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ディセント2|英国カルト・ホラーの金字塔「ディセント」続編。

映画 ディセント2
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ディセント2は、2009年公開のイギリス映画。スティーブン・キングが絶賛し、この10年で最高のホラーと謳われた傑作ホラー『ディセント』の続編。英国カルト・ホラーの金字塔「ディセント」続編。洞窟のなかのモンスターから逃れた生存者らが再び洞窟を訪れ、さらなる恐怖に巻き込まれる。前作の監督のニール・マーシャルは製作総指揮に回り、編集のジョン・ハリスが監督する。

ディセント2 映画批評・評価・考察


ディセント2(原題:The Descent Part 2)

脚本:32点
演技・演出:14点
撮影・美術:15点
編集:8点
音響・音楽:7点
合計76点

前作の余韻があり、あっという間に物語に引き込まれてしまう。前作よりも洞窟の全体像が分かりやすくするため、前作に比べると映像が明るくなっている。かといって恐怖感が無くなっているわけではないので、カメラワークは上手い。登場人物で予想はしていたものの意外な人物が生き残っていたことでクライマックスまで、盛り上がりを見せる。前作との違って今作は男性キャストがいるものの、足を引っ張りまくるという演出が多数あり、見ていてイライラさせられる。それに比べて女性キャストの勇敢さと躍動感たるものは、なかなかいい感じで感情表現も上手い。

今作の問題点は、終わり方で世界中で賛否両論が巻き起こった。序盤に伏線があったものの、ラストの終わり方が含みを持たせ過ぎているため、続編あるのかな?で終わってしまう。

ディセント3が製作されるかと思いきや、未だに作られていない。 ディセントを使ったタイトルが多数登場しているけど本作とは関係ない紛らわしい作品ばかり。

ディセント2 あらすじ

アパラチア山脈の洞窟で、探検に行った女性6人が行方不明になる。そこから1人、サラ(シャウナ・マクドナルド)が血まみれの姿で戻ってくる。保安官ヴェインズ(ギャヴァン・オハリー)と補佐官リオス(クリステン・カミングス)は他の女性たちの行方を尋ねるが、サラには断片的な恐怖の記憶しか残っていない。ヴェインズたちは捜査を進めるため、救助隊のダン(ダグラス・ホッジ)、グレッグ(ジョシュア・ダラス)、キャス(アンナ・スケラーン)と、サラを連れて洞窟に行く。一行は洞窟につながる廃坑を下りていき、最深部に達する。道が細くなったのでグレッグが手を貸そうとすると、サラは拒否反応を示し、暗闇のなかに逃げていく。ヴェインズが発砲すると落盤事故が発生し、キャスが生き埋めになる。一行はキャスを残して進路を探すが、グレッグが血まみれのビデオカメラを見つける。再生すると、6人組がログハウスで楽しそうにしている姿と、モンスターによる惨劇が映されていた。突然、不気味な鳴き声が聞こえ、一行は警戒態勢をとる。リオスが身を潜めた場所の近くにサラがいた。グレッグはカメラを捨てて、走り出す。ダンはそのカメラに手を伸ばす。そのとき、サラはリオスに音をたてないように忠告する。サラとリオスの目の前で、ダンはモンスターに引き裂かれる。闇の中でモンスターとの壮絶な闘いが始まるが、サラにはもうひとつ過酷な運命が待ち受けていた。

ディセント2 スタッフ

監督・編集:ジョン・ハリス
製作総指揮:ポール・スミス,ニール・マーシャル
製作:クリスチャン・コルソン,イヴァナ・マッキノン
アソシエイト・プロデューサー:ディアマド・マッケオン
プロダクションデザイン:サイモン・ボウルズ
音楽:デヴィッド・ジュリアン
撮影:サム・マッカーディ
衣装デザイン:ナンシー・トンプソン
ヘアメイク:クラリス・ギル
キャスティング:ゲイル・スティーヴンス

ディセント2 キャスト

サラ:シャウナ・マクドナルド
ジュノ:ナタリー・メンドーサ
ダン:ダグラス・ホッジ
リオス:クリステン・カミングス
ヴェインズ保安官:ギャヴァン・オハーリー
グレッグ:ジョシュア・ダラス
キャス:アンナ・スケラーン
サム:マイアンナ・バリング
ホリー:ノラ=ジェーン・ヌーン
ベス:アレックス・リード
レベッカ:サスキア・マルダー
ロジャー・ペイン:ダグ・バラード
ライリー・カプラン:マック・マクドナルド
エド・オズワルド:マイケル・J・レイノルズ

ディセント2 予告編・無料動画