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男たちの大和/YAMATO|評価・考察・あらすじ(ネタバレ)詳細情報

男たちの大和/YAMATO
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2005年公開の日本映画。 辺見じゅん著『決定版 男たちの大和』を原作に、終戦60周年を記念して制作された。第二次世界大戦中期から昭和20年(1945年)の天一号作戦に連動しての特攻作戦に参加した戦艦・大和の乗組員の生き方を描いた作品である。太平洋戦争下、愛する人や家族、そして祖国を守るために厳しい訓練に耐えて戦艦大和に乗り込み、壮絶な最後の戦闘に挑んだ若者たちの命運を描く。2005年12月17日に東映邦画系で全国劇場公開され、同年の邦画興行収入1位となった。制作費は約25億円、興行収入は50.9億円。

男たちの大和/YAMATO 映画批評・備忘録


男たちの大和/YAMATO

脚本:36点
演技・演出:18点
撮影・美術:18点
編集:8点
音響・音楽:10点
合計90点

公開当時から賛否両論があり、否定的なレビューも多い作品ですが、個人的には良い映画だと思いました。戦艦大和が特攻しなければならないほどの戦局にあって死の間際まで戦いを余儀なくされた若者たちの姿を中心に描いています。ちょっと驚いたのは海軍大尉を演じた長嶋一茂が落ち着いた佇まいと口調が役柄とすごくあっていて、いい演技するなぁ~と感心したのですが、最近俳優業やってないんですよね。中村獅童については、架空っぽいキャラクター感がすごくありますし、エピソードも無理があるように思えますが、いわゆる漢や武士のような価値観を持った戦士は当時には存在したんじゃないかとも思います。全くのデタラメのキャラクターではなく、モデルになった人がいたのでは?と思えました。反町隆史の役柄は恐らくそのままモデルになった人がいたのだと思います。年少兵から見れば兄であり父のような存在だったのかもしれません。初々しい松山ケンイチの純朴さと役柄はあってましたし、帰還時のシーンはどうしようもな哀しさが溢れてしまい泣けますよね。


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男たちの大和/YAMATO あらすじ

2005年4月、鹿児島県枕崎の漁港。老漁師の神尾のもとを内田真貴子と名乗る女性が訪ね、60年前に沈んだ戦艦大和が眠る場所まで船を出してほしいと懇願する。彼女が大和の乗組員・内田二兵曹の娘と知り驚いた神尾は、小さな漁船を目的の場所へと走らせる。神尾もまた大和の乗組員だったのだ。内田二兵曹の名前を耳にし、神尾の胸裡に60年前の光景が鮮やかに甦ってくる…。

昭和16年12月8日、日本軍の真珠湾奇襲によって始まった太平洋戦争は、はじめ日本軍が優勢であったが、徐々に日本軍は劣勢を強いられ、じりじりと追い詰められていく。

そんな昭和19年の春、神尾、伊達、西、常田、児島ら特別年少兵をはじめとする新兵たちが、戦艦大和に乗り込んできた。乗艦した彼らを待ち受けていたのは、厳しい訓練の日々であった。そんな中、彼らは烹炊所班長の森脇二主曹(反町隆史)や機銃射手の内田二兵曹(中村獅童)に、幾度か危機を救われることがあった。

同年10月、レイテ沖海戦に出撃した大和はアメリカ軍の猛攻を受けた。大和の乗組員たちも多数死傷し、内田も左目に重傷を負い、大和の任務からも外されることとなった。昭和20年3月、日本の敗色が日増しに濃くなっていく中、大和の乗組員たちに出撃前の上陸が許される。全員が、これが最後の上陸になることを覚悟していた。それぞれが肉親や恋人と思い思いの時間を過ごす。翌日、男たちはそれぞれの想いを胸に大和へ戻っていく。艦内には内田の姿もあった。彼は軍規違反を承知で病院を抜け出して、恋人の芸者・文子と別れを告げた後、ひそかに艦に乗りこんでいたのだ。

同年4月1日、ついに米軍は沖縄上陸作戦を本格的に開始。4月5日、草鹿連合艦隊参謀長は、大和の沖縄特攻の命を伊藤第二艦隊司令長官に下す。有賀艦長から艦隊命令を通達された乗組員たちは、臼淵大尉(長嶋一茂)に諭され、それぞれの立場で「死二方用意」を始めていった。4月6日、いよいよ大和以下10隻の艦隊は出航した。そして4月7日、ついに鉛色の雲の彼方から米軍艦載機の大群が大和に襲いかかっていった。大和の46cm主砲が、副砲が、高射砲がこれらを迎え撃つ。乗組員たちの最後の戦いが始まった。

