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シン・仮面ライダー|石ノ森章太郎原作の「仮面ライダー」50周年プロジェクトとして、『シン・ゴジラ』などの庵野秀明が監督を務めた特撮アクション。

シン・仮面ライダー
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シン・仮面ライダーは、2023年公開の日本映画。現代を舞台に1971年に放送されたテレビシリーズ『仮面ライダー』、石ノ森章太郎の原作漫画『仮面ライダー』を参照しながら描かれる新たな物語となっている。1971年の放送開始から50周年を迎えた2021年、新たに劇場映画として製作が発表された「仮面ライダー」。『エヴァンゲリオン』シリーズ、「シン・ゴジラ」「シン・ウルトラマン」の庵野秀明が新たな解釈で監督・脚本を担う。

シン・仮面ライダー 映画批評・評価・考察

シン・仮面ライダー

シン・仮面ライダー

脚本:29点
演技・演出:12点
撮影・美術:13点
編集:7点
音響・音楽:6点
合計69点

中途半端に昭和を感じるファンムービー・・・
長澤まさみ演じるサソリオーグが登場する前の序盤パートについては、とんでもない学芸会映画を見せられるんじゃないかと思うほど酷い出来で、音響もかなり悪るくてびっくりしました。予告編の完成度が高いのは無音だったからだとよく理解できました。

序盤の池松壮亮と浜辺美波の演技については相当戸惑いを感じているのが画面越しから伝わってきます。どう演じたらいいのか分からないというのが溢れてきているんです。ストーリーや演出については中盤から持ち直していますが、CGや特撮、音響・音楽・・・ん~どれもムラがある感じです。これが意図的と言われたら困るわけですが、戸惑いを感じたま見終わった映画でした。


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シン・仮面ライダー あらすじ(ネタバレ)

本郷猛は謎の組織に改造されるが、緑川ルリ子に促されオートバイで研究施設を脱出する。その途中、ルリ子は追手のクモオーグと配下の戦闘員たちに捕獲される。本郷はバッタオーグに変身、戦闘員らを瞬く間に惨殺し、ルリ子を救出してセーフハウスに身を隠す。そこに現れたルリ子の父・緑川弘は、本郷を生体エネルギー・プラーナの力によって変身する昆虫合成型オーグメンテーションプロジェクトの最高傑作として強大な殺傷能力を持つ身体にアップグレードしたことを明かす。弘はその力を個人のエゴではなく、人のために使い自分たちが抜けた組織と対抗してほしいと語るが、そこに出現したクモオーグによって殺されてしまう。再びルリ子を連れ去ったクモオーグを追って、本郷はルリ子からヒーローの象徴として与えられた赤いマフラーを首に巻いて「仮面ライダー」と名乗り、クモオーグを倒す。

予備のセーフハウスに身を隠す本郷とルリ子の前に政府の男と情報機関の男が現れ、警護と情報提供をする代わりに、本郷同様にオーグメントとなった者たちとその所属組織SHOCKER(ショッカー)の排除に協力してほしいと持ちかけられ、アンチSHOCKER同盟を結ぶ。元々はSHOCKERの一員であったルリ子はSHOCKERが人類を幸福へと導くのではなく、最も深く絶望を抱えた人間を救済するために設立した非合法組織であることを明かす。ルリ子は自分の持つ力に恐怖し戦いを覚悟できない本郷を残して、SHOCKERの生化学主幹研究者コウモリオーグの元へ単身向かう。本郷は覚悟を決めてルリ子の後を追い、コウモリオーグを倒す。一方、ルリ子の兄でSHOCKERの一員・緑川イチローは彼女が本郷を伴って自らの元に現れることを想定し、本郷と同様に昆虫合成型オーグメントとなった男・一文字隼人を用意する。

政府の男と情報機関の男は、猛毒性化学兵器を使用するサソリオーグを本郷たちの力を借りずに排除した上で、ルリ子と親しかったハチオーグを倒すよう依頼する。ハチオーグは本郷とルリ子に組織に戻るよう促すが、それを断られると街の人々を洗脳して操り、2人を襲う。本郷はハチオーグの洗脳システムを破壊するため、ルリ子をアジトへと単身向かわせ、上空から降下してサーバーを破壊する。本郷はハチオーグを倒すものの止めは刺さず、ルリ子とともに投降を勧めるが、サソリオーグのデータを応用した兵器を用いた情報機関の男によってハチオーグは殺されてしまう。彼女の死を嘆くルリ子を本郷は慰める。

