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JSA|11発の銃声。2つの死体。共同警備区域で何が起こったのか。

映画 JSA
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JSA(じぇいえすえー)は、2000年公開の韓国映画。大韓民国国軍(韓国軍)を筆頭とした国連軍と、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の兵士が共同で警備に当たるJSAにおいて、ふとしたきっかけから許されざる友情を育む事になった南北の兵士達の交流と顛末を描いたフィクション映画。韓国では公開当時、ソウルでの入場者記録を塗り替え社会現象となった。韓国全土で583万人、うちソウルで253万人を動員。第38回大鐘賞で最優秀作品賞・最優秀主演男優賞(ソン・ガンホ)を、第21回青龍賞では最優秀作品賞を受賞した。

JSA 映画批評・評価・考察


JSA

脚本:39点
演技・演出:18点
撮影・美術:18点
編集:10点
音響・音楽:8点
合計93点

分断されている北朝鮮と韓国の兵士たちの友情と悲劇の物語。この映画を簡単に説明すると前述のようなものになりますが、この映画の編集・構成はサスペンス、ミステリーなものとなっており、ソフィー少佐役(イ・ヨンエ)を通して””が解き明かされていく内容となっています。その”謎”の部分というのが、南北兵士たちの友情であり、突発的に起こってしまった悲劇の話となっており、その謎を解明していくにあたり、さらなる悲劇が起きてしまう。北朝鮮の将校役ソン・ガンホの暖かみのある素晴らしい演技もあれば、「笑顔と悲壮」という極端な演出を見事に演じ切ったイ・ビョンホンもこの映画の友情と悲劇の象徴として記憶に残るものだった。

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JSA あらすじ

1999年10月28日午前2時16分、共同警備区域の北朝鮮側詰所で、朝鮮人民軍の将校と兵士が韓国軍兵士により射殺される事件が発生。現場に居合わせた目撃者の韓国軍兵士と朝鮮人民軍下士官は「拉致されて脱出した」、「突如攻撃してきた」と、正反対の供述を行なう。そんななか、スイスの中立国監視委員会から、韓国系の女性将校ソフィー・E・チャン(イ・ヨンエ)が派遣され、事件の真相の解明にあたることになる。早速、事件のそれぞれの当事者と当日ペアで警備に当たっていた”北”のオ・ギョンピル(ソン・ガンホ)と”南”のナム・ソンシク(キム・テウ)に尋問をするが、二人とも固く口を閉ざしていた…。

JSA スタッフ

監督:パク・チャヌク
脚本:キム・ヒョンソクイ・ムヨンチョン・ソンサンパク・チャヌク
撮影:キム・ソンボク
制作:ミョン・フィルム
配給:CJエンタテインメント

JSA キャスト

ソフィー・E・チャン(スイス軍少佐):イ・ヨンエ
イ・スヒョク(韓国軍兵長):イ・ビョンホン
オ・ギョンピル(朝鮮人民軍中士):ソン・ガンホ
チョン・ウジン(朝鮮人民軍兵士):シン・ハギュン
ナム・ソンシク(韓国軍一等兵):キム・テウ
パク・チャヌク:キ・ジュボン
高官:キム・ミョンス
ウジンの母:クォン・ナムヒー
韓国軍兵士:チン・テヒョン

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