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きさらぎ駅|現代版“神隠し”と言われ、人々の心をとりこにしてきた都市伝説「きさらぎ駅」を映画化!

映画 きさらぎ駅
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きさらぎ駅は、2022年公開の日本映画。匿名掲示板「2ちゃんねる」への実際の投稿から始まった都市伝説「きさらぎ駅」に基づいたもので、大学生の女性がこの世に存在しない異世界駅の謎を追う姿が描かれる。キャッチコピーは「そこは、たどり着いてはいけない異世界」。本作ではFPS(一人称視点)映像をふんだんに盛り込み、観客自らが「きさらぎ駅」を訪れたような疑似感覚を体験できるよう制作されている

きさらぎ駅 映画批評・評価・考察


きさらぎ駅

脚本:13点
演技・演出:9点
撮影・美術:6点
編集:8点
音響・音楽:5点
合計41点

現代版“神隠し”と言われ、人々の心をとりこにしてきた都市伝説「きさらぎ駅」を映画化!
2004年、『はすみ』と名乗る女性がこの世に存在しない「きさらぎ駅」に辿り着いた体験を匿名掲示板『2ちゃんねる』に投稿した。リアルタイムで様々な怪異に襲われる書き込みが行われたが、突然書き込みは止み『はすみ』と名乗る女性は二度と掲示板に現れることはなかった。その書き込みを見た人々は彼女の書き込みの真偽についてネット上で様々な意見が交わされ、やがて現代版「神隠し」と呼ばれるほどの話題になった。十数年経過しても各種メディアやSNSでのトレンド入りなど人気は衰えない。そして…遂に今まで語られてきた伝説が実写映画化!

 

さとえりが、キレイ

だがしかし、映画の内容についてはプレステのホラーゲームのような内容で目新しさもなく、ビジュアルもプレステ1なみで予算が無かったのか全体的にチープです。B級映画というよりC級、Z級のいわゆるクソ映画という評価で良いと思います。戦慄怪奇ファイル コワすぎ!シリーズの白石晃士監督のような演出をパクっているようにも思えます。これなら白石監督に頼んだ方が面白かったのでは?


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きさらぎ駅 あらすじ(ネタバレ)

大学で民俗学を学ぶ堤春奈(恒松祐里)は、卒業論文で十数年来、ネットで現代版”神隠し”と話題になっている都市伝説「きさらぎ駅」を題材に取り上げることにした。リサーチの結果、「きさらぎ駅」の原点となった書き込みの投稿者『はすみ』ではないかとされる葉山純子(佐藤江梨子)という女性の存在を知る。ようやく純子への連絡先を知り、数ヵ月にわたりメールでやり取りした結果、春奈は遂に純子と会う約束を取り付ける。指定された場所は「きさらぎ駅」の舞台となった路線にある一軒家。春奈を出迎えた純子はどこか影のある雰囲気を持つ女性。部屋へ案内され、早速、ネットで噂される『はすみ』本人との真偽を確かめる春奈に対して、純子はどこか謎めいた笑いを浮かべながらも春奈からの問いかけに静かに頷く。続けて、純子から「きさらぎ駅」へたどり着いた経緯、その後の出来事などを聞いた。

高校教師だった純子は残業で遅くなり、終電で帰途についていたが、気がつくと辺りは昼間で、電車は遠州鉄道にはないはずのトンネルを通過し、見知らぬ場所を走っていた。

やがて電車は「きさらぎ駅」という見知らぬ駅で停車する。一緒に降りたのは若者3人組・松井美紀飯田大輔岸翔太とサラリーマン・花村貴史、それに純子の高校の女生徒・宮崎明日香の5人である。

付近の民家は全て無人で、美紀、翔太と一緒に駅の外に出ていた大輔が怪異に襲われる。美紀たちは恐怖を感じて駅から離れようと線路を歩いて逃げようとし、純子と明日香も一緒に逃げる。だが、美紀と後から追いかけてきた貴史も怪異に襲われていく。純子は健気で頑張り屋な明日香と助け合い、「光の扉」に辿り着くが、結果として、元の世界に戻れたのは純子だけだった。

その内容は春奈には到底信じられるものではなかったが、純子の話の中で春奈はなぜ純子だけが「きさらぎ駅」へたどり着くことができたヒントに気づく。純子と別れた春奈は自然に「きさらぎ駅」の舞台となった遠州鉄道の駅へ向かう。

春奈は純子が話したのと同じルートをなぞる事で「きさらぎ駅」に辿り着く。一緒に降りた5人は前回と同じ人々だが、記憶は全てリセットされている。純子から聞いた話を元に一同を導く春奈。たどり着くまでの道筋や誰がどこで怪異に遭うかなど、多少の食い違いはあるものの、春奈と明日香が「光の扉」に辿り着くが、元の世界に戻れるようになったのは明日香だけとなる。

きさらぎ駅 スタッフ

監督:永江二朗
脚本:宮本武史
製作:上野境介,伊藤修嗣
主題歌:弌誠「通リ魔」
撮影:早坂伸
編集:遊佐和寿
制作会社:キャンター
製作会社:「きさらぎ駅」製作委員会
配給:イオンエンターテイメント,ナカチカ

きさらぎ駅 キャスト

主要人物
堤春奈(つつみ はるな):恒松祐里
関東女子大学で民俗学を専攻している学生。都市伝説「きさらぎ駅」を卒業論文の題材に決め、謎に迫っていく中で、純子のことを知る。純子に取材し聞き取った方法をなぞって「きさらぎ駅」にたどり着こうとする。
葉山純子(はやま すみこ):佐藤江梨子
「きさらぎ駅」に行ったと噂される女性。春奈から異世界での体験の取材を受ける。元高校教諭。2004年に学校からの帰宅途中で行方不明になり、7年後に発見される。異世界で一緒に行動していた明日香を元の世界に帰せなかったことに責任を感じている。

純子が「きさらぎ駅」で出会った人たち
後から「きさらぎ駅」に来た春奈とも出会う。
宮崎明日香(みやざき あすか):本田望結
女子高生。純子が勤務していた高校の3年生。「どんな時でも自分に恥じる行為はするな」という母親の言葉を守っている。そのため、時には自身の危険を顧みず他人を助ける行動をしている。
松井美紀(まつい みき):莉子
ギャル。大輔、翔太とは同じグループで、以前から行動を共にしており仲間思いである。
飯田大輔(いいだ だいすけ):寺坂頼我
おとなしい男。翔太には乱暴されたり振り回され続けている。
岸翔太(きし しょうた):木原瑠生
乱暴な男。ナイフを所持し、周囲に怪我させたり迷惑をかけ続けているが、実は小心者。
花村貴史(はなむら たかし):芹澤興人
サラリーマン。酔いのせいもあり危機感がなく、自分の状況が理解できずにいる。

純子の関係者
葉山凛(はやま りん):瀧七海
純子と同居している姪。春奈と純子の会話を聞いてしまい、自分も「きさらぎ駅」に行こうとする。
大園葵(おおぞの あおい):堰沢結衣
凛の友人。

異世界の人たち
謎の老人野口雅弘
「危ないから線路の上歩いちゃだめだよ」と言いながら、杖をついているのに猛スピードで追いかけてくる。
親切なおじさん坪内守
「伊佐貫トンネル」を出た所で車で通りかかり、この場所は「比奈」だと教えてくれ、車で送ってくれようとする。

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