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大帝の剣|“三種の神器”を求めて旅する一行が、行く手を阻む妖怪忍者軍団らと死闘を展開する。

大帝の剣
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大帝の剣(たいていのけん)は、2007年公開の日本映画。夢枕獏が著した長編伝奇小説、SF時代小説が原作となっています。原作が完結していなかったため、原作を基盤としながらオリジナルストーリーを作り上げている。また、原作にあるようなエロティシズム(性描写)はない。夢枕獏の伝奇小説を堤幸彦監督が映画化したSF時代劇。“三種の神器”を求めて旅する一行が、行く手を阻む妖怪忍者軍団らと死闘を展開する。

大帝の剣 映画批評・評価・考察


大帝の剣

脚本:5点
演技・演出:2点
撮影・美術:2点
編集:1点
音響・音楽:2点
合計10点

堤幸彦監督の才能が枯れたと思われる今作。ドラマは面白いのに、映画だとまったく駄目なんですよね。
SF時代劇なのでストーリーがハチャメチャなのは分かるとして、特撮がチープな作りだったり、笑えないギャグ演出が映画の進行の妨げ(間の悪さ)になっていたり、期待して見た俺がバカだったわと思うクソ映画です。キャラクターデザインが天野喜孝とあるが、それが生きているとも思えず、俳優の大根ぶりが目立つ作品です。(そういう演出だったと思いますが、裏目に出すぎでしょう)

この作品に似ているのがクソ映画「珍遊記」、珍遊記はこの映画の後に作られているんですが、センスが近いのか演出やキャラクターが非常によく似ています。

珍遊記(実写版)|伝説のクソ漫画の実写化という前代未聞のクソ映画化だった。
珍遊記(実写版)は、2016年2月27日に公開された日本映画。伝説のクソ漫画の実写化という前代未聞のクソ映画化だった。監督の山口は、同じ漫☆画太郎原作の『地獄甲子園』を監督した際に巨人を登場させたかったが技術的な問題から叶わなかったため、本作品での巨大な山田太郎の描写にこだわりを持って挑んでいる。

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大帝の剣 あらすじ

関ヶ原の戦いから間もない時代が舞台。異形の大剣を背負った巨漢・万源九郎を主人公に、壮大な物語が繰り広げられる。その大帝の剣は、大抵の剣をものともしない頑強さを持つ。
徳川三代将軍の時代になっても、豊臣の残党はまだ反撃の機会をうかがっていた、そんな頃…。巨体に大剣を背負う男、万源九郎。その剣はオリハルコンという謎の金属で作られた、“三種の神器”の1つだった。神器3つを手にしたものは凄まじい力が手に入ると言い伝えられ、残り二つを求め旅を続けていた万源九郎は途中、豊臣の血を引くがゆえに命を狙われる娘・舞に出会う。次第に不可解な言動を見せ始める舞だった…。

大帝の剣 スタッフ

監督:堤幸彦
製作:浜村弘一,坂上順,石黒吉貞,渡辺純一,亀山慶二
企画:青柳昌行,齋藤佳雄,遠藤茂行,梅沢道彦,伊藤満
プロデューサー:木村立哉,宮野洋美
脚本:天沢彰
撮影:唐沢悟
美術監督:稲垣尚夫
音楽:見岳章
VFXスーパーバイザー:升元大治
キャラクターデザイン:天野喜孝
照明:木村明夫
録音:田中靖志
監督補:木村ひさし
主題歌:GLAY「鼓動」
配給:東映

大帝の剣 キャスト

万源九郎:阿部寛
舞・蘭:長谷川京子
佐助:宮藤官九郎
権三:遠藤憲一
牡丹(天草四郎):黒木メイサ
手妻の籐次:大倉孝二
黒虫:六平直政
姫夜叉:杉本彩
破顔坊:竹内力
藤井寺房之進:谷口高史
前田利常:徳井優
村人:諏訪太朗
霧の才蔵:本田博太郎
おやかた様(真田幸村):津川雅彦
ナレーター:江守徹
船木誠勝
前田愛
高松知美
阿部進之介
野添義弘
武智健二

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