ダブル・インパクトは、1991年公開のアメリカ合衆国の映画。25年ぶりに再会した双子の兄弟が、両親の仇である香港暗黒街の大物を追いつめるカラテ・アクション。監督・脚本は「ライオンハート」のシェルドン・レティック、主演のジャン・クロード・ヴァン・ダムが製作・脚本・原案にも参加している。
ダブル・インパクト 映画批評・評価・考察
ダブル・インパクト(原題:Double Impact)
脚本:27点
演技・演出:16点
撮影・美術:14点
編集:7点
音響・音楽:7点
合計71点
1度にヴァン・ダムをダブルで楽しめる名作アクション映画です。ストーリーも展開も早く、キレキレの肉弾アクションが飽きるころには終わっている映画です。『ブラッド・スポーツ』で好敵手を演じたヤン・スエも出演し、ヴァン・ダムとは違った肉体美を披露しています。この二人仲が良いですよね、たまにヴァン・ダムのSNSでツーショット写真を見る機会があります。
ダブル・インパクト あらすじ(ネタバレ)
ビバリーヒルズのスポーツクラブでフィットネスとカラテのインストラクターをしているチャド(ジャン・クロード・ヴァン・ダム)は、経営者で育ての親であるフランク(ジョフリー・ルイス)に連れられて香港へ飛んだ。
彼がそこで出会ったのは、赤ん坊の時に生き別れ、今は密輸業者になった双子の兄弟アレックス(ヴァン・ダム二役)だった。フランクから、建築家だった父がパートナーで、今は香港を代表する実業家のグリフィス(アラン・スカーフュ)に暗殺されたことを知らされた2人は、復讐を決意する。
アレックスは恋人でグリフィスの会社に勤めるダニエル(アロナ・ショー)に犯罪の証拠を探らせたが、ついに資料に行き当たった時、ダニエルはボディガードのカーラ(コリー・エヴァーソン)に拘束されてしまう。間一髪、彼女はチャドに救出されたが、2人の仲を疑ったアレックスはチャドに殴りかかる。
しかし、再びダニエルとフランクが一味に誘拐されたことを知った2人は兄弟の絆を確認、港で待ち受けるグリフィスらを急襲、人質を解放させた後、ついに正義の鉄拳を浴びせた。
ダブル・インパクト スタッフ
監督:シェルドン・レティック
脚本:ジャン=クロード・ヴァン・ダム,シェルドン・レティック
原案:ジャン=クロード・ヴァン・ダム,シェルドン・レティック,スティーヴ・ミアーソン,ピーター・クリークス
製作:アショク・アムリトラジ,ジャン=クロード・ヴァン・ダム,ポール・マイケル・グレイザー
製作総指揮:モシュ・ディアマント,チャールズ・レイトン
音楽:アーサー・ケンペル
撮影:リチャード・H・クライン
編集:マーク・コンテ
製作会社:ストーン・グループ・ピクチャーズ
配給:コロンビア ピクチャーズ,日本ヘラルド映画
ダブル・インパクト キャスト
チャド・ワグナー/アレックス・ワグナー:ジャン=クロード・ヴァン・ダム
フランク・アベリー:ジェフリー・ルイス
ダニエル・ワイルド:アロナ・ショウ
ナイジェル・グリフィス:アラン・スカーフ
レイモンド・ザング:フィリップ・チャン
ムーン:ボロ・ヤン(ヤン・スエ)
カーラ:コリー・エヴァーソン