1994年公開の日本映画。1991年に公開された『ゼイラム』の続編である。宇宙を舞台に活躍する女賞金稼ぎと、制御不能となったゼイラム・ロボットとの戦いを描くシリーズ第2弾。1995年第26回星雲賞映画演劇部門賞受賞。
ゼイラム2 映画批評・備忘録
ゼイラム2
脚本:27点
演技・演出:16点
撮影・美術:17点
編集:7点
音響・音楽:6点
合計73点
前作の続編であるものの、リメイクに近い内容で前作のパワーアップ版のような作品になっています。主演の森山祐子の演技力が格段に上昇し、より魅力的に見えます。
牙狼の原点らしく、牙狼にでてくる魔界法師の演出やビジュアルとほぼ同じ内容のシーンがみれます。特撮レベルも前作以上に良い出来です。
そして、今作最大の見どころと言えば!主人公イリアの胸チラですね。これも牙狼シリーズでも同じみのサービスショットになってますが、こちらが元祖だと思います。
ゼイラム2 あらすじ
異星人の賞金稼ぎ(同シリーズでは一貫して「捜索者」と呼ばれている)イリアは、盗賊カヌート一味に盗難された骨董品「カマライト」を奪い返すために、人工知能の相棒ボブ、同業者フジクロと再び地球を訪れていた。難なくカマライトを奪還したイリアは、単身で次の任務である、当局の開発した支援用戦闘ロボットとの模擬戦に向かう。
しかしカマライト目当てに裏切ったフジクロは転送機とボブを破壊、偶然イリアを見かけてベースに訪れた鉄平を捕らえてしまう。一方イリアはカヌートが雇った大勢の賞金稼ぎ達に囲まれて窮地に陥る。そこへ例の戦闘ロボットが現れ、イリアの制止も聞かず賞金稼ぎ全員を虐殺する。
しかしそのロボットには制御ユニットとして、あの恐るべき生体兵器「ゼイラム」の別個体が内蔵されていた。賞金稼ぎやカヌートの返り血によって覚醒したゼイラムによってロボットは暴走、異空間「ゾーン」を生成してイリア、フジクロ、鉄平を閉じこめてしまう。
神谷により修理されたボブのサポートの下、全身兵器の固まりであるゼイラムロボットに挑むイリア。鉄平を救うため自ら「ゾーン」に転送される神谷。3人は無事に再会し、ゼイラムを倒して脱出できるのか。
ゼイラム2 スタッフ
監督: 雨宮慶太
原作: 雨宮慶太
脚本: 雨宮慶太/松本肇
企画協力:高橋信之
撮影: 木所寛
音楽: 太田浩一
美術: 高橋昭彦(現・井口昭彦)
照明: 保崎芳美
編集: 今野治人
造型美術: 竹谷隆之
コスチュームデザイン: 寺田克也
ゼイラム2 キャスト
イリア(ヒロイン): 森山祐子
神谷(ゾーンに巻き込まれた電気工): 螢雪次朗
鉄平(ゾーンに巻き込まれた電気工。神谷の後輩): 井田州彦
ヤヌキ/ゼイラム(敵): 吉田瑞穂
ボブの声(イリアのパートナーである人工頭脳): 井上和彦
フジクロ: サブ
カヌート: 栗原敏
ハギ: 阿部光男
田口: 渡辺哲
バウンティハンター:開田あや、他
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