悪のクロニクルは、2015年公開の韓国映画。姿の見えぬ存在に追い詰められていく主人公の緊迫感と、最後の一瞬まで予測不能な展開に息もつかせぬクライム・サスペンス！姿の見えぬ存在に追い詰められていく主人公の刑事役に、その存在感と揺るぎない演技力で映画とテレビ両方で活躍するベテラン俳優ソン・ヒョンジュ。彼を慕う新米刑事役に「ドリームハイ2」の新星パク・ソジュン。さらに、『俳優は俳優だ』のマ・ドンソク、「明日に向かってハイキック」のチェ・ダニエルなど豪華俳優陣が集結！
悪のクロニクル 映画批評・評価・考察
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悪のクロニクル（英題：The Chronicles of Evil）
脚本：26点
演技・演出：16点
撮影・美術：15点
編集：9点
音響・音楽：7点
合計73点
短い上映時間（102分）で、重厚なサスペンスドラマ程度の時間で上手にまとめている映画でした。脚本や演出はいまひとつですが、十分楽しめるものになっています。ソン・ヒョンジュの演技より、若手のパク・ソジュンの自然な演技が上手いと思えました。最大の見所だといって良いと思います。ただ演出で不自然なところがあったり、後半は脚本が今一つでした。尺の問題もあるのかもしれませんが、最初の掴みは良く、すぐにストーリーに引き込まれるのは良かったので惜しい感じです。
悪のクロニクル あらすじ
名誉ある大統領賞を授与され、昇進を控える敏腕刑事のチェ班長(ソン・ヒョンジュ)。同僚たちによる祝宴の帰りに乗ったタクシーで眠っている間に、人気のない場所に連れていかれる。ナイフを手に襲いかかる運転手との乱闘の末、誤って殺してしまったチェは昇進に影響することを恐れ、証拠を隠滅しその場を去った。
翌朝、工事現場のクレーンに吊るされた死体のショッキングな映像がテレビを賑わす。事件を担当することになったチェだが、死体が自ら殺した運転手であることを知り驚愕する。そして、事実を隠蔽するため画策するなか不可解な出来事が次々と起こり、チェは底知れぬ罠に巻き込まれていることに気がつく・・・・・・・。
悪のクロニクル スタッフ
監督：ペク・ウナク
製作：ビリー・アキュメン,チェ・ウォンギ
製作総指揮：チョン・テソン
脚本：ペク・ウナク
撮影：パク・ジョンチュル,チョン・チョルミン
編集：スティーブ・M・チョー
音楽：ファン・サンジュン
配給：TCエンタテインメント
悪のクロニクル キャスト
チェ・チャンシク班長：ソン・ヒョンジュ
チャ・ドンジェ/キム・ジンギュ：パク・ソジュン
オ・ヒョンサ 刑事：マ・ドンソク
偽のキム・ジンギュ：チェ・ダニエル
チョン・ジス：イ・テヒョン
ジョ刑事：ハン・ソンチョン
チュ署長：チョン・ウォンジュン
キム・ヴォンス：ウ・ジョング
ギャンブラー：ペ・ジヌン
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