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依頼人|ある政治家が殺された事件の真相を知る幼い兄弟を、実力派女優スーザン・サランドン演じる弁護士は守れるのか……。

依頼人
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依頼人は、1994年公開のアメリカ合衆国の映画。偶然自殺の現場を目撃し、ある事件について″知りすぎた″少年が過去に傷を持つ女弁護士とともに様々な利害の渦巻く社会の中で戦っていくヒューマン・サスペンス。原作は最近立て続けに「ザ・ファーム 法律事務所」「ペリカン文書」が映画化されているジョン・グリシャム。今回も製作のアーノン・ミルチャンがゲラ刷りの段階で原作を読み、すぐさま監督に話を持ちかけた。監督は「ロストボーイ」「フォーリング・ダウン」のジョエル・シュマッカー。

依頼人 映画批評・評価・考察

依頼人(原題: The Client)

脚本:36点
演技・演出:17点
撮影・美術:17点
編集:8点
音響・音楽:8点
合計86点

1990年代、「評決のとき」「ザ・ファーム 法律事務所」「ペリカン文書」などのヒットハリウッド映画で原作者として成功したグリシャムの同名人気小説を映画化。幼い兄弟を守ろうと女性弁護士が活躍するという、シンプルかつスリリングなプロットが魅力的なリーガルサスペンス。弁護士役のサランドンは第67回アカデミー賞で主演女優賞にノミネートされた。また、トミー・リー・ジョーンズ、惜しくも25歳で早逝したブラッド・レンフロら共演陣も魅力的。監督は「ロストボーイ」「フラットライナーズ」などの娯楽派名職人、ジョエル・シュマッカー。


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依頼人 あらすじ(ネタバレ)

11歳の少年マーク・スウェイ(ブラッド・レンフロ)は、ある午後、8歳の弟リッキーと一緒に近くの森に隠れてタバコを吸いに行く。そこで2人は偶然車の排気筒にホースをつなぎ自殺しようとしている男を目撃する。恐怖でパニック状態になっているリッキーが引き留めているのもよそに自殺を防ぐためホースを排気筒から引き抜こうとしたマークは男に気づかれてしまい自殺の道連れを強いられる。男はマークにマフィアに殺された上院議員の死体の隠し場所を告げる。男の隙をついて車外に逃げ、泣きじゃくるリッキーを抱えて陰に隠れるが2人を追ってきた男がピストル自殺を遂げるのを見てしまう。リッキーは精神的ショックから植物人間状態になり入院してしまう。マークは警察の事情聴取に口をつぐんでいた。しゃべったら殺されると思ったからだ。マフィアはすでに彼をマークし出す。一方知事を目指す野心家の連邦検、察官ロイ・ファルトリッグ(トミー・リー・ジョーンズ)もFBIとともにマークを追求する。自殺したのは上院議員殺しの容疑者マルダーノ(アンソニー・ラパグリア)だった。マークは自分と家族を守るために弁護士を雇うことを思いつく。全財産の1ドルで彼が依頼人となったのはやり手の女弁護士レジー・ラブ(スーザン・サランドン)だった。レージーはファルトリッグとFBIを向こうに回して一歩もひけを取らず、マークの安産のために次々と意外な方策を考え出す。彼女は辛い過去を持つだけに人の痛みを人一倍感じるのだ。焦りを感じ始めたフォルトリッグはマークに召喚状を出して法廷で証言させようとする。真実を話せば命が危うく、証言を拒めば拘留されてしまうという状況に追い込まれたマークは自殺した男から聞いた死体の隠し場所を確かめに行く。レジーも彼の決心の固さに負け、一緒に現場に乗り込む。マフィアに見つかってしまうが2人はうまく彼らをまく。レージーはフォルトリッグに死体の隠し場所を教える代わりにマークの家族を証人保護プログラムを適用して新しい生活を営めるように取り計らうことを頼む。マークはレージーの見守る中、家族とともに新たな人生に向けて飛び立っていく。

依頼人 スタッフ

監督:ジョエル・シュマッカー
脚本:アキヴァ・ゴールズマン,ロバート・ゲッチェル
原作:ジョン・グリシャム
製作:アーノン・ミルチャン,スティーヴン・ルーサー
音楽:ハワード・ショア
撮影:トニー・ピアース・ロバーツ
編集:ロバート・ブラウン
製作会社:リージェンシー・エンタープライズ,アルコー・フィルムズ
配給:ワーナー・ブラザース

依頼人 キャスト

レジー・ラブ:スーザン・サランドン
弁護士。会話を録音するなど、ちゃっかりとした性格。離婚歴があり、子供がいて夫は医者だった。

ロイ・フォルトリッグ(綽名は牧師):トミー・リー・ジョーンズ
「牧師」と渾名される検事。弁論中、好んで聖書の一節を引用するのが渾名の由来。

マーク・スウェイ:ブラッド・レンフロ
母親と弟とトレーラーハウスで暮らしている少年。母には頭が上がらない。子供でありながら喫煙するなど悪ガキであるが、ローミーの自殺を止めようとするなど善良な一面もある。両親が離婚した際、父親の雇った弁護士に母子揃ってひどい目にあわされて以来、弁護士に良い印象を抱いていない。このことから、当初はレジーにも良い印象を抱いていなかったが、次第に慕うようになり「唯一の友」と認めるまでになる。

ダイアン・スウェイ:メアリー=ルイーズ・パーカー
マークの母親。せっかちで忘れ物をすることがある。前代未聞の出来事の連続に荒れることが多いが、本来は愛情深い人物。

バリー・マルダーノ(綽名は剃刀):アンソニー・ラパーリア
マフィアの殺し屋。「剃刀」と綽名される。母は死んでいる。状況判断に優れているとはいえず、事態を混乱させ、スラーリからは呆れられている。

ハリー・ルーズベルト判事:オジー・デイヴィス
クリント・フォン・フーザー:アンソニー・エドワーズ
ジェイソン・マクスーン:J・T・ウォルシュ
リッキー・スウェイ:デヴィッド・スペック
ラリー・トルーマン:アンソニー・ヒールド
グリーンウェイ医師:ウィリアム・H・メイシー
トーマス・フィンク:ブラッドリー・ウィットフォード
ポール・グロンキー:キム・コーツ
ハーディ巡査部長:ウィル・パットン
ジョニー・スラーリ:ロン・ディーン
ジャック・ナンス:ジョン・ディール
ママ・ラブ:ミコール・メルキュリオ
ジェローム・”ローミー”・クリフォード:ウォルター・オルケウィック
ドリーン:キンバリー・スコット
カレン:エイミー・ハサウェイ
クローデット:ジョー・ハーヴェイ・アラン
スリック・モーラー:ダン・カステラネタ
ハリー・ボーノ:ウィリアム・リチャート
ナッサー警部:マーク・キャバス
ギル・ビール:ウィル・ザーン
患者:トム・ケイジー
廷吏:ジェフリー・バックナー・フォード
受付嬢:ルビー・ウィルソン
盗聴FBI局員:トミー・クレスウェル

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