
撮影・美術:16点
編集:10点
音響・音楽:10点
合計83点

正気で撮った映画とは思えない。ものすごくぶっ飛んだ映像と演出音楽も素晴らしい

象徴的なのは、警察が赤ん坊を人質にし、男娼のソニアを脅迫するシーン、ドーベルマン一味がドラッグとSEXで完全にトランス状態になったところで警察の突入シーン、警官のヘルメットに手榴弾を放り込んで、頭を吹っ飛ばすシーンやクリスチーニ警視を自動車で顔面引き擦りにしたシーン。
あまりのクリスチーニ警視の非道ぶりから映画途中から善悪が逆転し、警察が悪、銀行強盗のドーベルマンが正義という感覚になってしまう。

- この映画ができるまでの背景 -
欧米では銀行強盗犯は、悪人とはいえなぜか英雄扱いされることが多く、ジョン・デリンジャー、ジェシー・ジェイムスなど映画化もされている人もいるほど。日本で言う”ねずみ小僧”のように金持ちから金を奪って、貧乏人に還元する義賊のような場合、英雄扱いされることがある。
警察官=正義の味方ではなく、汚職の横行(腐敗者)や権力者の手先という面がある。
クエンティン・タランティーノが過激なバイオレンス映画の「パルプ・フィクション」でカンヌ映画祭パルム・ドールを受賞し、それに触発されたヤン・クーネンが表現の自由を爆発させたのが今作品。
主人公の仲間は、社会的マイノリティー達であり社会的弱者でもあるが、今作は獰猛な反社会的人物像で彼ら描くという大胆(鬼畜)さ。

今作品の共演後に、主演のヴァンサン・カッセルとモニカ・ベルッチが結婚している。(後に離婚)

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ドーベルマン あらすじ(ネタバレ)

パリで連続強盗事件が発生。犯人はドーベルマン(演:ヴァンサン・カッセル)と名乗る男が率いる強盗団で、リーダーのドーベルマンことヤン・ルパントレックは生まれながらの強盗である。彼の仲間には、薬に溺れ常に殺人の衝動に駆られているムス(演:アントワーヌ・バズラー)、斧を振り回す犬好きの巨漢ピットビュル(演:チック・オルテガ)、聖書の中に手榴弾を携帯する神父(演:ドミニク・ベテンフェルド)、同性愛者で女装好きのドラッグクイーン・ソニア(演:ステファン・メツガー)、廃車回収業者でありマシンガンの使い手レオ(演:フランソワ・ラヴァンダル)、ヤンの恋人で爆弾の扱いに長けた聾唖の美女ナット(演:モニカ・ベルッチ)、狙撃の名手にしてナットの兄であるマニュ(演:ロマン・デュリス)など、多彩な顔ぶれが揃っていた。鮮やかな手口で犯行を成功させる一味に対して、追い詰められた警察は目的の為には手段を選ばない非情なクリスチーニ警視(演:チェッキー・カリョ)をドーベルマン一味の壊滅作戦に登用する。
クリスティーニはヤンの一味のドラッグ・クイーンのソニアことオリヴィエ(ステファーヌ・メッツゲール)の家を訪れ、家族に暴行を加えて脅しつけ、あげくはオリヴィエの幼い子を人質にヤンのアジトを聞き出す。ヤンの恋人でセクシーな爆破のプロ、ナット(モニカ・ベルッチ)、その双子の兄で変態だが腕は一流のマニュ、冷静沈着な殺戮者の神父、女好きのムス、ゴジラという小犬を飼うピットビュル、ギターの名手レオら一味は、ヤンとアジトのジョーのバーへ集まるが、そこをクリスティーニらが急襲。マニュとピットビュルは殺され、ナットは捕らわれの身に。クリスティーニは一味を血祭りにあげると、ナットを暴行して連行。ヤンはそれを追う。かくして激闘の末、ヤンはクリスティーニをつかまえて仲間の復讐を遂げた。

ドーベルマン スタッフ

監督:ヤン・クーネン
脚本:ジョエル・ホーサン
製作:フレデリック・デュマ,エリック・ネーヴェ
音楽:スキゾマニアック
撮影:ミシェル・アマテュー
編集:ベネディクテ・ブルネット
配給:コムストック

ドーベルマン キャスト

“ドーベルマン”ヤン・ルパントレック:ヴァンサン・カッセル
クリスチーニ警視:チェッキー・カリョ
ナット・ラ・ジターヌ:モニカ・ベルッチ
ムス:アントワーヌ・バズラー
神父:ドミニク・ベテンフェルド
ピットビュル:チック・オルテガ
マニュ:ロマン・デュリス
レオ:フランソワ・ラヴァンダル
“ソニア”オリヴィエ・ブラシェ:ステファン・メツガー
クロダレック警視:パトリック・ロッカ
ボーマン刑事:マルク・デュレ
ダヴィッド刑事:イヴァン・メラ=バルボフ
ジョー叔父さん:ローラン・アムステュツ

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