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チャーリーズ・エンジェル フルスロットル|あの大ヒット作『チャーリーズ・エンジェル』がパワーアップして帰ってきた!

チャーリーズ・エンジェル フルスロットル
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チャーリーズ・エンジェル フルスロットルは、2003年公開のアメリカ合衆国の映画。テレビドラマ『地上最強の美女たち! チャーリーズ・エンジェル』の映画化作品第2弾。ジョン・ボスレー役のビル・マーレイが降板し、コメディアンのバーニー・マックがジョンの弟のジミー・ボスレー役に起用された他、敵役の元エンジェル、マディソン・リーをデミ・ムーアが演じ、存在感を見せた。また、TVシリーズのケリー・ギャレット役であるジャクリーン・スミスが同じ役柄で出演している。そのほか数多くの俳優や歌手がカメオ出演している。2019年公開の『チャーリーズ・エンジェル』は本作の続編という位置付けになっており、ディラン役のドリュー・バリモアも引き続き製作に参加している。

チャーリーズ・エンジェル フルスロットル 映画批評・評価・考察


チャーリーズ・エンジェル フルスロットル(原題:Charlie’s Angels: Full Throttle)

脚本:14点
演技・演出:12点
撮影・美術:13点
編集:7点
音響・音楽:7点
合計53点

ゆる~いコメディ・アクションとしては楽しめる作品なのですが、アクションもママゴトみたいなノリが見えてしまいトップ女優達にこれをさせるのはもったいない感じがします。このゆるい演技が魅力的に見えればいいのですが、他作で演じている彼女たちと比較すると残念に思えてしまうところがありますね。まぁ、こういうノリは元々のドラマもなので、特別な演出というわけでもないので、いつもと違った雰囲気の彼女たちを見る分にはいいのかも。


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チャーリーズ・エンジェル フルスロットル あらすじ(ネタバレ)

一対の指輪にデータが隠された政府の極秘事項、暗号化された証人保護プログラムを受けた人物たちの名簿「H.A.L.O.」が何者かに奪われた。FBI長官ロジャー・ウィルソンから「H.A.L.O.」奪還の依頼を受けた三人のエンジェルは指輪の一つを持っていた司法局保安局長ベイリーの殺害現場に残された手がかりからビーチへ向かい、そこで犯人と思わしい男を発見。その道中、ナタリーは歴代エンジェルで最も美しく最も強いと呼ばれたマディソン・リーと出会う。彼女は女性雑誌の星占いで犯人の動向を察知する等の逸話を持っており、エンジェルたちの装備発案などに関わっていた。伝説の元エンジェルとの出会いにナタリーは興奮を隠せない。

男の持ち物から次の標的とされるレオと呼ばれる人物がバイクレースに参加すると睨んだエンジェルたちはレースに参加、標的だった少年レオ、本名マックスを助けることは成功するも彼を狙った犯人も別の痩せ男に始末される。その男が持っていた標的の顔写真には、その中にはディランの写真もあった。ディランは8年前に当時恋人だったアイリッシュ・マフィアのシーマス・オグレイリーの殺人を告発したことで証人保護プログラムを受け、その後FBIの推薦を受けチャーリーにスカウトされたのだった。マックスもかつてオグレイリーに両親を殺されたことを証言をしていたことからマフィアがかつての証言者たちを狙っていたと推測。

犯人を殺した男が持っていたペンダントと同じものをマックスが施設でシスターから貰っていたことで痩せ男が施設にいたことがわかり、彼がマックスを守ろうとしていたことや施設の後援者であることが判明する。彼が施設に送った車に付着していた鳥のフンの内容物から港へ向かうエンジェルたち。酒場で作業車のカギを入手し、石像に入ることで港の厳重な警備をかいくぐり倉庫へ侵入。指輪を発見するが、そこにはオグレイリーが待ち構えていた。その場は切り抜けたものの、責任を感じたディランは行方をくらませる。

