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ツレがうつになりまして。|夫がうつ病になったことをきっかけに、これまでの自分たちの姿を見つめ直し、共に成長していく夫婦のきずなを描いた感動のラブストーリー

ツレがうつになりまして。
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ツレがうつになりまして。は、2011年公開の日本映画。夫がうつ病になったことをきっかけに、これまでの自分たちを見つめ直し、成長していく夫婦の姿を描いた細川貂々の同名コミックエッセイを映画化。キャッチコピーは「ガンバらないぞ!」「すこやかなる時も、病める時も、君と一緒にいたい。」。

ツレがうつになりまして。 映画批評・評価・考察


ツレがうつになりまして。 

脚本:37点
演技・演出:18点
撮影・美術:16点
編集:8点
音響・音楽:7点
合計86点

大河ドラマ「篤姫」でも夫婦を演じた宮崎あおいと堺雅人が、互いを思いやろうとする主人公夫婦を絶妙なコンビネーションで演じている。シリアスな題材でありながら、ハートウオーミングな感動を与えてくれる一作。宮﨑あおいはこの作品で第24回日刊スポーツ映画大賞 主演女優賞と第35回日本アカデミー賞 優秀主演女優賞を受賞しています。


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ツレがうつになりまして。 あらすじ(ネタバレ)

高崎晴子(宮崎あおい)の家族は、夫・幹男(堺雅人)、そしてイグアナのイグ。幹男は仕事をバリバリこなし、毎朝お弁当まで作るスーパーサラリーマンであった。そんな幹男がある朝、真顔で「死にたい」と呟く。病院での診断結果は、うつ病(心因性うつ病)。仕事の激務とストレスが原因らしい。結婚5年目。幹男の変化に気付かなかった晴子は、幹男に謝りながら、「会社を辞めないなら離婚する」と告げる。そして会社を辞めた幹男が主夫になり、家事嫌いの晴子は内心嬉しく思っていた。

だが、幹男のバカ真面目で完璧主義な一面もクローズアップ、時々イラッとすることもあるが、晴子は以前より明るい性格になり、グチグチ文句を言わなくなった。ところが収入源がなくなり、高崎家は貧困街道まっしぐら。そこで晴子は編集部へ行き、「ツレがうつになりまして、仕事をください」と大胆発言。晴子は新しい仕事をもらい、幹男の体調も徐々に回復していく。もう二度とあの元気な幹男に会えないのか、と不安になったこともあるが、考え方次第で人生はハッピーになると知った晴子。

数か月後、幹夫の元の会社は倒産。晴子は結婚同窓会に出て出版すると話すとツレの幹夫は日記を参考に渡す。すると漫画の中からキャラクターが飛び出してくる。

もう薬を飲まなくていいと喜んで帰ってきた幹夫に晴子は新刊を見せる。ツレが講演も引き受け「あとで」が大切で「焦らず」「特別扱いをしない」「できることとできないことを見分けよう」と話す。講演には元の会社でクレーマーだった男も来ており、彼からも感謝される。

ツレがうつになりまして。 スタッフ

監督:佐々部清
脚本:青島武
原作:細川貂々「ツレがうつになりまして。」「その後のツレがうつになりまして。」「イグアナの嫁」
製作:黒澤満,木下直哉,重村博文,平城隆司,福原英行,久保忠佳
音楽:加羽沢美濃
主題歌:矢沢洋子「アマノジャク」
撮影:浜田毅
編集:大畑英亮
製作会社:「ツレがうつになりまして。」製作委員会
配給:東映

ツレがうつになりまして。 キャスト

髙崎家
髙崎晴子(ハルさん):宮﨑あおい
髙崎幹夫(ツレ):堺雅人
髙崎和夫(幹夫の兄):津田寛治

栗田家(栗田理髪店。ハルさんの実家)
栗田保男:大杉漣
栗田里子:余貴美子

ウェブソフト・ラボラトリー(ツレの勤務先)
津田部長(ツレの上司):田村三郎
小畑(ツレの部下):中野裕太
三上隆(顧客):梅沢富美男

加茂クリニック
加茂院長:田山涼成
杉浦(患者):吹越満

乾坤堂(ハルさんの行きつけの骨董屋)
川路:犬塚弘

その他
君塚(ハルさんの連載雑誌「コミック☆キラリ」の担当編集者):山本浩司
書店の次男坊(栗田理髪店に雑誌を届ける書店の次男):伊嵜充則
伊藤洋三郎,吉田羊,水谷あつし,蟹瀬レナ,一木恵里花,中田あゆみ,奏谷ひろみ,緒沢あかり

ツレがうつになりまして。 予告編・無料動画


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