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陰陽師|評価・考察・あらすじ(ネタバレ)詳細情報

陰陽師 映画
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陰陽師(おんみょうじ)は、2001年公開の日本映画。夢枕獏原作の陰陽師・安倍晴明の活躍を描いた伝奇小説『陰陽師』の映画化作品。平安京を舞台に、陰陽師・安倍晴明の活躍を描く時代活劇。監督は「秘密」の滝田洋二郎。第56回毎日映画コンクール録音賞、第44回ブルーリボン賞主演男優賞(野村萬斎)、ゴールデングロス賞銀賞、第25回日本アカデミー賞最優秀録音賞&新人俳優賞(野村萬斎)ほか(優秀主演男優賞(野村萬斎)、優秀助演女優賞(小泉今日子)、優秀監督賞、優秀撮影賞、優秀照明賞、優秀編集賞、優秀美術賞、優秀音楽賞)受賞作品。

陰陽師 映画批評・備忘録


陰陽師(おんみょうじ)

脚本:33点
演技・演出:17点
撮影・美術:15点
編集:8点
音響・音楽:9点
合計82点

野村萬斎の異才さが際立っている映画で、安倍晴明の化身とも思える存在感、たたずまい、それで今作品がデビュー作なのだから才能の高さを表していると思います。今作品の公開当時に安倍晴明ブームのような社会現象が起こっていたことを記憶していますし、今作品も大ヒットしました。敵役の真田広之がハリウッド進出直前の映画でもあり、野村萬斎と対峙しても全く見劣らない存在感と映画俳優としての格上感のある堂々した演技は目を見張ります。一方、伊藤英明は二人に比べて新人感がまるだしなのですが、役柄が彼を助けている感じがしました。『陰陽師』シリーズの評価は年々下がってきていますが、1作目は面白く2作目が大きく失敗した内容だったのですが、最近の評価の低さは『陰陽師Ⅱ』の悪いイメージを被っているように思えます。


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陰陽師 あらすじ(ネタバレ)

上役の依頼を受けた源博雅は陰陽師の安倍晴明の屋敷を訪れ、それをきっかけに二人は顔見知りとなる。平安京では左大臣・藤原師輔の娘・任子が敦平親王を出産し、師輔の権勢が増していった。これに対し、娘・祐姫を入内させていた右大臣・藤原元方はライバルの師輔への憎悪を抱き、その心を見透かした陰陽頭・道尊は元方を利用して都を滅ぼそうと企む。道尊は敦平親王に呪詛をかけて殺そうとするが、博雅の依頼を受けた晴明と巫女・青音の力によって阻止される。これに焦った元方は二人を捕えて呪詛の罪で処刑しようとするが、師輔の命令で二人は解放される。しかし、道尊に操られた兵士が晴明に襲いかかり、彼を守ろうとした青音が殺される。博雅は青音が死んだことを悲しむが、彼女はその日の夜に生き返った。驚く博雅に対し晴明は、彼女が桓武天皇の命令で人魚の肉を食べ不老不死となり、150年間都を守護してきた巫女であることを伝える。

道尊は次の一手として祐姫を操り、帝と敦平親王を殺させようとする。師輔の依頼を受けた晴明と博雅は、帝の側に控えて祐姫をおびき寄せるが、そこで博雅は自分が夜ごと会って想いを寄せていた女性の正体が祐姫だったことに気付く。祐姫も博雅の存在に気付き正気を取り戻すが、道尊の術によって鬼に変化させられてしまう。博雅は祐姫をかばうが、彼女は帝への嫉妬に駆られて鬼になった自分を見られたことに傷つき自害し、父親の元方も道尊のやり方に恐怖を感じ、彼の正体を書状に記して自害する。

追い詰められた道尊は、150年前に無実の罪で追われ悪霊として封印された早良親王を復活させ、国中の悪霊を使い都を襲う。博雅は祐姫の仇を討つため道尊と戦うが歯が立たず、道尊によって殺されてしまう。駆け付けた晴明は悲しむが、青音が自分を生贄にして博雅を生き返らせるように促す。晴明は青音の命を使い博雅を生き返らせ、二人は道尊と対峙する。その時、博雅の身体の中に宿っていた青音の魂は、かつて愛し合っていた早良親王の魂と再会し、彼の兄である桓武天皇が早良親王を死に追いやったことを悔いていたことを告げる。青音の言葉を聞いた早良親王は彼女に寄り添い、成仏していく。取り残された道尊は晴明を味方に引き入れようとするが、拒否されたため彼に一騎打ちを挑む。晴明は道尊を結界の中に封じ込めて力を奪い、観念した道尊は自ら命を絶つ。

全てが終わり、晴明邸を訪れた博雅は再び酒を酌み交わしながら笑い、一時を楽しむのだった。

陰陽師 スタッフ

監督:滝田洋二郎
脚本:福田靖,夢枕獏,江良至
原作:夢枕獏『陰陽師』(文藝春秋刊)
音楽:梅林茂
キービジュアル・コンセプトデザイン・衣装デザイン:天野喜孝
VFXエグゼクティブ:二宮清隆
VFXスーパーバイザー:石井教雄
特撮監督:尾上克郎
撮影:栢野直樹(J.S.C.)
照明:長田達也
美術:部谷京子
録音:小野寺修,柿沢潔
編集:冨田功,冨田伸子
時代考証:花村統由
龍笛演奏・指導:芝祐靖
陰陽道指導:高橋圭也
衣装:斉藤育子
メイクアップ・イフェクツ:原口智生
特殊メイク:山田陽
殺陣:諸鍛冶裕太,山田一善
スタント&アクション:ジャパンアクションエンタープライズ岡元次郎,清家利一,武田滋裕,藤田健次郎,岡田良治
アニマル・トレーナー(蛇):鳥塚憲一
音響効果:伊藤進一,小島彩東洋音響カモメ
VFX製作:オムニバス・ジャパン,東北新社
現像:IMAGICA
スタジオ:日活撮影所,松竹京都映画
ロケ協力:京都市,晴明神社,奈良国立文化財研究所,奈良市経済部観光課,えさし藤原の郷,江刺市,御殿場市教育委員会,駒門風穴保存会
製作総指揮:植村伴次郎
企画:近藤晋
企画協力:中川豊子(オフィス・オート),中条裕之(夢枕獏事務所),野村朗子(電通)
製作者:原田俊明,気賀純夫,瀬崎巖,江川信也,島谷能成
プロデューサー:林哲次,濱名一哉,遠谷信幸
共同プロデューサー:平野隆,田中渉,大川裕
製作協力:東北新社クリエイツ

陰陽師 キャスト

安倍晴明:野村萬斎
源博雅:伊藤英明
道尊:真田広之
蜜虫:今井絵理子
祐姫:夏川結衣
瓜の女:宝生舞
早良親王:萩原聖人
藤原元方:柄本明
帝:岸部一徳
藤原師輔:矢島健一
桓武天皇の陰陽頭:石丸謙二郎
藤原兼家:石井愃一
源忠正:螢雪次朗
小野清麻呂:下元史朗
桓武天皇:木下ほうか
任子:国分佐智子
橘右近:八巻建弐
伴高綱:白石雅士
長正:二橋進
康頼:大村正泰
綾子:立原瞳
静宮:山口美香
敦平親王:高橋拓未
広平親王:神宮卓
幻覚の信者町民:宝井誠明
青音:小泉今日子
ナレーション:津嘉山正種
城戸裕次,小柳友貴美

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