一人放浪するディランは酒場で伝説のエンジェル、ケリー・ギャレットに出会う。彼女に諭され再び事件の捜査に加わる決意を固めたディラン。彼女はそこで星占いが載った女性誌を見つける。一方、ナタリーとアレックスは司法庁長官カーターが指輪を受け取りに来る際に、負傷していたという情報に違和感を覚えた彼を追跡・盗聴し共犯者の情報を掴み、今までの暗号が星にまつわるものだということから共犯者が星占いに通じたマディソンであることを突き止める。カーターは裏切ったマディソンに始末されてしまうが、追いついたナタリーとアレックス、そしてディランも合流し、絆を取り戻したエンジェルたちはマディソンと対峙する。だが、ディランの背後からの攻撃もやすやすと見切るマディソンの強さは桁違いだった。マディソンはエンジェルたちをまるで子供扱いするかのように軽く蹴散らし、アレックス、ディラン、そしてナタリーも為す術がなく全員気を失って戦闘不能となり、完敗する。エンジェルたちのオフィスを訪れたマディソンはチャーリーと会話し、そこで彼女がかつて単独行動を重視するあまりチームを危機に陥れ、自身も重傷を負ったという過去がチャーリーから語られる。チャーリーとの会話を経て彼に宣戦布告したマディソンは取引場所であるギャラクシー劇場へ向かう。意識が戻ったエンジェルたちも行動を開始する。

劇場には新作をお披露目するジェイソン、痩せ男、「H.A.L.O.」を狙うマフィアらが集まっていた。三人のエンジェルは劇場へ先回りし、取引に参加するマフィアたちを逮捕する。再びマディソンと対峙するエンジェルたちだったが、マディソンもオグレイリーたちを待機させており、痩せ男の協力もあって乱闘の末ディランは彼の犠牲とともにオグレイリーとの決着をつける。その場を脱出するマディソンとのカーチェイスを経てナタリーとマディソンの一騎討ちになり、ナタリーは追い詰められたがディランとアレックスが合流し三人のエンジェルのチームワークの前にマディソンは倒れる。三人のエンジェルはギャラクシー劇場でのお披露目に集まっていた仲間たちに迎えられ、大団円を迎える。

チャーリーズ・エンジェル フルスロットル スタッフ

監督:マックG
脚本:マリアンヌ・ウィバーリー,コーマック・ウィバーリー,ジョン・オーガスト
原案:ジョン・オーガスト
原作:アイヴァン・ゴッフ,ベン・ロバーツ
製作:ドリュー・バリモア,ナンシー・ジュヴォネン,レナード・ゴールドバーグ
製作総指揮:パトリック・クローリー,ジェンノ・トッピング
音楽:エドワード・シェアマー
撮影:ラッセル・カーペンター
編集:ウェイン・ワーマン
製作会社:フラワー・フィルムズ
配給:S.P.E/コロンビア,S.P.E

チャーリーズ・エンジェル フルスロットル キャスト

ナタリー・クック:キャメロン・ディアス
ディラン・サンダース / ヘレン・ノケツ:ドリュー・バリモア
アレックス・マンディ:ルーシー・リュー
マディソン・リー:デミ・ムーア
ジミー・ボスレー:バーニー・マック
痩せ男:クリスピン・グローヴァー
シーマス・オグレイディ:ジャスティン・セロー
レイ・カーター:ロバート・パトリック
ランディ・エマーズ:ロドリゴ・サントロ
マックス:シャイア・ラブーフ
ジェイソン・ギボンズ:マット・ルブランク
ピート:ルーク・ウィルソン
アレックスの父親:ジョン・クリーズ
チャーリー・タウンゼント:ジョン・フォーサイス(声)
ボスレーの母親:ジャネット・デュボワ
本人役:カーロイ・ベーラ
ロジャー・ウィクソン:ロバート・フォスター
警官:アンドリュー・ウィルソン
アラン・コーフィールド:エリック・ボゴシアン
レースのスターター:P!NK
シスター:キャリー・フィッシャー
アイルランド人の門衛:トミー・フラナガン
ボスレーのいとこ:アンソニー・グリフィス
ケリー・ギャレット:ジャクリーン・スミス(クレジットなし)
ウィリアム・ローズ・ベイリー:ブルース・ウィリス(クレジットなし)
未来のエンジェル:メアリー・ケイト・オルセン(クレジットなし)
アシュレー・オルセン(クレジットなし)
機関銃を撃つモンゴル人:スヴェン=オーレ・トールセン(クレジットなし)
ジョン・ボスレー:ビル・マーレイ(写真)

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