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インベージョン|ある朝突然、インベージョン≪ 侵略≫が始まる!一夜にしてまわりの人間が別人になっていくという恐怖を描いたSFサスペンス

インベージョン
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インベージョンは、2007年公開のアメリカ合衆国の映画。ある朝突然、インベージョン≪ 侵略≫が始まる!一夜にしてまわりの人間が別人になっていくという恐怖を描いたSFサスペンス。ジャック・フィニイのSF小説『盗まれた街』(原題:The Body Snatchers)の4度目の映画化作品である。

インベージョン 映画批評・評価・考察


インベージョン(原題:The Invasion)

脚本:28点
演技・演出:17点
撮影・美術:16点
編集:7点
音響・音楽:7点
合計75点

周囲の知人たちが、見た目は同じなのにいつの間にか別人にすり替わっていたら……。地球侵略の恐怖を描いたジャック・フィニイ原作のSFスリラー。

B級SF映画の最高傑作と評されるドン・シーゲル監督の「ボディ・スナッチャー/恐怖の街」(1956)を皮切りに、フィニーの古典SF小説の映画化の試みは、フィリップ・カウフマン監督版(1978)、アベル・フェラーラ監督版(1993)に次いで本作が4度目。キッドマンと「007/カジノ・ロワイヤル」のダニエル・クレイグの2大スターが息詰まる競演を見せて話題になりました。一流プロデューサー、ジョエル・シルバーのもとで監督したのは「ヒトラー~最期の12日間~」が評判だったドイツ人O・ヒルシュビーゲル。

絶対に寝れない。というシンプルなストレスが画面上からも伝わってきます。その不安感やストレスに対するニコール・キッドマンの演技が素晴らしく、これまでの映画化作品に比べて心理的なアプローチの多い作品になっています。

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インベージョン あらすじ(ネタバレ)

ワシントンで精神科医として勤めるキャロル・ベネル(ニコール・キッドマン)は戸惑っていた。スペースシャトルが爆発し、その対策チームの一員としてワシントンに戻ってきていた元夫のタッカー(ジェレミー・ノーサム)が突然、一人息子のオリバー(ジャクソン・ボンド)に面会を申し出てきたからだった。

時を同じくして、キャロルのもとに女性患者が訪れる。「夫が別人になってしまった」と訴える患者を、はじめはただ妄想と診断するが、やがてキャロルの周りでも次々と不可思議な事が起こりだす。友人でありよき相談相手でもあるベン・ドリスコル(ダニエル・クレイグ)も現状に違和感を覚え、同僚のガレアーノ(ジェフリー・ライト)と原因究明に乗り出す。

オリバーをタッカーのもとへ送り届けた夜、キャメロは真夜中過ぎに国税調査員の訪問をを受ける。無表情で無理矢理家に押し入ろうとするのを寸前で食い止め、キャロルは、もはや街中がおかしくなっているという疑惑を確信へと変える。そしてやがてガレアーノが「異変は睡眠によって引き起こされる」という事実を突き止める。世界規模で蔓延する現象だが、なぜかアメリカだけは新型インフルエンザが原因として、CDC(疾病対策センター)で予防接種を行っていた。そこへキャロルの友人から、泊まりにきた友達の様子がおかしいと連絡が入る。駆けつけた友人の家で、キャロルたちは睡眠中の人間が変化していく様子を目の当たりにする。

オリバーが心配になったキャロルは急いでタッカーの家に向かう。キャロルがタッカーの家に到着すると、彼と数人の同僚が彼女に迫る。彼は、不合理な感情を失った変化した人間がより良い世界を提供していると説明し、彼女に彼らに加わるように頼んだ。キャロルが抵抗すると、タッカーは彼女を地面に押さえつけ、唾液を彼女に吐き掛け感染させた。彼女は逃げ出し、ベンの元に戻った。ベリチェクが家の中の誰かに感染させようとさらに変身した人々を連れて戻ってきたとき、彼らは逃げた。

ガレアーノと彼の助手の一人はメリーランド州フレデリックのフォート・デトリックへ向かい、そこで他の科学者とともにウイルスの治療法を見つけようと試みる。キャロルとベンはオリバーを探すために別れるが、オリバーはタッカーの母親のアパートである自分の場所をキャロルにテキストメッセージで送信する。キャロルはそこに行き、なんとかオリバーを隠したが、再びタッカーに追われ、止めるためにはタッカーを殺さなければならない。

キャロルはベンと会う手配をするが、ベンが現れるまでに時間がかかり、キャロルは眠ってしまいそうになるが、オリバーが彼女を救ってくれた。ベンが到着しますが、キャロルは彼も「変化」していることに気づいた。彼は、犯罪、戦争、暴力のない新しい社会に屈するように彼女を誘惑したが、同時に、オリバーのような免疫のない人々が入る余地はないと率直に述べた。キャロルはベンの足を撃ち、オリバーとともに逃走する。彼らは追跡されたが、最終的に彼女とオリバーはヘリコプターで拾われ、医療センターに運ばれた。ワクチンが作成され、世界中で接種が行われ、1年以内に外来ウイルスは排除された。キャロルとベンは再会しますが、ベンはその出来事の記憶を失い、社会は通常の感情的で暴力的な状態に戻っているのだった。

インベージョン スタッフ

監督:オリヴァー・ヒルシュビーゲル
脚本:デヴィッド・カイガニック,ウォシャウスキー姉妹
原作:ジャック・フィニイ『盗まれた街』
製作:ジョエル・シルバー
製作総指揮:ロイ・リー,ダグ・デイヴィソン,スーザン・ダウニー,スティーヴ・リチャーズ,ロナルド・G・スミス,ブルース・バーマン
音楽:ジョン・オットマン
撮影:ライナー・クラウスマン
編集:ハンス・フンク,ジョエル・ネグロン
製作会社:ヴィレッジ・ロードショー・ピクチャーズ,シルバー・ピクチャーズ
配給:ワーナー・ブラザース

インベージョン キャスト

キャロル・ベネル:ニコール・キッドマン
ベン・ドリスコル:ダニエル・クレイグ
タッカー・カウフマン:ジェレミー・ノーサム
オリバー:ジャクソン・ボンド
スティーブン・ガレアーノ:ジェフリー・ライト
ウェンディ・レンク:ヴェロニカ・カートライト
ヘンリク・ベリチェク:ジョセフ・ソマー
リュドミラ(ラディ)・ベリチェク:セリア・ウェストン
ヨリッシュ:ロジャー・リース
リチャード・レンク:アダム・ルフェーヴル
オータム:マリン・アッカーマン(クレジットなし)

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