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ゴールデンスランバー|情報ねつ造、証拠隠滅、メディア規制 ─ ある日突然、暗殺犯に仕立てられた男の運命とは・・・!

ゴールデンスランバー
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ゴールデンスランバーは、2018年公開の韓国映画。国家的な陰謀に巻き込まれた平凡な男を描き、堺雅人主演で映画化もされた伊坂幸太郎の同名小説を、「MASTER マスター」などで知られる人気俳優カン・ドンウォン主演で、韓国で再映画化。ストーリーは「誰も信じないで。そして必ず生き残って」というキャッチコピーのもと、ソウルの光化門で発生した大統領候補の暗殺事件の犯人として追われる男の逃走劇を大胆に描く。

ゴールデンスランバー 映画批評・評価・考察


ゴールデンスランバー(英題:Golden Slumber)

脚本:28点
演技・演出:14点
撮影・美術:14点
編集:7点
音響・音楽:7点
合計70点

韓国映画の良さも悪さも目立ってしまう作品で、スケール感やカメラワークなど撮影に関してはとても良いのですが、サスペンスとしての脚本については、リアリティに欠けるほど無理やり力技でねじ伏せるようなところがありました。人間ドラマやサスペンスとしては日本版が面白いように思えましたが、臨場感やドキドキ感は韓国版の圧勝でした。まずまずの出来映えだとは思いますが、めちゃめちゃ面白い韓国映画と比較すると全体的に雑だと思います。

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ゴールデンスランバー あらすじ

宅配ドライバーのキム・ゴヌ(カン・ドンウォン)は、配達の途中で人気女性アイドル歌手のスア(キム・ユジョン)に襲いかかってきた強盗を無我夢中で撃退し、その功績で「勇敢な市民賞」を受賞した。報奨金を全額寄付したことがメディアで報じられると、謙虚な姿勢や甘いマスクで話題を呼び、人気がヒートアップ。「模範市民」として、一躍国民的ヒーローとなった彼の元には、写真撮影やサインを求める人々や、政界・寄付・保険の勧誘が殺到していた。

次期大統領選挙に沸くソウルの光化門。久しく会っていなかった高校時代のバンド仲間ムヨル(ユン・ゲサン)から突然会いたいと連絡がくる。久々の再会を喜び他愛もない会話を楽しんでいたが、突如、目の前で次期大統領最有力候補者である国民自由党のユ・ヨングクが爆弾テロによって暗殺される。衝撃的な光景を目撃し動揺するゴヌに対して、ムヨルは「国民の英雄キム・ゴヌは、大統領候補を暗殺して自爆する。それが我々の計画だ…」と語り、ある人物の携帯番号が書かれたメモを渡して「誰も信じるな。生きろ」と告げたのち、死ぬはずだったゴヌに代わって自爆した。

親友の突然の死を悼む間もなく、その瞬間から謎の男たちに命を狙われ、訳も分からずひたすら逃げなくてはいけなくなったゴヌ。ガールフレンドの家に身を隠したものの、彼女もゴヌを陥れるための要員だったことが分かり、追っ手を振り切ってとにかく必死で隠れる場所を探す。

大統領直属の機関である国家情報院のファン局長(ユ・ジェミョン)は、暗殺現場周辺の監視カメラ映像や目撃情報をもとに「爆破暗殺犯はキム・ゴヌである」と断定し、公式発表。マスメディアはこれを一斉に報道し、大規模な包囲網が敷かれる。身に覚えのない罪を着せられたゴヌだったが、やがて事件の裏に国家権力が潜んでいることを知る。無数の警察に追われる無実の男は、巨大な陰謀にどう立ち向かうのか――?

ゴールデンスランバー スタッフ

監督:ノ・ドンソク
脚本:ノ・ドンソク
原作:伊坂幸太郎
製作総指揮:チョン・テソン
撮影:キム・テスン,キム・ジョンウク
音楽:キム・テソン
配給:HARK

ゴールデンスランバー キャスト

キム・ゴヌ – カン・ドンウォン
主人公の宅配ドライバー、原作でいう青柳雅春。
ソニョン – ハン・ヒョジュ
ゴヌの元恋人、原作でいう樋口晴子。
ムヨル – ユン・ゲサン
ゴヌの同級生、原作でいう森田森吾。
グムチョル – キム・ソンギュン
ゴヌの同級生。
ドンギュ – キム・デミョン
ゴヌの同級生。
ジュホ – チェ・ウシク
ゴヌの後輩。
ミン – キム・ウィソン
NIS(大韓民国国家情報院)の元要員、韓国版オリジナルキャラクター。

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