男たちの大和/YAMATO スタッフ

監督・脚本:佐藤純彌
製作者:角川春樹
プロデューサー:厨子稔雄,小柳憲子,村上典吏子
製作総指揮:高岩淡,広瀬道貞
企画:坂上順,早河洋
監修:瀬島龍三,岩下邦雄
史料考証:原勝洋,戸高一成
原作:辺見じゅん『決定版 男たちの大和』(角川春樹事務所ハルキ文庫)
参考文献:吉田満『戦艦大和ノ最期』
セカンドユニット監督:原田徹
撮影監督:阪本善尚
セカンドユニット撮影監督:江原祥二
水中撮影:さのてつろう
特撮監督:佛田洋
美術:松宮敏之,近藤成之
編集:米田武朗
照明:大久保武志
セカンドユニット照明:沢田敏夫
整音:瀬川徹夫
録音:松陰信彦
セカンドユニット録音:西田正広
助監督:山下耕一郎
セカンドユニット助監督:佐和田恵
音響効果:柴崎憲治
音楽:久石譲
演奏:東京フィルハーモニー交響楽団
主題歌:長渕剛 「CLOSE YOUR EYES」「YAMATO」
サポートソング:般若「オレ達の大和」
音楽総合プロデューサー:角川春樹
VFXスーパーバイザー:進威志
CGスーパーバイザー:野口光一
テクニカルコーディネーター:根岸誠
特撮:特撮研究所
(協力:東映テレビプロダクション,ドリーム・プラネット・ジャパン
大和ミニチュア造型:マーブリングファインアーツ
グラマン造型:ヒルマモデルクラフト
造型メカニカルエフェクト:アップ・アート
VFX・CG:東映アニメーション,NTTメディアラボ,ポリゴン・ピクチュアズ,フレームワークス・エンターテインメント,マリンポスト,Motor/lieZ,スタジオDU,ファブグラフィックス,日本映像クリエイティブ,東映ラボ・テック
機銃発砲:BIGSHOT
操演・特効:スプリームエフェクト
擬斗:清家三彦,中村健人
キャスティング:福岡康裕
製作担当:清水圭太郎
製作管理統括:奈村協
宣伝統括:遠藤茂行
宣伝プロデューサー: 野村俊哉,多田容子
宣伝:柳迫成彦,西野亜紀子,高橋由香,速水雅也
製作プロダクション:東映京都撮影所
製作:『男たちの大和/YAMATO』製作委員会(東映,角川春樹事務所,テレビ朝日,東映ビデオ,朝日放送,名古屋テレビ,広島ホームテレビ,九州朝日放送,北海道テレビ,長崎文化放送,鹿児島放送,朝日新聞社,中国新聞社,北日本新聞社,東映アニメーション,エフエム東京,東映エージエンシー,東京都ASA連合会,ゲオ,幻戯書房,サンブック社)

男たちの大和/YAMATO キャスト

大戦中
反町隆史(森脇庄八海軍二等主計兵曹)
中村獅童(内田守海軍二等兵曹):晩年の遺言ナレーション)
松山ケンイチ(海軍特別年少兵・神尾克己)
渡辺大(海軍特別年少兵・伊達俊夫)
内野謙太(海軍特別年少兵・西哲也)
崎本大海(海軍特別年少兵・常田澄夫)
橋爪遼(海軍特別年少兵・児島義晴)
山田純大(唐木正雄海軍二等兵曹)
高知東生(川添海軍二等兵曹)
平山広行(玉木水兵長)
森宮隆(第二十一分隊医務科・大森班長)
金児憲史(町村海軍一等兵曹)
長嶋一茂(臼淵磐海軍大尉)
蒼井優(神尾の同級生・野崎妙子)
みれいゆ(唐木の妻・伸江)
高畑淳子(常田の実母・玉木ツネ)
余貴美子(西の母親・サヨ)
勝野洋(大和第5代艦長・第二艦隊参謀長・森下信衛海軍少将)
野崎海太郎(戦艦大和副長・能村次郎海軍大佐)
高岡建治(大和航海長・茂木史朗海軍中佐)
春田純一(第二十一駆逐隊司令・小滝久雄海軍大佐)
本田博太郎(第二水雷戦隊司令官・古村啓蔵海軍少将)
寺島しのぶ(呉の芸者・文子)
白石加代子(神尾の母親・スエ)
奥田瑛二(大和第6代艦長・有賀幸作海軍大佐)
林隆三(連合艦隊参謀長・草鹿龍之介海軍中将)
渡哲也(第二艦隊司令長官・伊藤整一海軍中将)※最後の映画の出演

現代
鈴木京香(内田の養女・真貴子)
池松壮亮(明日香丸船員・前園敦)
井川比佐志(枕崎市漁業協同組合組合長)
仲代達矢(明日香丸船長・神尾克己)

ナレーター
渡辺宜嗣(テレビ朝日アナウンサー)

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