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ターミナル|映画批評|あらすじ|スタッフ|キャスト|予告編・無料動画

ターミナル
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2004年公開のアメリカ合衆国の映画。パスポートが無効になりターミナルに閉じ込められてしまった男と、ターミナル内の従業員との交流と恋模様を描いた作品で、ロマンスおよびコメディの要素がある映画。

ターミナル 映画批評・備忘録


ターミナル(原題:The Terminal)

脚本:33点
演技・演出:17点
撮影・美術:15点
編集:7点
音響・音楽:8点
合計80点

心が温まるハートフル・コメディ・ドラマで、元ネタは、フランスのシャルル・ド・ゴール空港のターミナル1で17年間生活することを強いられたイラン人男性がモデルとなったと言われています。こちらのモデルになった方は、長くターミナル生活で過ごした事で精神を蝕んでしまったそうですが、映画ターミナルは、その全く逆で閉ざされた空間にありながら主人公は、逞しく楽しく心の豊かさを表現し、空港職員と交流を重ねて心を通わせていきます。

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ターミナル あらすじ(ネタバレ)

アメリカ、ジョン・F・ケネディ国際空港の国際線ロビー、入国手続きゲートで奇怪な缶詰を手にしたクラコウジア人のビクター・ナボルスキーは足止めされていた。彼の母国のクラコウジアで、彼が乗った飛行機が出発した直後にクーデターが起こり事実上クラコウジア政府が消滅。そのため、彼のパスポートは無効状態となり、入国ビザは取り消されていたのだった。
アメリカに入国するために亡命・難民申請をすることもできず、かといって母国に引き返すこともできず、行き場を失ったビクターはJFK空港の国際線乗り継ぎロビーの中に留め置かれることになった。テレホンカードとポケベル(職員がビクターを呼び出すのに使用する)、空港内のパス(職員のオフィスに入るときなどに使用する。ビクターは制限区域内や工事中のエリアにも入っている)、食事のクーポン券などを渡されたビクターは空港内で生活を始める。
乗り継ぎロビーはドア一枚を抜ければ空港外(アメリカ国内)へと出ることができるうえ、監視の目もそれほど厳しくないため、空港から脱走(不法入国)しようと思えば可能であった。しかし、真面目なビクターは頑なに空港内で待つことを選び、そのことで、自分の昇進のために空港からビクターを追い払いたい国境警備局のディクソンと対立するようになる。空港で生活するうちにビクターは空港で働くことを決心する。はじめは空港内に放置された旅客用のカート返却のデポジット金を稼ぐなどしていたが、やがて大工仕事の腕を買われターミナルの内装業として雇われる。空港職員とも打ち解けていき、清掃員のグプタや機内食サービスのエンリケなどと親しくなる。
空港の生活のなかで、キャビンアテンダントのアメリア・ウォーレンと出会う。恋人とうまくいっていなかったアメリアはビクターと親しくなる。ある日、ビクターは働いて得た賃金でアメリアを食事に誘う。空港の仲間たちのサポートもあって、空港内の展望デッキでディナーをともにすることができ、二人は意気投合する。その後、フライトから帰ってきたアメリアにビクターは工事中の水飲み場を改造した噴水を披露する(アメリアのお気に入りのナポレオンがジョゼフィーヌに噴水を贈ったことにちなむ)。噴水は未完に終わったが、ビクターはアメリアに大切に持っていた缶詰を見せ、なぜ自分が空港でずっと待っているのかを明かす。
1958年、熱狂的なジャズファンだった、ビクターの父ディミタル・ナボルスキーは、ハンガリーの新聞でA Great Day in Harlemの写真を見た。それはニューヨークのジャズミュージシャンたちの集合写真であった。ディミタルはその写真の57人のジャズプレイヤーにファンレターを送り、メンバー全員のサインを返信してもらい、それを缶詰に大切に保管していた。しかし、メンバーのひとりベニー・ゴルソンからは40年待ったにもかかわらず返事が来ず、やがてディミタルは他界してしまった。ディミタルが亡くなる前、ビクターは父に「必ずニューヨークへ行って、ベニー・ゴルソンのサインをこの缶に入れる」と約束した。父との約束を果たすためにビクターはJFK空港でずっと待っていたのだった。
その翌日、クラコウジアの内戦は終結する。喜ぶビクターのもとにアメリアが訪れ、コネで手に入れたアメリカに1日だけ入国できる特別ビザを渡した。ニューヨークへ行けることになったビクターの最後の障害となったのは、事あるごとに彼と対立してきたディクソンであった。ディクソンは特別ビザに必要な自身の署名を拒み、それどころか、ビクターの友人である空港職員たちの人事をたてにとり、ビクターに即刻クラコウジア行きの便に乗るように迫った。ニューヨーク行きを諦めてクラコウジアに帰ろうとしたビクターだったが、空港の仲間たちに背中を押され、不法入国ではあるが、ニューヨークへ行く決心をする。空港中の職員たちに見送られて、長らく住んだターミナルを後にし、ビクターはニューヨーク市街へと向かった。
ニューヨーク市街のラマダ・インを訪れたビクターは、ラウンジで演奏するベニー・ゴルソンと対面した。ついに、ベニー・ゴルソンのサインを手に入れたビクターは、ホテルを後にしてタクシーに乗り込んだ。ビクターは車内で最後のサインを缶詰に入れると、「どちらへ?」と尋ねた運転手に「家に帰るんだ」と応えたのであった。