サナギから羽化しチョウオーグとなったイチローはアジトを強襲した政府の実働班を壊滅させる。損傷もなく笑みを浮かべたまま亡くなっていた彼らに政府の男は疑問を抱くが、ルリ子はイチローがプラーナを強奪しハビタット世界に魂を送り込んでいると明かす。イチローの計画はすべての人間を同じようにハビタット世界に送り込むという人類滅亡計画であり、本郷とルリ子は阻止するべくイチローのアジトへと向かう。ルリ子とイチローは双方とも互いのデータを読み込むことで目的を達成する予定であったが、ルリ子はイチローの圧倒的な力を受け彼を止められない。イチローは、一文字こと第2バッタオーグと本郷を対決させる。一文字は本郷を痛めつけるが、ルリ子によるパリハライズでその洗脳が解かれ、赤いマフラーを首に巻かれ本郷を助けるよう頼まれる。だが、突然現れたカマキリ・カメレオン(K.K)オーグによって、ルリ子は本郷の目前で命を落とす。一方、仮面ライダー第2号を名乗り味方に転じた一文字によってK.Kオーグは倒される。本郷は自分のマスクに残されたルリ子の遺言を聞いて嗚咽したのち、政府の男と情報機関の男に過去の絶望を乗り越えての戦いへの思いを語り、彼女の遺志を継ぐ決意を表明する。

本郷はイチローの元へと向かうが、11体の大量発生型相変異バッタオーグの攻撃によってピンチに陥る。だが、一文字によって窮地を救われ、ともにバッタオーグたちを倒し、イチローのアジトへとたどり着く。イチローは完全体仮面ライダー第0号に変身、圧倒的なプラーナの絶対量による戦闘力で反撃する。追い詰められた本郷と一文字は、イチローのプラーナの供給源である玉座に愛用のサイクロン号を特攻させて破壊する。持久戦に入るとイチローは次第に弱り、一文字にマスクを破壊され、本郷にルリ子によるパリハライズシステムが入った仮面ライダーのマスクを被せられる。マスクの中でイチローはルリ子の魂と和解し、計画を諦めたうえで、マスク内に3人が同時に存在できないことを察して、ルリ子を失いたくない思いからそこを離れ、死を受け入れる。同時に本郷も死闘の影響でプラーナを使い切り、一文字の目前でイチローとともに消滅する。

後日、政府の男と情報機関の男は一文字に、本郷が彼に自分の遺志を継いで仮面ライダーとして戦い続けてほしいと願っていたことを伝える。仮面ライダー第2+1号となった一文字はマスクにプラーナを固定した本郷と対話しながら、新たな敵・コブラオーグとの闘いに向かう。

シン・仮面ライダー スタッフ

監督:庵野秀明
脚本:庵野秀明
原作:石ノ森章太郎
製作:紀伊宗之,小出大樹
製作総指揮:白倉伸一郎,和田倉和利
音楽:岩崎琢,菊池俊輔(音響協力)
撮影:市川修,鈴木啓造
編集:辻田恵美
制作会社:シネバザール
製作会社:「シン・仮面ライダー」製作委員会
配給:東映

シン・仮面ライダー キャスト

本郷猛 / 仮面ライダー・第1バッタオーグ池松壮亮
主人公の青年。バイクをこよなく愛していたが、SHOCKERの緑川弘によって身体にバッタとのオーグメンテーション手術を施されて桁外れの跳躍力と腕力を持つ昆虫合成型オーグメント・バッタオーグになるも、ルリ子に救出されて以降は「仮面ライダー」と自らの意思で名乗って彼女と行動を共にする。感情を表に出すことが苦手な「コミュ障」という設定で、作中でしばしば「優しすぎる」と評され、勝手に改造を受けたことにも怒りをあらわにはせず、常に他人のために尽くそうとする気性の持ち主である。

緑川ルリ子浜辺美波
弘の娘で、彼とともにSHOCKERに所属していた。口癖は「私は常に用意周到なの」で、冷静沈着で頭脳明晰。ハチオーグからは「ルリルリ」と呼ばれている。組織の理念に疑問を抱き、組織を抜けて弘とともに本郷を助け出す。その正体は、SHOCKERの人工子宮によって生体電算機として生み出された存在で、目から脳にデータを直接インストールすることが可能。当初は特注で作った赤いエナメルのコートの予定であったが、クランクイン当日に現実世界によりあり得る既製品の茶色の皮のコートを着ることとなった。また、ブーツも仮面ライダーが普段とアクションでの高さが違うことを踏襲して、ヒールの高さを場面によってアクション仕様とシルエット重視で変えている。

