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ザ・ガンマン|ショーン・ペンが元特殊部隊の暗殺者を演じるアクション。

映画 ザ・ガンマン
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ザ・ガンマンは、2015年公開のアメリカ合衆国・イギリス・スペイン・フランス合作映画。ショーン・ペンが元特殊部隊の暗殺者を演じるアクション。アフリカ・コンゴの大臣暗殺任務を完璧に遂行し除隊。平穏な日々を過ごしていたジムは、ある日突然何者かに命を狙われ、捨てたはずの過去と再び対峙することに……。ジャン=パトリック・マンシェットのロマン・ノワール『眠りなき狙撃手』を原作に「96時間」のピエール・モレル監督が映画化。

ザ・ガンマン映画批評・評価・考察


ザ・ガンマン(原題: The Gunman)

脚本:26点
演技・演出:16点
撮影・美術:17点
編集:7点
音響・音楽:7点
合計73点

全体的に及第点の出来の映画で、特にショーン・ペンの演技は、作品の核になっているというか救いのような感じです。主演が彼じゃなかったら全く注目されない映画になったと思います。タイトルのザ・ガンマンは原題・邦題共通ですが、日本だと西部劇やキャラクターのイメージになってしまうので、作品の内容からするともっと違うものにしたら良かったのでは?と思います。例えば、トム・ベレンジャー主演の『山猫は眠らない』の原題はSniper(スナイパー)で、この邦題タイトルのナイスアシスト(国内収益)は大きかったっと思います。演出が独特だったのもあり、スマッシュヒットを続けシリーズ化されました。この映画は、ちょっと難しいでしょうね。ただ、ショーン・ペンの渋いアクションはとても良いので、彼の今後に注目ですね。

ネタバレになりますが、主人公を暗殺しようとする元ボスの根拠というか動機が不自然すぎるし、すでに引退している上、後遺症に苦しんでいる人間をわざわざ狙って、しかも反撃される。それにですね、ものすごいサーチ力を使って逐一相手の状況が分かっているわけです。それでわざわざ暗殺にこだわるのってアホかとバカかと・・・ですよね。ジェイソン・ボーンシリーズにもいえることですが、ほっとけばいいのに・・・まぁ、それだと映画にならないんですけどね。

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ザ・ガンマン あらすじ

アフリカ・コンゴ民主共和国。鉱山利権に絡む極秘の大臣暗殺作戦に参加した元特殊部隊のジム(ショーン・ペン)は、完璧な狙撃で任務を遂行。だがその後、愛する恋人も何もかも捨ててジムは姿を消した……。それから数年後、血塗られた過去を贖うようにひっそりと暮らしていたジムだったが、ある日突如として何者かに命を狙われる。コンゴでの暗殺作戦に参加したかつての仲間たちが次々に殺されていることを知ったジムは、自分を襲った敵が何者なのかを突き止めるため、そして自ら生き残るために過去と向き合い再び銃を手に取るのだが……。

ザ・ガンマン スタッフ

監督:ピエール・モレル
脚本:ドン・マクファーソン,ピート・トラヴィス,ショーン・ペン
原作:ジャン=パトリック・マンシェット『眠りなき狙撃者』(学習研究社)
製作:アドリアン・ゲラ,ショーン・ペン,ピーター・マカリーズ,アンドリュー・ローナ,ジョエル・シルバー
製作総指揮:スティーヴ・リチャーズ,アーロン・オーク,ピーター・マカリーズ
音楽:マルコ・ベルトラミ
撮影:フラビオ・マルティネス・ラビアーノ
編集:フレデリック・トラヴァル
製作会社:アントン・キャピタル・エンターテインメント,Canal+,ノストロモ・ピクチャーズ,シルバー・ピクチャーズ,TFI1フィルムズ・プロダクション
配給:オープン・ロード・フィルムズ,クロックワークス

ザ・ガンマン キャスト

ジム・テリア:ショーン・ペン
アニー:ジャスミン・トリンカ
フェリックス:ハビエル・バルデム
スタンリー:レイ・ウィンストン
コックス:マーク・ライランス
ジャッキー・バーンズ:イドリス・エルバ
レーニンガー:ペーテル・フランツェーン
リード:ビリー・ビリンガム
ブライソン:ダニエル・アデボイエガ
ユジーン:アデ・オイェフェソ

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