ターミナル スタッフ

監督:スティーヴン・スピルバーグ
脚本:サーシャ・ガヴァシ,ジェフ・ナサンソン
原案:アンドリュー・ニコル,サーシャ・ガヴァシ
製作:ウォルター・F・パークス,ローリー・マクドナルド,スティーヴン・スピルバーグ
製作総指揮:パトリシア・ウィッチャー,ジェイソン・ホッフス,アンドリュー・ニコル
撮影:ヤヌス・カミンスキー
美術:アレックス・マクダウェル
編集:マイケル・カーン
衣装デザイン:メアリー・ゾフレス,クリスティーン・ワダ
音楽:ジョン・ウィリアムズ
キャスティング:デブラ・ゼイン

ターミナル キャスト

ビクター・ナボルスキートム・ハンクス
クラコウジア人の中年男性。年齢・職業などは明かされてないが、アメリアとの会話から建設作業員として働いた経歴があり、歳は40代以上であることがわかる。大工仕事が得意で、教養はあり、愛国心に満ち、性格はとても真面目で素直である。少々不器用で要領は悪いが、約束は必ず守る。また、空港内でニューヨーク案内の英語の本とクラコウジア語の本を購入し、見比べて、英語を習得している。初めのうちは英語も片言だったが、物語終盤には完全に習得している。長い空港生活のなかで、多くの空港職員と親しくなり、仕事もみつける。

アメリア・ウォーレンキャサリン・ゼタ=ジョーンズ
ユナイテッド航空のファーストクラス担当のフライトアテンダントである。実際は39歳だが、33とも27ともサバを読む。5秒と1人でいられず、毒になる男を次から次へ食べてしまうという悪い癖があり、本人も自覚している。長いし、安いし、男が殺しあうからと、歴史の本をよく読む。特にナポレオンがお気に入りである。

フランク・ディクソンスタンリー・トゥッチ
JFK空港の国境警備局主任。警備局長に昇進する予定だったが、ビクターとの揉め事で予定の時期から昇進延期となってしまった。真面目な性格で麻薬を密輸した人間を即座に見破るなど職務能力は高いが、一方で厄介者であるビクターを故意に不法入国させることで空港から追い出そうとするなど陰湿な一面もある。ニューヨーク市街へ行きたいというビクターと最後の最後まで対立し、脅しを含めてビクターをクラコウジア行きの飛行機に乗せようとするも、空港中の職員がビクターの味方をするのを見て結局彼を見逃す。中盤では空港に許可無く薬を持ち込んだミロドラゴビッチを庇ったビクターに激高し、上司のサルチャックと他の職員の前でビクターとクラコウジアを貶める発言をする失態を犯すが、最終的には警備局長に昇進した(ビクターとミロドラゴビッチの件についてはサルチャックに咎められた)。

レイ・サーマン:バリー・シャバカ・ヘンリー
ジョー・マルロイ:シャイ・マクブライド
エンリケ・クルズ:ディエゴ・ルナ
ドロレス・トーレス:ゾーイ・サルダナ
グプタ・ ラハン:クマール・パラーナ
サルチャック:エディ・ジョーンズ
ミロドラゴビッチ:ヴァレラ・ニコラエフ
空港職員:スティーブン・メンデル
カール:ジュード・チコレラ
ウェイリン:コリー・レイノルズ
ナディア:リニ・ベル
モニカ:カーリース・バーク
ベニー・ゴルソン:ベニー・ゴルソン ※本人
クリフ:ダン・フィナティ
吉野家マネージャー:ジム・イシダ
スウォッチマネージャー:ステファン・フラー
ルーシー:サーシャ・スピルバーグ
ニュースキャスター:ディルヴァ・ヘンリー
CBP局員:ジョン・エディンズ
店員:リディア・ブランコ
女性:スーザン・スローム

ターミナル 予告編


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