一文字隼人 / 仮面ライダー第2号・第2バッタオーグ柄本佑
本郷と同様にオーグメンテーションを施された正義感に溢れるジャーナリストで、洗脳化を強い精神力で制御して、元来の性格を保持している。仮面ライダーの前にSHOCKERの刺客として立ちはだかるが、ルリ子によって洗脳から解放されて「SHOCKERの敵、そして人類の味方」として覚醒し、「仮面ライダー第2号」と後に名乗るようになる。行動基準を「好きかどうか」に置き、軽妙であるが群れることを嫌い、孤独を楽しむ性格のためバイクを愛好する。一方で洗脳を解かれる際には過去の悲しみを思い出して涙を流し、本郷の死を受けて孤独であることに寂しさを抱く、アンビバレントな心理を抱える人物でもある。

緑川弘塚本晋也
SHOCKERに所属していた研究者で、ルリ子の父。オーグメンテーションを本郷に施した。

SHOCKERの創設者松尾スズキ
SHOCKERを創設した日本の大富豪で、世界最高の人工頭脳・アイを生み出す計画を立案しその資金を調達した。その後、ケイとアイに人類を幸福に導く命令を与えた後、自殺した

コウモリオーグ手塚とおる
人間とコウモリの合成オーグメントであるSHOCKERの上級構成員で、SHOCKERの生化学主幹研究者。普段は翼を隠しているが、展開することで高速飛行が可能。

ヒロミ / ハチオーグ西野七瀬
人間とハチの合成オーグメントであるSHOCKERの上級構成員。強力な切れ味を有する刀を武器とする。

カマキリ・カメレオン(K.K)オーグ本郷奏多
人間とカマキリとカメレオン、SHOCKER科学陣が作り上げた初めての3種合成型オーグメント。左がカマキリ、右がカメレオンと、顔の中央から半分に分割されたような構造のマスクを装着する。主な武器はナイフ。SHOCKERを裏切ったルリ子を襲撃した。モチーフはかまきり男とカメレオン男。一部デザインは本郷奏多の写真を基に作成された。当初はカマキリとトカゲという案もあったという。前田のカマキリ面の案を基にアレンジして使い、出渕がゲルショッカー怪人のようにニコイチでデザインしており、割れたマスクからは電極がヘッドギアから頭部につながっているような、サイコパスっぽいキャラを意識している。カマキリの口は、かまきり男の口をメカニカルにしたイメージで、カメレオン部分は死神カメレオンのようにしており、目は、デザイン画では小さな穴を目の下にポツポツと開けていたが、造形では庵野によってえぐられて、タレ目のようなのぞきになった。ベルトとコンバーターラングは仮面ライダーのデザイン案が基となっている。破損したマスクのCGモデルも作成されたが、未使用となった

サソリオーグ長澤まさみ
猛毒性化学兵器を使用するが、政府の男と情報機関の男たちによって排除された。手下は赤い襟のスーツで、大きなサソリオーグのエンブレムが中央に描かれた大きな盾を所持している。
当初は男性という設定であった。一部デザインは長澤まさみの写真を基に作成された。エンブレムは『仮面ライダーV3』のデストロンのエンブレムの要素を取り入れている。

ケイ(声):松坂桃李
アイが作り出した第1世代外世界観測用自立型人工知能 ジェイが1年後にバージョンアップした姿。本郷とルリ子の動向を監視する。当初は特殊造形によるマスクでの撮影が行われたが、後に新たなデザインによるCG合成に差し替えられた。

クモオーグ(声):大森南朋
人間とクモの人外合成型オーグメントであるSHOCKERの上級構成員。組織の不安要素や裏切り者を排除する。

緑川イチロー / 仮面ライダー第0号・チョウオーグ森山未來
ルリ子の兄で、弘の息子。通り魔に母親を殺されたことで世界に絶望し、自らの理想郷を求めている。チョウオーグとしては圧倒的なプラーナの絶対量で、2人の仮面ライダーを変身せずに相手する高い戦闘力を持つ。当初はルリ子の姉という設定で、初期プロットでは蝶女であった。チョウオーグの一部デザインは森山未來の写真を基に作成された。チョウオーグはオオゴマダラの白い部分を銀色に転換しており、「第0号」であることからシャドームーンや仮面ライダーXのようなライバル感を狙いつつ、ストロー状の口吻が開いた顎の部分から出ているようなギミックにしているが、実現しなかったという。体とエンブレムはアサギマダラが基になっているが、同じ青いチョウの戦士であるイナズマンがモチーフではないという。当初はチョウとトカゲの3種合成型オーグメントという設定も一時検討された。
庵野は森山が出演した舞台『髑髏城の七人』の天魔王をイメージしており、天魔王のように静かで淡々とした口調で演じている。

サソリオーグの手下:上杉美浩
背広の男:上杉柊平
情報機関の男:斎藤工
政府の男:竹野内豊
本郷猛の父:仲村トオル
犯人:安田顕
緑川イチローの母:市川実日子

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