ビロウは、2002年公開のアメリカ合衆国の映画。救出した遭難者の中に、潜水艦に乗せることは不吉とされていた女性がいたのをきっかけに、乗組員たちは不可解な現象に悩まされていく。監督は「ピッチブラック」のデヴィッド・トゥーヒー。
ビロウ 映画批評・評価・考察
ビロウ(原題: Below)
脚本:26点
演技・演出:14点
撮影・美術:14点
編集:7点
音響・音楽:7点
合計68点
斬新な設定のシチュエーションホラー映画になるかと思います。潜水艦というシチュエーションでおこるオカルト現象にサスペンスやミステリーの演出を加えたてんこ盛りの作品なので好き嫌いが出そうです。戦時中の中で起こることなので元々極限状態にある乗組員に不可解なオカルト現象が襲ってきたら怯えるどころか狂ってくるのは理解できますが、登場人物を掘り下げる細かい演出があるわけでもないので説得力が今一つありません。
アイデア先行型の映画だとは思いますが、B級映画だとして見れば、十分見所のある映画でした。
ビロウ あらすじ
第二次世界大戦中、アメリカ軍潜水艦タイガー・シャークは、ドイツ軍に撃沈された英国病院船の生存者を救出するが、その内の1人が女性であることが発覚。「女性は潜水艦に不吉な災いをもたらす」という古い言い伝えが、乗組員たちに大きな波紋を広げる。その後、乗組員たちは救助した3人を基地に送り届けようとするが、突如ドイツ軍の敵艦が急接近。どんな小さな音でも命取りとなる海底でスクリューを止め、全員が息を殺す中、突然大音量のレコードが鳴りだした。しかしこれは、これから起こる数々の恐怖のほんの前触れでしかなかった……。
ビロウ スタッフ
監督:デヴィッド・トゥーヒー
脚本:ルーカス・サスマン,ダーレン・アロノフスキー,デヴィッド・トゥーヒー
製作:スー・ベイドン=パウエル,ダーレン・アロノフスキー,エリック・ワトソン
製作総指揮:ボブ・ワインスタイン,ハーヴェイ・ワインスタイン,アンドリュー・ローナ
音楽:グレーム・レヴェル
撮影:イアン・ウィルソン
編集:マーティン・ハンター
配給:ディメンション・フィルムズ,ギャガ
ビロウ キャスト
オデル少尉:マシュー・デイビス
ブライス大尉:ブルース・グリーンウッド
クレア・ペイジ:オリヴィア・ウィリアムズ
ルーミス大尉:ホルト・マッキャラニー
クアーズ中尉:スコット・フォーリー
ウォーリー:ザック・ガリフィアナキス
スタンボ:ジェイソン・フレミング
キングズリー:デクスター・フレッチャー
チーフ:ニック・チンランド
ベルナルド・シリングス:ジョナサン・ハートマン
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