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哭戦 オペレーション・アンデッド|”不滅“(ゾンビ兵)となった哀しき少年兵たちの慟哭が、戦場を切り裂く !!

哭戦 オペレーション・アンデッド
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哭戦 オペレーション・アンデッドは、2024年公開のタイ映画。第2次世界大戦を背景に、生ける屍と化した少年兵たちの哀しき運命を、容赦ない残酷描写を盛り込みながら描いたタイ発のゾンビ映画。

哭戦 オペレーション・アンデッド 映画批評・評価・考察

哭戦 オペレーション・アンデッド(原題:Operation Undead)

脚本:27点
演技・演出:12点
撮影・美術:16点
編集:7点
音響・音楽:7点
合計69点

1941年の第二次世界大戦下、タイを舞台にしたゾンビ・ホラー映画です。日本軍が極秘に持ち込んだ生物兵器によって、少年兵たちが「自我を持つ不死身の兵士」と化し、ゾンビとの激しい戦闘が繰り広げられます。戦争の狂気、兵士たちの悲哀、そして究極の状況下で問われる「人間の心」が、残酷な描写とともに描かれます。愛する者を失い、人間性を蝕まれていく兵士たちの慟哭が物語の核心を成しています。

基本的に兄弟を中心に描かれていますが、ゾンビ兵になった後は映像的に複数人が登場すると誰が誰なのか分かり難いです。また、物語は以下の流れで進行していきます。

  1. 日本軍の侵攻: 平穏な村に多数の戦艦を率いた日本軍が上陸したことで、事態は一変します。
  2. 生物兵器の流出: 日本軍が持ち込んだ、殺しても立ち上がる「不滅の兵」を生み出す生物兵器が流出します。
  3. 感染: 幼いモークを含む少年兵たちが、この生物兵器によってゾンビ化してしまいます。
  4. 人間とゾンビの戦い: 生ける屍となった少年兵たちは、自我を持ちながらも制御不能な暴走を始め、壮絶な戦いが巻き起こります。
  5. 兄弟の対決: 感染を免れたメークは、変わり果てた弟モークと対峙することになり、苦悩の中で決断を迫られます。

日本人俳優が演じている場合を除き、日本兵の片言の日本語が滑稽で見苦しいところがあります。内容的には見所もありグロさもハリウッド映画などにも見劣りしませんでした。


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哭戦 オペレーション・アンデッド あらすじ

1941年、世界各地に戦火が広がるなか、中立国であるタイ南部の湾岸の村で、有事に備えて少年たちが兵士の訓練を受けていた。伍長メークは恋人ペンとの間に子どもを授かり、つかの間の幸せを噛み締めていたが、日本軍が村に上陸したことで事態は一変。少年兵たちが日本軍との戦いに駆り出されることになり、メークの弟モークも戦場へ行くことに。タイ政府は日本政府と友好的に交渉しようと試みるが、日本軍は恐ろしい生物兵器をタイに持ち込んでいた。それは禁断の実験によって生みだされた、殺しても立ちあがる“不滅の兵”だった。少年兵たちは次々と襲われて生ける屍と化しながらも、家族や恋人への思いや戦争への憤りなど、人間の心を持ち続ける。

哭戦 オペレーション・アンデッド スタッフ

監督:コンキアット・コムシリ
脚本:ナリット・パチャイ,コンキアット・コムシリ,ファス・パッタナカムジョーン,スエアポン・スリハタイ
製作:ピヤラク・マハタナタップ,ラッカナ・パラワトウィチャイ,ピンプロイ・サーンスック,フランシス・スミス,シャーリーン・ウン,孫暁輝
撮影:プラメス・チャンクラサエ
編集:ウィーラパット・テンバンディット
配給:アルバトロス・フィルム

哭戦 オペレーション・アンデッド キャスト

メク:チャーノン・サンティナトーンクン
アワト・ラッタナピンタ
ペン:スピチャ・サンカチンダ
アカラト・ニミッチャイ
中村:大関千貴
カンタパット カセムサン ナ アユタヤ
タワチャニン・ダラヤナ
サック:タナドン・ウエアポン
タナコーン・ティヤノン
タナワット・ロッドパイ
ジャクリット・サクルデット
マチャナット・スワンナマット

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