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バンテージ・ポイント|狙撃の瞬間を目撃した8人の異なる視点から暗殺計画の全貌を明かしていく、斬新かつ大胆なノンストップサスペンスアクション

バンテージ・ポイント
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バンテージ・ポイントは、2008年公開のアメリカ合衆国の映画。大統領狙撃の現場に立ち会い、その瞬間を目撃したそれぞれの視点から事件を再検証するというアイディアと緻密な構成を持ったサスペンス・アクション。スペインでの国際会議で起こった米大統領狙撃事件の瞬間とその前後を、現場にいた立場や職種などが違う8人の同時刻の視点から描いている。

バンテージ・ポイント 映画批評・評価・考察


バンテージ・ポイント(原題:Vantage Point)

脚本:33点
演技・演出:16点
撮影・美術:17点
編集:8点
音響・音楽:7点
合計81点

アメリカ合衆国大統領が狙撃されるというショッキングな場面で幕を開け、目撃者8人の運命を狙撃の瞬間に戻りながらひとりずつ描くうちにストーリーは少しずつ前進し、やがて巨大な陰謀の真相が浮かび上がってくるという、凝った脚本がユニークな活劇になります。爆破・銃撃戦・カーチェイスなどのアクションを一気呵成に畳み掛けて楽しませてくれる演出は見物です。フォレスト・ウィテカー、ウィリアム・ハートらアカデミー賞に輝く実力派俳優陣に加え、「デイ・アフター・トゥモロー」のデニ・クエイド、ドラマ「LOST」のマシュー・フォックスなどを絡ませた配役も魅力的です。

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バンテージ・ポイント あらすじ(ネタバレ)

スペインのマヨール広場は群衆によって埋め尽くされ、演壇ではテロ撲滅の国際サミットに参加している米国のアシュトン大統領(ウィリアム・ハート)のスピーチが始まろうとしていた。その時、何者かの凶弾によって大統領は狙撃され、続いて大爆発が起こる。

その瞬間を撮影したハワード(フォレスト・ウィッテカー)をはじめ、パニック状態に陥る群衆の中で、シークレット・サービスのバーンズ(デニス・クエイド)は最も恐れていた事態が現実となったことを理解した。かつて大統領の護衛中に被弾した経験を持つ彼にとって、今回の復職は1年ぶりのものだった。バーンズの復帰に尽力した同僚のテイラー(マシュー・フォックス)からは、「犯人らしき男を西に追っている」という無線が入る。しかし、本物のアシュトン大統領はホテルの部屋にいた。反体制組織の「聖戦旅団」による大統領暗殺計画は事前に察知されて、狙撃されたのは替え玉だったのだ。

しかし、その部屋にも何者かが扉を破って侵入し、大統領は誘拐された。「聖戦旅団」のメンバーには、ホテルの従業員もいたのだった。バーンズは、大統領のスピーチを中継していたアメリカのニュース番組の中継車があったことに気がつき、ディレクターであるレックス(シガニー・ウィーバー)に複数のカメラで撮影されていた映像の再生を要請する。そこに映っていたのは、変装した姿でバーンズに連絡するテイラーだった。彼もまた、「聖戦旅団」の一員だったのだ!

クルマに飛び乗ったバーンズは、大統領を乗せた「聖戦旅団」が運転する救急車を執拗に追いかける。激しいカーチェイスの末、どちらのクルマも事故に遭って大破してしまった。押し潰されたクルマから這い出たバーンズは、倒れた救急車へと駆け寄った。そこには、傷つきながらも命は無事だった大統領の姿があった。

バンテージ・ポイント スタッフ

監督:ピート・トラヴィス
脚本:バリー・レヴィ
製作:ニール・H・モリッツ
製作総指揮:カラム・グリーン,タニア・リンドー,リンウッド・スピンクス
音楽:アトリ・オーヴァーソン
撮影:アミール・モクリ
編集:スチュアート・ベアード
製作会社:レラティビティ・メディア,オリジナル・フィルム
配給:コロンビア ピクチャーズ/S.P.E,SPE

バンテージ・ポイント キャスト

トーマス・バーンズ:デニス・クエイド
主人公。襲撃された大統領を庇って銃弾を受け、本事件前まで休職していたシークレットサービス。周囲の多くは現場復帰を時期尚早と考えているが、大統領からは特別な信頼を寄せられている。事件発生時は「広場にいる大統領」を警護していた。事件の謎を探るために動く。

ケント・テイラー:マシュー・フォックス
バーンズの同僚のシークレットサービス。新米ながらバーンズの早期復職に尽力した人物。事件発生時はバーンズと共に「大統領」を警護していた。

ハワード・ルイス:フォレスト・ウィテカー
妻子と別居中のアメリカ人旅行者。事件発生時は、家庭用のビデオカメラで広場の様子を撮影していた。

フィル・マカルー:ブルース・マッギル
大統領の側近。暗殺計画を事前察知し、テロ組織の拠点攻撃を大統領に提案している。

ハビエル:エドガー・ラミレス
弟を人質に取られ、テロリストグループの言いなりになる。元特殊部隊員。

ベンワル・スワレス:サイード・タグマウイ
テロ組織「聖戦旅団」のリーダーで、本テロ実行の中心人物。

ベロニカ:アイェレット・ゾラー
スペイン人女性でエンリケの恋人。事件発生前に、現場でハビエルを脅迫、およびエンリケと接触している。

アンジー・ジョーンズ:ゾーイ・サルダナ
米テレビ局の女性リポーター。現地の広場での爆発に巻き込まれる。

レックス・ブルックス:シガニー・ウィーバー
米テレビ局の女性プロデューサー。事件発生時は現場ディレクターとして、中継車から国際サミットの中継を指揮していた。

ヘンリー・アシュトン:ウィリアム・ハート
アメリカ合衆国大統領(”POTUS”)。序盤で何者かに撃たれて暗殺される。

エンリケ:エドゥアルド・ノリエガ
地元サラマンカ警察の警官。事件発生前に、サラマンカ市長の護衛のため私服で現場を訪れる。またベロニカに依頼されたバッグを持参し、彼女に手渡している。

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