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大怪獣のあとしまつ|評価・考察・あらすじ(ネタバレ)詳細情報

大怪獣のあとしまつ
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2022年公開の日本映画。特撮映画でお馴染みの巨大怪獣。その死体が国家を危機に陥れるとしたら……。前代未聞の「あとしまつ」を描く空想特撮エンターテイメント。特撮映画では基本的に描かれることのない、怪獣の死骸の処理を引き受けることになった者たちの姿を描いた作品。

大怪獣のあとしまつ 映画批評・備忘録


大怪獣のあとしまつ

脚本:14点
演技・演出:12点
撮影・美術:14点
編集:8点
音響・音楽:7点
合計55点

令和の『デビルマン』として名高い今作ですが、デビルマンと違ってカオスにはなっていません。デビルマンと比較するにはデビルマンにも今作にも失礼かな~と思います。デビルマンは大作映画ですし。

めちゃくちゃ酷評されていたので、期待して見たのですが、期待外れすぎました。

え~それなりにおもしろいじゃん。それに真面目に撮ってるじゃん。一生懸命作品作ってるじゃん。
一生懸命演じてるじゃん。特撮もしっかりしてるじゃん。・・・でした。


今作品、最大のポイントは、ちゃんと作ろうした結果がこれなんです。それが伝わってくるので、一周回って面白いみたいな感覚があります。スタッフ見ても、ちゃんとしてるんですよ。よくもまぁ~こうもズレる、外すよな~というセンスでした。ただ監督は、観客が見たいものを見せないを故意にやってる感じがします。ある意味、観客は意地悪な作りての意図に翻弄させられたっていう感じもします。まんまと話題になって大ヒットし興行的に大成功しましたし。。。

ネタバレになりますが、死んだ大怪獣は原発を暗示しています。大怪獣に触れるとキノコが生えます。そのキノコは放射能を暗示しています。『マタンゴ』という特撮ホラー映画のオマージュでもあります。アラタこと選ばれし者はウルトラマンを暗示しています。そして、そのウルトラマンらしき者は、大怪獣・希望を持って消え去ります。そしてタイトルのあとしまつの意味は、希望を失ってあとは、しをまつだけを暗示しています。公開後、狙い通り大炎上したわけですが、大炎上した理由がこれじゃないというのは、製作側も予想外だったかも。。。

それでもダウンタウンの松ちゃんが撮った『大日本人』より面白いし、福田雄一の『新解釈・三國志』より面白かったです。酷さ具合ではこの2作品の方が酷い映画だと思います。


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今作品はU-NEXT で見ました。

大怪獣のあとしまつ あらすじ

人類を恐怖に陥れた巨大怪獣が、ある日突然、大きな光に包まれて死んだ。国民は歓喜に沸き、政府は怪獣の死体に「希望」と名付けるなど国全体が安堵に浸る。一方で、河川の上に横たわる巨大な死体は腐敗による体温上昇で徐々に膨張が進み、ガス爆発の危機が迫っていることが判明。爆発が起これば、漏れ出したガスによって周囲が汚染される事態となる。国家崩壊にもつながりかねない終焉へのカウントダウンは始まった。だが、首相や大臣らは「大怪獣の死体処理」という前代未聞の難問を前に、不毛な議論を重ね右往左往を繰り返すばかり。絶望的な時間との闘いのなか、国民の運命を懸けて死体処理という極秘ミッションを任されたのは、数年前に突然姿を消した過去をもつ首相直轄組織・特務隊の隊員である帯刀アラタだった。そして、この死体処理ミッションには環境大臣の秘書官として、アラタの元恋人である雨音ユキノも関わっていた。果たして、アラタは爆発を阻止し、大怪獣の死体をあとしまつできるのか。そして彼に託された本当の〈使命〉とは。

大怪獣のあとしまつ スタッフ

監督・脚本:三木聡
音楽:上野耕路
エグゼクティブプロデューサー:吉田繁暁,木村光仁
企画・プロデュース:須藤泰司,古久保宏子
プロデューサー:中居雄太,山尾海彦
キャスティングプロデューサー:福岡康裕
VFXスーパーバイザー:野口光一
音楽プロデューサー:津島玄一
ラインプロデューサー:田口聖
宣伝プロデューサー:永江智大
撮影:高田陽幸
美術:磯見俊裕
照明:加瀬拓郎
装飾:大庭信正
録音:高野泰雄
編集:富永孝
音響効果:柴崎憲治
特撮監督:佛田洋
スクリプター:高山秀子
スタイリングディレクター:西ゆり子
衣装デザイン:遠藤良樹
ヘアメイク:合谷純子
怪獣造形:若狭新一
俳優担当:林まゆみ
助監督:足立公良
制作担当:間口彰
プロダクション統括:木次谷良助
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)独立行政法人日本芸術文化振興会
製作プロダクション:東映東京撮影所
製作幹事・配給:松竹,東映
製作:「大怪獣のあとしまつ」製作委員会(松竹,東映,東映アニメーション,ジェイアール東日本企画,ジェイ・ストーム,松竹ブロードキャスティング,講談社)

大怪獣のあとしまつ キャスト

帯刀 アラタ(おびなた アラタ):山田涼介
主人公。政府直轄の特殊部隊「特務隊」に所属する特務隊員。死んだ怪獣の死体処理の責任者となる。

雨音 ユキノ(あまね ユキノ):土屋太鳳
環境大臣秘書。アラタの元恋人であり、かつては彼と同じ特務隊の所属だった。

雨音 正彦(あまね まさひこ):濱田岳
総理秘書官であり、ユキノの夫。元特務隊。

敷島 征一郎(しきしま せいいちろう):眞島秀和
特務隊隊長。

蓮佛 紗百合(れんぶつ さゆり):ふせえり
環境大臣。

杉原 公人(すぎはら ひろと):六角精児
官房長官。

竹中 学(たけなか まなぶ):矢柴俊博
文部科学大臣。

川西 紫(かわにし むらさき):有薗芳記
国防軍隊員。

椚 山猫(くぬぎ やまねこ):SUMIRE
特務隊のスナイパー。

道尾 創(みちを つくる):笠兼三
国土交通大臣。

甘栗 ゆう子(あまぐり ゆうこ):MEGUMI
厚生労働大臣。

五百蔵 睦道(いおろい ぼくどう):岩松了
国防大臣。

中島 隼(なかじま はやと):田中要次
国防軍統合幕僚長。

ユキノの母。:銀粉蝶
ユキノとブルースの母親。

中垣内 渡(なかがいち わたる):嶋田久作
外務大臣。

財前 二郎(ざいぜん じろう):笹野高史
財務大臣。

真砂 千(まさご せん):菊地凛子
国防軍大佐。

サヨコ:二階堂ふみ
ブルースが行きつけにしている食堂で働く女性。

武庫川 電気(むこがわ でんき):染谷将太
大怪獣の姿を配信しようと試みる迷惑系動画クリエイター。

八見雲 登(やみくも のぼる):松重豊
怪獣の処理方法の売り込みに来る町工場の社長。

ブルース / 青島 涼(あおしま りょう):オダギリジョー
ユキノの兄で、ドレッドヘアが特徴的な元特務隊員。爆破のプロ。死体処理ミッションに協力を依頼される。

西大立目 完(にしおおたちめ かん):西田敏行
内閣総理大臣。

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