スローなブギにしてくれ 75点

スローなブギにしてくれ

1981年公開の日本映画。ふとしたことからめぐり合った二人の男と一人の女の奇妙な生活を描く。東映と角川春樹事務所による製作で、東映洋画が配給した。浅野温子の初主演作で、その小悪魔的な演技が話題となった。脚本は「スローなブギにしてくれ」をベースに、「ひどい雨が降ってきた」「俺を起こして、さよならと言った」の2作品(いずれも片岡の小説)を織り交ぜ、さらにオリジナルエピソードや後日譚を付け加えたものとなっている。主なロケ地は神奈川県大和市と東京都福生市周辺。

スローなブギにしてくれ 映画批評・備忘録


スローなブギにしてくれ

脚本:29点
演技・演出:15点
撮影・美術:15点
編集:7点
音響・音楽:9点
合計75点


ストーリーの本筋は、山崎努が演じるムスタングの男の物語なのですが、浅野温子も古尾谷雅人も確かな演技力と当時の若いエネルギーが溢れていてすごく魅力的です。このころの映画って見る側の経験値に左右されるというか、ある程度男女間の関係を知っていなければ良さも悪さも分からない、分からないやつがダメなんだ。みたいな。そういうところあります。
ただ、それがこの作品の魅力なんですよ。若い時に見たら若い二人の視点に立つだろうし、歳も取ればムスタングの男の気持ちも分からないものでもないんですよね。ということで1回は見て欲しい作品です。

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スローなブギにしてくれ あらすじ

夕暮の第三京浜。白いムスタングから仔猫と若い女の子が放り出され、後ろから来たオートバイの少年に救けられた。ゴローとさち乃の出会い、ニ人は一緒に暮しはじめた。ムスタングの男は、福生の旧米軍ハウスに住み、仕事仲間の輝男と敬子のカップルが同居している。敬子が産んだ子供はどちらが親か分らないが、三人は奇妙な均衡の中で暮している。子供は敬子の妹、由紀江が面倒を見ている。ある朝、輝男がジョギング中に心臓発作で死んでしまった。一方、さち乃は行きつけのスナック、クイーンエリザベスでバイトをはじめた。ゴローはバイト先で喧嘩して仕事を辞めてしまい、またさち乃と客の仲を嫉妬してふらりと何処かへ出かける。さち乃は男に連絡を取り、季節外れの高原ホテルで会った。男は別居中の妻との離婚の書類にハンを押すためと、子供のピアノの発表会を見に行くためにここへ来たのだ。子供と電話で話す男の顔を見て、さち乃はホテルを出た。再びゴローとさち乃の生活が始まった。ある日、さち乃が作業服の男たちに強姦された。ゴローは必死で男たちを捜し、なんとか見つけると目茶苦茶に叩きのめした。ごきげんなゴローにさち乃は「あたしよりも仇を討つことしか考えないの」と咳いた。さち乃は男のもとに向った。そこには敬子と由紀江と赤ん坊が同居しており、さち乃はそんな生活に馴染めずハウスを飛び出した。彼女が出ると同時にハウスのバランスがくずれ、皆バラバラとなった。消えたさち乃を求めて、男はゴローと会った。そこへ、ゴローに作業服の男が襲いかかり中へ割って入った男が腹を刺されてしまう。三ヵ月の重傷。男は「さち乃に刺されたようなものさ」と咳く。スナックでしょげているゴローのところにさち乃が戻って来て、また働くという。マスターが「復帰祝いに何か曲をかけよう」と言うと、ゴローが「スローなブギにしてくれ」と答えた。ゴキゲンなブギがゆっくり流れた。

スローなブギにしてくれ スタッフ

監督:藤田敏八
脚本:内田栄一
原作:片岡義男
製作:角川春樹
音楽:南佳孝
撮影:安藤庄平
編集:井上治
製作会社:東映,角川春樹事務所
配給:東映洋画

スローなブギにしてくれ キャスト

さち乃:浅野温子
ゴロー:古尾谷雅人
ムスタングの男:山崎努
敬子:浅野裕子(あさの ひろこ)
由紀江:竹田かほり
クイーンエリザベスのマスター:室田日出男
さち乃の母春代:春川ますみ
花絵:赤座美代子
花絵とムスタングの男の娘マリ:小林綾子
ハーレーの女:宮井えりな
弁護士:伊丹十三
飲み屋の主人:奥田瑛二 ※ノンクレジット
クイーンエリザベスの常連:岸部一徳
クイーンエリザベスの常連:鈴木ヒロミツ
クイーンエリザベスの常連:きくち英一
作業服の男A:高橋三千綱
作業服の男B:和泉聖治
自転車に乗る男:角川春樹
テレビカメラマン:林美雄
老父:浜村純
老母:滝奈保栄
刑事:石橋蓮司
牛どん屋の店長:鶴田忍
宮里輝男:原田芳雄

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